隠岐島~島前・島後の4島を巡る[3] ― 2025/07/01
◎走行日:2025年5月25日(日)夜発~30日(金)車中泊1、現地4泊5日
◎使用自転車:グランボア650×42B 55号ランドナー
◎峠:ー
◎宿泊:みつけ島荘(2泊)、民宿 味富、竹の坊
・隠岐島~島前・島後の4島を巡る[1]
・隠岐島~島前・島後の4島を巡る[2]
Day4:5/29晴れ:民宿 味富7:45~8:05福浦トンネル~9:05福浦(集落)~9:45水若酢神社・隠岐郷土館・五箇創生館10:50~12:00白島埼灯台13:10~水木しげる像13:30~14:00世間桜~15:00卯敷(うずき)~16:50西郷・「竹の坊」(泊) 走行:65km
◎使用自転車:グランボア650×42B 55号ランドナー
◎峠:ー
◎宿泊:みつけ島荘(2泊)、民宿 味富、竹の坊
・隠岐島~島前・島後の4島を巡る[1]
・隠岐島~島前・島後の4島を巡る[2]
Day4:5/29晴れ:民宿 味富7:45~8:05福浦トンネル~9:05福浦(集落)~9:45水若酢神社・隠岐郷土館・五箇創生館10:50~12:00白島埼灯台13:10~水木しげる像13:30~14:00世間桜~15:00卯敷(うずき)~16:50西郷・「竹の坊」(泊) 走行:65km
宿を出発して、旧五箇村のよく手入れされた田んぼの中の道を走り、「福浦トンネル」へ。
旧五箇村
福浦の入り江。いかにも外海の荒波を防げそう
単に海沿いの旧道を走ろうと思っただけだったが、思わぬ収穫があった。福浦トンネル、すごい。
福浦トンネル説明板
福浦トンネル(旧)
福浦トンネル・手掘り時代のものか
徒歩時代はこの海沿いの岩盤の上を歩いていたのだろうか
福浦トンネル。それぞれの時代がわかる。
自動車通行時代。1988年に新福浦トンネルが竣工しているので、それまで使われていたのだろう。
新福浦トンネル。1988年6月竣工とある。
福浦滝
福浦でUターンし、水若酢神社へ。隠岐一の宮。
水若酢神社
水若酢神社
水若酢神社
水若酢神社
隣接する「隠岐郷土館」をじっくり見学。
隠岐郷土館
展示物の中で、一番印象に残ったのは「冬ツヅリ」という、冬用の仕事着。
商品経済が浸透する前、自給自足的生活で「衣」をまかなうことは、たいへんなことだったのではないかと思う。
商品経済が浸透する前、自給自足的生活で「衣」をまかなうことは、たいへんなことだったのではないかと思う。
世界中の賃金の安い地域で作ったファストファッションを使い捨てている今の暮らし、、。
冬ツヅリ
その隣にある「五箇創生館」も見学。
五箇創生館
見学に時間を費やした後、今回の旅の目的のひとつである、海上保安庁の「灯台カード」を得るため、白島灯台へ。
白島灯台。「白島」の読み方は、地元のパンフでは「しらしま」、海上保安庁の灯台は「しろしま」になっている。
白島海岸。海霧で、どこからが空なのか判らない
白島神社鳥居。島根県神社庁の読みでは「しらしま」。
白島崎から坂を下り、「中村」にある水木しげるの「アマビエ像」へ。
アマビエ像
水木しげるのルーツはこの地とのことで、水木しげるのブロンズ像があった。
水木しげるブロンズ像
隣に「唐傘の松」という立派な松があった。推定500年以上。
唐傘の松
海沿いの旧道を走ろうと思って、「飯美(いいび)」の集落に入ったが、旧道は落ち葉が堆積して軽トラの轍もなかったため、引き返して新道を走った。
飯美大橋
飯美港
隠岐島後の東海岸を走る。卯敷(うずき)、この集落も海と田んぼが美しい。
卯敷
卯敷
久保呂海岸
「佐々木家住宅」に寄りたかったが時間がないのであきらめ、西郷へひたすら走る。
小さなトンネルを抜けると、西郷の中心部。
小さなトンネル
西郷の建物
西郷
新聞販売店
宿泊した「竹の坊」
Day5:5/30晴れ:「竹の坊」7:40~西郷港8:30=(フェリーしらしま)=菱浦=別府=来居=13:20境港港~14:30美保関灯台15:35~16:23七類港(デポ)=(米子道・中国道)=京都自宅 自転車走行:30km
おき西郷港へ。宿から至近距離。
おき西郷港
フェリー乗り場で出会ったハンターカブCT125で日本一周している人。
3月に浜松を出発して9月には帰宅予定とのこと。
去年、北海道ツーリングをした時にも、CTシリーズで旅している人にたくさん出会った。
3月に浜松を出発して9月には帰宅予定とのこと。
去年、北海道ツーリングをした時にも、CTシリーズで旅している人にたくさん出会った。
Honda CT125 ハンターカブ
フェリー船内にて。ザックは「ヤマネオリジナル」1987年購入。
西郷から境港への切符
西郷港を出発。島前の各港へ寄って、境港へ。
今回のツーリングで全てお世話になった港。たった数日前のことだが懐かしく感じる。
今回のツーリングで全てお世話になった港。たった数日前のことだが懐かしく感じる。
西郷港
菱浦港(中ノ島)
別府港(西ノ島)
来居港(知夫里島)
境港に到着。クルマをデポした七類港へはシャトルバスがある。雨だと乗車しようと思っていたが、天気が持ったので、自走で、ついでに美保関に寄ることにした。
境港の岸壁。正面の橋は、境水道大橋。
境水道大橋は、以前は有料道路だった。歩行者や自転車が通行することが想定されてない道幅だが、交通量が少ないので助かった。
境水道大橋
クルマが来ないので、狭い歩道部分に乗り、境港市街の写真を撮った。
境港市街
美保関灯台で灯台カード。想像していた以上に、美しい灯台と周囲の景観。
隠岐島の島影も見えた。反対側には大山も。
隠岐島の島影も見えた。反対側には大山も。
美保関灯台
灯台の建物内にビュッフェがあり、特製カレーライスを食べた。海、隠岐島を眺めながらの美味しいカレー。
美保関灯台ビュッフェ
美保関灯台から見える隠岐島
灯台からの坂を降りて、境水道沿いに走っていたところ、隠岐島行きの高速船が爆走していた。高速船には輪行状態でも自転車は積めない。背景には大山。
隠岐島行きの高速船
無事、七類港駐車場に到着。
七類港駐車場(無料)
帰宅後、「ニューサイクリング(NC誌)」1983年10月号11月の薛雅春さんの隠岐島紀行を読む。
NC誌の紀行文に載っている地は、私にとっては歌枕の地のようなものかもしれない。しみじみと、当時を偲ぶ。NC誌を知ってバックナンバーを買い集めたのは結婚後、京都に住んで I’s Bicycle に通うようになってからだが。
NC誌の紀行文に載っている地は、私にとっては歌枕の地のようなものかもしれない。しみじみと、当時を偲ぶ。NC誌を知ってバックナンバーを買い集めたのは結婚後、京都に住んで I’s Bicycle に通うようになってからだが。
有吉佐和子『日本の島々、昔と今』岩波文庫 はエッセーではなくルポルタージュで、隠岐島をめぐる当時の情勢がよく伝わる。竹島のことも。有吉佐和子が大酒呑みだと知ることもできた。
「ニューサイクリング」1983 年10月11月号
(おしまい)
隠岐島~島前・島後の4島を巡る[2] ― 2025/06/30
◎走行日:2025年5月25日(日)夜発~30日(金)車中泊1、現地4泊5日
◎使用自転車:グランボア650×42B 55号ランドナー
◎峠:ー
◎宿泊:みつけ島荘(2泊)、民宿 味富、竹の坊
◎使用自転車:グランボア650×42B 55号ランドナー
◎峠:ー
◎宿泊:みつけ島荘(2泊)、民宿 味富、竹の坊
Day3:5/28晴れ:みつけ島荘・別府港7:50=(内航フェリーどうぜん)=8:02菱浦港(中ノ島)~8:40隠岐神社・後鳥羽天皇御火葬塚・後鳥羽資料館・村上家資料館10:00~10:15宇受賀命神社(うづかみことじんじゃ)~10:35明屋海岸展望所~11:13金光寺(きんこうじ)~12:12菱浦港12:50=(フェリーくにが)=14:00西郷港~14:35西郷岬灯台~15:07玉若酢命神社(たまわかすみことじんじゃ)~16:00水若酢神社~16:30民宿 味富・隠岐温泉(泊)
走行:55km
走行:55km
移動ログ
西ノ島・別府港から内航フェリーで、対岸の中ノ島・菱浦港へ。通学の高校生も利用。中ノ島には「隠岐島前高校」があり、日本中から生徒が集まっており、進学実績(それだけを重視している学校ではないだろうが)もなかなかのもの。
別府港を出航したところ。右手に黒木御所、左手に幕府警固の見附島。
中ノ島に到着。銀行もある。
山陰合同銀行海士支店のあるメインストリート
まずは、隠岐神社へ。1934(昭和14)年創建の新しい神社。京都でいえば平安神宮のようなものかも。
海士町には隠岐・中ノ島に配流され、この地で亡くなった後鳥羽上皇ゆかりの史跡が集まっている。
隠岐神社
隠岐神社
後鳥羽天皇御火葬塚
向かいにある後鳥羽院資料館も見学
後鳥羽院資料館
後鳥羽天皇に仕えたといういわれのある隠岐の旧家・村上家の資料館。京の公家・水無瀬家とも交流があった。
村上家資料館
村上家資料館 入り口
後鳥羽資料館で紹介されていた「宇受賀命神社(うづかみことじんじゃ)」を目指す。
西ノ島ではあまり見なかった、田んぼが広がっていた。
西ノ島ではあまり見なかった、田んぼが広がっていた。
県道317号海士島線
田んぼの中に浮かんでいるように見える宇受賀命神社。平安時代の神社一覧に名を連ねる古い神社。
宇受賀命神社
宇受賀命神社の本殿
海沿いに走り、島の北側、明屋(あけや)海岸へ
牛がまどろんでいた
明屋海岸
明屋海岸
そこそこのヒルクライムで金光寺へ。小野篁が参ったとのこと。
金光寺
坂を下って、海士町中心部へ。農協の建物が渋い。
海士町の農協
菱浦港に戻り、フェリーで島後・西郷へ向かう
島後へのフェリー切符
フェリー乗り場の建物はウッディーな空間
菱浦港乗り場。隠岐関連の本を読める
畳でくつろぐこともできる
隠岐汽船フェリー くにが
自動車を積み込んだところ
菱浦港を出航
西郷岬灯台の横を通過し、西郷港はすぐ近く。西郷岬灯台は海上保安庁の「灯台カード」該当で、下船後、自転車で向かう。
西郷岬灯台
西郷港で下船。
西郷は、自動車が普通に多く走っていて、信号も多い。これまで「島旅」感にあふれていたが、なんだか「島旅」感が薄れて本州の普通の町を走っている感覚。
西郷港で下船して、最初に目にした景観
西郷大橋を渡って、西郷岬へ。隠岐空港への経路になることもあってか、交通量が多い。
西郷大橋南詰めから西郷の町を眺める。
西郷
意外に上り坂が続き、西郷岬灯台へ到着。灯台カードを得る。
西郷岬灯台
西郷市街方向へ戻り、玉若酢命(たまわかすみこと)神社へ。
億岐(おき)家住宅
玉若酢命神社の境内に入ったところ、巨大な杉に驚いた。比類なき迫力。
「八百杉(やおすぎ)」と命名される国指定天然記念物で樹齢1500年以上。
八百杉
八百杉
玉若酢命神社本殿
島後の北方、旧五箇村にある宿へ向かう
島後の民家
美しい田んぼが広がってた
隠岐の田園風景
トンネルを抜け、水若酢神社の側を走って、旧五箇村役場へ。
五箇村道路元標
「民宿 味富」に到着。五箇温泉が至近距離。
隠岐島~島前・島後の4島を巡る[1] ― 2025/06/28
知夫里島アカハゲ山より
4月に帰省したとき、95歳の父が「引き出しを整理していたらこんなものが出てきた。隠岐島の玉若酢(たまわかす)神社の鈴」といって、わりと大きな鈴を差し出した。以前(といっても推定70年以上前)、青年団で隠岐島に行き、土産で買ったそう。
手にとったところ、なんだか鈴が隠岐島に呼んでいるような気がして、行きたくなった。
隠岐島には、30年程前、仕事で行ったことがあるが、ほとんど何も覚えていない。
島根半島の七類港からフェリーで島前(どうぜん)の「知夫里島(ちぶりじま)」来居港(くりいこう)で降り、赤ハゲ山展望台などを巡ってその日のうちに内航船で「西ノ島」別府(べっぷ)の宿へ。2泊して後醍醐天皇の黒木御所址や摩天崖(まてんがい)、国賀海岸遊覧船を満喫。3日目に「中ノ島」菱浦港へ渡り後鳥羽上皇関連、その日のうちにフェリーで島後(どうご)の西郷港へ。旧五箇村の宿と西郷の宿に泊まり、境港行きのフェリーで隠岐を後にした。4泊5日で一応、隠岐の全ての島を廻った。
隠岐島というのは地図上では日本海に浮かぶ「孤島」だが、全然僻地感はなかった。古くは中国大陸や朝鮮半島からの文化の通り道であったし、貴人の行き来もあった。近世でも北前船の寄港地であったりしたことから、元々外界に開かれた地なのだろう。神社がすごく立派だし、建築物もしっかりしている。僻地にありがちな粗放感や荒涼感がない。
島全体が整っているという印象。
島全体が整っているという印象。
「日本書紀」の神話によると、神代の昔、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)の夫婦神は、高天原(たかまのはら)に住む神々から国生みを命ぜられ、淡路島、四国、隠岐島、九州、壱岐島、対島、佐渡島、最後に本州を誕生させた、とあるので、隠岐島は3男とでもいうか、本州の兄なのである。
◎走行日:2025年5月25日(日)夜発~30日(金)車中泊1、現地4泊5日
◎使用自転車:グランボア650×42B 55号ランドナー
◎峠:ー
◎宿泊:みつけ島荘(2泊)、民宿 味富、竹の坊
◎行程:5/25:京都自宅20:40=(中国道・米子道)=23:59蒜山高原SA(車中泊)
Day1:5/26晴れ:蒜山高原SA6:50=(米子道)=8:00七類港(車デポ)9:30=(フェリーくにが)=11:30来居港(知夫里島)昼食[ニューポート:隠岐牛特製カツ丼]12:18~御越鼻灯台13:00~13:43アカハゲ山展望台14:15~14:37ウクイガ崎展望所付近~14:52古海~15:20来居港15:57=(内航フェリーどうぜん)=16:35別府港~16:50みつけ島荘(泊)
走行:21km
◎使用自転車:グランボア650×42B 55号ランドナー
◎峠:ー
◎宿泊:みつけ島荘(2泊)、民宿 味富、竹の坊
◎行程:5/25:京都自宅20:40=(中国道・米子道)=23:59蒜山高原SA(車中泊)
Day1:5/26晴れ:蒜山高原SA6:50=(米子道)=8:00七類港(車デポ)9:30=(フェリーくにが)=11:30来居港(知夫里島)昼食[ニューポート:隠岐牛特製カツ丼]12:18~御越鼻灯台13:00~13:43アカハゲ山展望台14:15~14:37ウクイガ崎展望所付近~14:52古海~15:20来居港15:57=(内航フェリーどうぜん)=16:35別府港~16:50みつけ島荘(泊)
走行:21km
5/26 走行ログ
島根半島の七類港からフェリーで、隠岐(島前)知夫里島の来居(くりい)港へ。
来居港ターミナル
フェリーくにが
来居港の真正面にある「ニューポート」というお店で、隠岐牛特製牛丼(1,000円)を食べて出発。
特製牛丼
隠岐島(知夫村)で感心したのは、地区のバス停が移動図書館の基地になっていること。
こどもから大人まで、図書館を身近に感じられることだろう。
知夫村のバス停図書館
道端で石像としばしば出会った。
河井湧水の石仏
郡地区から海沿いを走る。前方に「浅島」が特徴的な姿を見せる。
前方に浅島
浅島
ちょっと坂をのぼって御越鼻メグリ照射灯。
御越鼻(みこしはな)メグリ照射灯
アカハゲ山へのヒルクライム。振り返ると、先刻通過した知夫漁港(仁夫里)。
知夫漁港(仁夫里)
後醍醐天皇行在所の碑。正面にはアカハゲ山展望台。
行在所は森の中かと思っていたら、放牧地として開けていた。
後醍醐天皇行在所
坂を28×28の最大ローギアで上っていると、電動アシスト自転車のおばちゃんにあっさりと抜かれた。海抜0mからのヒルクライム。
アカハゲ山の三角点(324m)
アカハゲ山に到着、あまりの絶景に驚いた。
誠に感動的な景観だが、「アカハゲ山」という名称が、、。頭髪を気にする人を誘うのには、ちょっとセンシティブかもしれない。
もう少しロマンティックな想像力をかきたてる名称だったら、観光地としてもっと違う展開になっていたのかもしれない。
まあ、「恋人の聖地○○」とかのいかにも観光向けの愛称よりは断然マシだが。
まあ、「恋人の聖地○○」とかのいかにも観光向けの愛称よりは断然マシだが。
アカハゲ山より島前カルデラを望む
電動アシスト自転車(レンタル)のおばちゃんに写真を撮ってもらった。東京からの一人旅。身体の動くうちに、とのことで隠岐島ではカヤック体験とか諸々アクティブに過ごされるそう。この方とは、この後、何度も隠岐島内で出会うことになる。移動手段とルートが限られているし。
アカハゲ山にて
上ってきた道
アカハゲ山から北向きにルートをとる。
隠岐の海が正面に広がる。
海に向かってダウンヒル
しばらく快調に走っていると、牛が実効支配しているエリアに突入した。
「うしさんうしさん、あやしいものではありません。とおしてください」と言って通してもらった。
牛が小径を実効支配
サイクルツーリングとして垂涎の道が続き、「古海(うるみ)」という集落に出た。
赤瓦のしっかりした家屋。”蘇民将来”の神事が伝承されている。北前船の風待ち港として栄えた時代もあったとのこと。
赤瓦のしっかりした家屋。”蘇民将来”の神事が伝承されている。北前船の風待ち港として栄えた時代もあったとのこと。
知夫村古海
古海のバス停移動図書館
古海付近
来居港に戻り、内航フェリーで西ノ島の別府へ。
内航フェリー乗り場
フェリーどうぜん
来居港の正面には、かつては醸造元であった土産物屋さんがあった。
安藤本店
別府にある「みつけ島荘」に宿泊。
女将は”日本縦断こころ旅”の田中美佐子の小中学校同級生だとご本人から聞いた。
宿の廊下に、”女優と女将”のテニス姿の写真が貼ってあった。
連泊した「みつけ島荘」
Day2:5/27晴れ:みつけ島荘7:55~黒木御所址~9:00宇賀~黒木御所址碧風館~9:55別府・西ノ島ふるさと館(見学)10:10~11:10焼火神社遊歩道入り口[徒歩11:25焼火神社]11:57~12:41船引運河~13:40摩天崖~14:08国賀海岸展望台~14:30浦郷港・国賀海岸定期観光船乗り場15:00=(定期観光船)=16:30後郷港~16:58みつけ島荘(泊)走行:51km
5/27ログ
宿を出て黒木御所址へ。資料館の開館が9時なので、それまでの間、島の東端の宇賀(うか)まで走ることにした。
途中にある「倉の谷」港
倉の谷から宇賀へのバイパス道路の切通ピークに神社入り口があった。
辿ってみると、比奈麻治比売命神社(ひなまじひめみことじんじゃ)。
古くは8世紀、遣渤海使船の帰路、夜闇の海原で迷った際、この神社の霊験で無事浜に着いたといういわれのある、式内社。
それにしても、古い神社がさりげなく存在している、隠岐島。
比奈麻治比売命神社(ひなまじひめみことじんじゃ)
島の東端、「宇賀」
宇賀
宇賀
宇賀付近
黒木御所址へ戻る。1332年から1年余り、後醍醐天皇の行在所であった。
隠岐島民と伯耆国の名和長年らの助けで隠岐から脱出して建武の新政を開始。
そういえば、以前、会社に名和長年の子孫を名乗る後輩がいたことを思い出した。
そういえば、以前、会社に名和長年の子孫を名乗る後輩がいたことを思い出した。
黒木御所址入り口
黒木御所址へ
黒木神社
黒木御所址 行啓記念柱もあった
碧風館:後醍醐天皇関連の資料館
碧風館の展示:「後醍醐天皇の道」
後醍醐天皇の配流と脱出ルートには、身近な地名が複数登場。隠岐島から伯耆国御来屋の上陸地点にある御腰掛岩には、以前のサイクルツーリングで立ち寄った。
近くにある、後醍醐天皇に付き従った三位局館跡
別府では「西ノ島ふるさと館」[山本幡男資料室]も見学して、次の目的地、焼火(たくひ)神社へ。
途中、大山地区で、辺見じゅん『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』文芸春秋1989ーーシベリア抑留のノンフィクション、後にテレビドラマ(1993)、映画化(2022年)ーーの山本幡男生家跡碑に出会った。
山本幡男生家跡
焼火神社の入り口に自転車を止め。徒歩15分ほどで社殿。
焼火(たくひ)神社
焼火神社より 向かいには知夫里島
焼火神社からのダウンヒル。山々の緑の勢いがすさまじい。
隠岐の山の緑
美田(みた)港沿いに走り、西ノ島の真ん中を貫通する「船引運河」を目指す。
美田港 後方に西ノ島大橋
隠岐の民家
船引運河。大正4年(1915年)開通。延長340m、幅5.5m。
昭和39年(1964年)拡幅。延長340m、幅12m。
昭和39年(1964年)拡幅。延長340m、幅12m。
船引運河
小さな坂を上がったところに、由良比女(ゆらひめ)神社。すぐ横に「イカ寄せの浜」があり、かつてはイカが驚くほど寄ってきたという。
由良比女神社
本殿にイカの彫刻があった
イカ寄せ浜
由良比女神社前から新国賀トンネルを抜け、摩天崖(まてんがい)への登りにかかる。
比高にして180mほどのヒルクライムで、馬が放牧されている眺望の良いエリアに達する。
摩天崖への途中。知夫里島、アカハゲ山を望む。
傾斜が緩んだところ
摩天崖、道路の終点
摩天崖に到着。フランス人の観光客が多数佇んでいた。
遊歩道で下まで歩けるようになっている。団体さんの場合は、バスが下に回送されて待っているみたい。
摩天崖
私は自転車なので、同じ道を戻り、摩天崖から遊歩道で繋がっている「国賀」バス停へ。
バスの本数が4本もあるので、公共交通での観光が十分可能。バスを待つ時間は、海を眺めて贅沢なものとなるだろう。
国賀バス停
国賀バス停を出て、国賀海岸の定期観光船乗り場へ。15時~16:30の便に予約していた。
摩天崖を上から眺めた後、今度は海上から。
隠岐国賀海岸定期観光船乗り場
定期観光船が本気を出すと、とてもスピードが速いのにびっくりした。
定期観光船より:摩天崖
通天橋
洞窟にも入る
明暗(あけくれ)の岩屋
明暗(あけくれ)の岩屋
岩ガキは天然物しかないと思っていた。
それにしては最近はいろんなところで流通しているので不思議に思っていたところ、なんと1992年に隠岐・西ノ島で養殖に成功し、そのノウハウを惜しみなく他産地にも開示したからだと知った。
隠岐 西ノ島の岩ガキ養殖
往路は焼火神社を経由するため山間の道を走ったが、復路は最短ルートを使ったので30分程で宿に着いた。
正面に「見付島」
後醍醐天皇の黒木御所を鎌倉幕府が見張った島。
後醍醐天皇の黒木御所を鎌倉幕府が見張った島。
かわせみ4 単語登録をmac日本語入力へ ― 2025/06/26
会社の定年は数年前に65歳になったが、61歳と10ヶ月で賃労働を終了させた。
無職Lifeとなった記念に、何か新しいことを始めようかと思い、macを使うことにした。
windows機器も引き続き買い替えたり使えるようにはしているが、windowsだと何か仕事と変わり映えしない感じがして、macに。
windows機器も引き続き買い替えたり使えるようにはしているが、windowsだと何か仕事と変わり映えしない感じがして、macに。
macを使い始めた頃は、windowsでは当たり前に出来ていたことがうまくいかなかったりして(多くは自分自身の問題だった)、気分を害したりすることもあったが、調べるとちゃんと出来るようになったりして、新しい言語を学習するよりは遙かに難易度は低いのだが、新しいスキルが身に付く楽しみを得た。
日本語入力については、会社ではATOKが配備されていたし、自宅のpcにもサブスクになる前のATOKがあったので、windowsではATOKを使用してきた。
私のweb環境は mac book air、mac book pro、Mac mini、iPhone、iPad(複数)、windowsPC、windowsノート、androidスマホ(アウトドアGPS用途)。
windows関係は捨象するとしてもApple製品が複数あるので、日本語入力の際には単語登録等シンクロさせたい。
というわけでApple純正の日本語入力を使用していたが、絵文字が選択肢に出てくるのが煩わしい。webで出てこなくなる方法とか調べて設定してみたが、やはりしつこく絵文字が出てくる。
Google日本語入力にしようとしたが、単語登録に関して各端末を同期させることができないと判った。
Macとwindowsの両方で同期できるようになれば最強だが。
で、いろいろ自分なりに調べたところ「かわせみ4」という買い切りソフトがあり、それにしてみた。3台ライセンスにしたので、ちょうどぴったり。
製品コンセプトに親しみが持て、操作感も軽いので気に入ったが、いかんせん、日本語変換がイマイチ。私は地名を入力することが多いのだが、どうも地名に弱い。
「小鹿田(おんた)」とか特殊な読み方の地名が一発変換されることまでは期待しないが、それにしても、ということが多い。出版社名とかも弱い。例えば「農文協(のうぶんきょう)」位は変換してほしい。
やはりATOKだと同期もできるし、広辞苑も使える。とはいえ、やはりサブスクの価格は、たまに文章を打つ程度の人間にはもったいない。
結局、「かわせみ4」に地道に単語登録して使い続けることにした。峠名は一括登録した。
そうしていくうちに「かわせみ4」が使いやすくなってきたのだが、iCloud で単語登録が同期されるのは、Macのみ。iPhone用の「かわせみ4」は無いので、iPhoneには同期できない。
となると、やはりApple純正の日本語変換の強みが発揮されるので、何度かApple純正に戻してみたが、やはり絵文字が鬱陶しい。
そこで、「かわせみ4」の単語登録をApple日本語入力にインポートすることにした。
「かわせみ4」の「辞書管理ツール」から「かわせみリッチテキスト形式」で書き出したファイルをApple日本語入力の「追加辞書」にドロップすれば良いのだが、
「この辞書をインストールできませんでした。一致しない引用符のある行:2」と表示されて行き詰まってしまった。
いろいろ調べたところ、「 ’ 」というのが悪さをしていることがわかった。
私の行きつけの自転車屋さんに「I’s Bicycle」というのがあり(ランドナー専門の素晴らしい店)その文字にある「’」に該当する登録単語を削除したところ、めでたく一括インポートできた。
iPhoneで長文は打たないが、ときどき「かわせみ4」の登録単語をアップル日本語入力にインポートして、ストレスを軽減させたい。
乗鞍バックカントリースキー ― 2025/05/08
今シーズン、30年ぶりにスキーを再開しました。阪神大震災の前日に志賀高原でスキーをして以来。
30年ぶりでも数本滑れば、感覚は戻りました。山スキーを新調したのですが、最近のスキーは以前よりも断然曲がりやすくなっていて、扱いが楽です。もちろん、用具が進化しているということは滑り方も新しくなっているわけで、昔の滑り方でなく、今のをマスターする必要があります。もともと大した技量だったわけではなく、基本的な技術も含めて、課題は多いです。
今シーズンは積雪にも恵まれ、都合10回ほどゲレンデで滑った後、今回、初の本格的山スキーで乗鞍へ。山スキーの先達のお誘いです。
乗鞍には、かつて自転車のヒルクライムレースで毎年出走しており、定宿であった「金山ヒュッテ(旅館)」に前泊。懐かしいのと、白濁した硫黄泉が滔々と流れる湯船で幸せを感じました。同宿した京都の家族はスキーや登山じゃないけれど、毎年この宿に連泊して高原ライフを満喫しているとのこと。
金山ヒュッテ
建物の後ろに見えるのが乗鞍岳で、まさに頂上が見えており、そこから滑り降りたことになります。
山スキーというのは、もっとマイナーな存在で人知れず滑るのかと思っていましたら、現地の案内所には登山届付属のルート図までありました。
山スキーマップ
当日は「乗鞍岳春山バス」の運行初日。2025年は4月27日から6月30日まで運行。
除雪状況によりどこまで上がるかは決定され、この日は「位ヶ原山荘」(標高2350m)まで。今年から予約制になりました。
除雪状況によりどこまで上がるかは決定され、この日は「位ヶ原山荘」(標高2350m)まで。今年から予約制になりました。
位ヶ原山荘
なんと大型バス6台を連ね、位ヶ原山荘へ。バスが山荘に到着しても、6台が全部到着するまで車内で待たされます。
登山者とスキーヤーとスノーボーダーとで、こんなに多くの人がいれば渋滞するのではないかと心配しましたが、乗鞍は広いのと、トイレに行く人や到着してから登山届けを書く人などで出発時間が分散されるので、問題ありませんでした。
位ヶ原山荘を出発してしばらくの様子
地形的にも穏やかで、人も適度に多く、天気も良く、安心してスタートしました。
シールを付けての長時間スキー歩行は初めてでしたが、こんなに歩きやすいものなのかと感動しました。もともと、スキーは登行用に使われたものだということに納得。
雪が締まっていて歩きやすいので、スキーヤーとアイゼン登山者とスノーシューのボーダーとで歩行スピードに明らかな差はないと感じました。用具の違いよりも個人的体力差が大きいようです。
頂上が見えた
振り返ると穂高連峰も
コロナ観測施設
頂上への稜線に近づくと、風が強まり雪面もクラストしてきました。最初からクトー(スキーアイゼン)を装着していて正解です。ツボ脚で雪面がデコボコになっているとクトーが効き難く、歩行場所に気を使いました。
北アルプスを望む
頂上手前の肩のところでスキーを外し、最後はスキー靴で登りました。登山靴よりは歩きにくいですが、キックステップを意識して問題なく登行しました。
頂上手前の肩
強風箇所もあり、若干心配しましたが、無事、山頂に到着。
乗鞍剣ケ峰頂上、御岳山が正面に
三角点(3025.7m)
山頂からの北アルプス
山頂で小休止して、下山にかかります。太陽光線で雪が緩んで下りは歩きやすくなっていました。
シールとクトーを外してスキーを再装着。いよいよ滑走です。出たしは緊張しましたが、なんとかコケることなく滑り降りることができました。
最初の斜面の後半
稜線からの斜面を終えると、なだらかな斜面が続きます。
乗鞍大雪渓を滑る
今年は雪が多いのでツアーコースで三本滝まで滑って降りられました。
リフトを使わず、自分の力で登って降りるのはすごく充実していて気分が良いものだと思いました。
感動は労力に比例する。
自転車ツーリングの峠越えに共通する感覚です。
感動は労力に比例する。
自転車ツーリングの峠越えに共通する感覚です。
下に見えるのが三本滝のレストハウスと駐車場
三本滝、駐車場前
三本滝駐車場までは一般車可で、先達のクルマに同乗させてもらいました。
観光センター駐車場までの途中、乗用車同士が衝突していました。物損事故で済んでいましたが自走不可の様子。右カーブでショートカットして対向車とぶつかったのでしょう。どんな道でもキープレフトが大切ですね。そもそもキープレフトできないようなスピードでカーブに突っ込んではいけません。 (おしまい)
◎日程:2025年4月27日(日)
◎宿泊:金山ヒュッテ(乗鞍高原)
◎行程:乗鞍高原観光センター8:30=(予約バス)=9:05位ヶ原山荘(車内待機含む)9:50~13:03剣ケ峰山頂13:25~15:00三本滝駐車場=乗鞍高原観光センター=21:10京都自宅
*歩行ログ、登りが赤、下降が青
INDEX ― 2025/05/05
A:自転車
【A-1】自転車ツーリング
【A-1】自転車ツーリング
・弘南鉄道大鰐温泉駅から弘前ポタリング(2023/6) :Panasonic チタンレーサー
・志摩半島 安乗埼と大王埼灯台へ(2018/2):TOEI650Aランドナー
・大隅半島サイクリング:隔絶集落(佐多)辺塚から大浦、(岸良)辺塚へ(2017/11):TOEI700Cランドナー
・日本縦断と日本一周の人-佐多岬(付近)で出会う(2017/11)
・大隅半島サイクリング:隔絶集落(佐多)辺塚から大浦、(岸良)辺塚へ(2017/11):TOEI700Cランドナー
・日本縦断と日本一周の人-佐多岬(付近)で出会う(2017/11)
・松本から保福寺峠(2017/7):ビアンキ シクロクロス
・自転車で帰省:京都-鳥取(2017/6):TREKエモンダ
・角島大橋・油谷、長門の半島を巡る(2017/5):グランボア700Cデモンタ
・三原から浜田、旧庁舎巡りをしながら中国山地を縦断(2012/7):グランボア650Bデモンタ
・丹波丹後の峠巡り~上夜久野から加悦、宮津、福知山(2015/4):グランボア700Cデモンタ
・「秘境」祖谷から剣山、穴吹川ツーリング(2016/10):グランボア650Bデモンタ
・三江線全駅コンプリート(2016/9):TOEI700Cランドナー
・今庄から高倉峠、冠山峠、越前大野、温見峠、樽見鉄道(2016/8):TOEI650Aランドナー
・福山から倉吉へ。宮本常一「山の道」の町を訪ねて(2016/7):グランボア650Bデモンタ
・2016GW津軽・龍飛崎へ(2016/5):グランボア700Cデモンタ
・北上山地、自転車ツーリング(2015/11):TOEI700Cランドナー
・とびしま海道・小大下島・しまなみ海道(2015/10):グランボア700Cデモンタ
・関東平野ポタリング<宇都宮市郊外)(2015/9):BSモールトン
・鳥取市河原町から三徳山経由鹿野町(2015/8):TREKマドン5.2
・日原駅<島根県>から相撲ヶ原、錦町<岩国市>(2015/6):グランボア700Cデモンタ
・亀山から安楽越、旧東海道を草津へ(2015/6):HONJOレーサー
・伊勢神宮五十鈴川上流剣峠(2015/5):TOEI650Aランドナー
・紀州 丸山の千枚田 自転車ツーリング(2015/4):HONJOレーサー
・丹後半島 自転車ツーリング(2015/4):TREKマドン5.2
・佐治谷 辰巳峠 自転車ツーリング(2015/3):TOEI650Aランドナー
・佐田岬 自転車ツーリング(2014/11):グランボア700Cデモンタ
・米子から奥出雲・亀嵩 自転車ツーリング(2014/11):グランボア650Bデモンタ
・秋山郷から松之山温泉、高田(2014/8):TOEI700Cランドナー
・映画「白い船」舞台を訪ねて島根半島自転車ツーリング(2014/4):グランボア700Cデモンタ
・能登半島 自転車ツーリング(2013/11):グランボア700Cデモンタ
・四万十川 沈下橋 自転車ツーリング(2013/5):グランボア700Cデモンタ
・北条町駅から智頭町、香住へ(2012/11):グランボア700Cデモンタ
・総社から出雲横田、吹屋小学校自転車ツーリング(2011/11):グランボア700cデモンタ
・片上鉄道廃線・中国山地ツーリング(2011/5):TOEI700Cランドナー
・青崩峠しらびそ峠、秘境駅「金野」(2008/7):TOEI650Aランドナー
・天草:寝台特急「なは」&島原鉄道で輪行(2008/2):グランボア650Bデモンタ
・江の川&三江線、温泉津、石見銀山(2007/11):TOEI700Cランドナー
・対馬ツーリング(2006/3):TOEI700Cランドナー(旧)
【A-2】近郊サイクリング
・自転車で帰省:京都-鳥取(2017/6):TREKエモンダ
・角島大橋・油谷、長門の半島を巡る(2017/5):グランボア700Cデモンタ
・三原から浜田、旧庁舎巡りをしながら中国山地を縦断(2012/7):グランボア650Bデモンタ
・丹波丹後の峠巡り~上夜久野から加悦、宮津、福知山(2015/4):グランボア700Cデモンタ
・「秘境」祖谷から剣山、穴吹川ツーリング(2016/10):グランボア650Bデモンタ
・三江線全駅コンプリート(2016/9):TOEI700Cランドナー
・今庄から高倉峠、冠山峠、越前大野、温見峠、樽見鉄道(2016/8):TOEI650Aランドナー
・福山から倉吉へ。宮本常一「山の道」の町を訪ねて(2016/7):グランボア650Bデモンタ
・2016GW津軽・龍飛崎へ(2016/5):グランボア700Cデモンタ
・北上山地、自転車ツーリング(2015/11):TOEI700Cランドナー
・とびしま海道・小大下島・しまなみ海道(2015/10):グランボア700Cデモンタ
・関東平野ポタリング<宇都宮市郊外)(2015/9):BSモールトン
・鳥取市河原町から三徳山経由鹿野町(2015/8):TREKマドン5.2
・日原駅<島根県>から相撲ヶ原、錦町<岩国市>(2015/6):グランボア700Cデモンタ
・亀山から安楽越、旧東海道を草津へ(2015/6):HONJOレーサー
・伊勢神宮五十鈴川上流剣峠(2015/5):TOEI650Aランドナー
・紀州 丸山の千枚田 自転車ツーリング(2015/4):HONJOレーサー
・丹後半島 自転車ツーリング(2015/4):TREKマドン5.2
・佐治谷 辰巳峠 自転車ツーリング(2015/3):TOEI650Aランドナー
・佐田岬 自転車ツーリング(2014/11):グランボア700Cデモンタ
・米子から奥出雲・亀嵩 自転車ツーリング(2014/11):グランボア650Bデモンタ
・秋山郷から松之山温泉、高田(2014/8):TOEI700Cランドナー
・映画「白い船」舞台を訪ねて島根半島自転車ツーリング(2014/4):グランボア700Cデモンタ
・能登半島 自転車ツーリング(2013/11):グランボア700Cデモンタ
・四万十川 沈下橋 自転車ツーリング(2013/5):グランボア700Cデモンタ
・北条町駅から智頭町、香住へ(2012/11):グランボア700Cデモンタ
・総社から出雲横田、吹屋小学校自転車ツーリング(2011/11):グランボア700cデモンタ
・片上鉄道廃線・中国山地ツーリング(2011/5):TOEI700Cランドナー
・青崩峠しらびそ峠、秘境駅「金野」(2008/7):TOEI650Aランドナー
・天草:寝台特急「なは」&島原鉄道で輪行(2008/2):グランボア650Bデモンタ
・江の川&三江線、温泉津、石見銀山(2007/11):TOEI700Cランドナー
・対馬ツーリング(2006/3):TOEI700Cランドナー(旧)
【A-2】近郊サイクリング
・京都北山 いつもの自転車コース(1)(2017/6)
・京都市右京区京北エルバ工房でスパゲティ、丹波エリアを走る楽しみ(2016/7)
・右京区越畑、栗尾峠いつもの練習コース(2015/5)
・佐々里峠周回、急がず停まらず(2015/4)
【A-3】峠
・猫峠(2016/8)
・狭間峠、芹生峠、持越峠、御経坂(2015/5)
・辰巳峠(2015/3)
【A-4】MTB
・京都市右京区京北エルバ工房でスパゲティ、丹波エリアを走る楽しみ(2016/7)
・右京区越畑、栗尾峠いつもの練習コース(2015/5)
・佐々里峠周回、急がず停まらず(2015/4)
【A-3】峠
・猫峠(2016/8)
・狭間峠、芹生峠、持越峠、御経坂(2015/5)
・辰巳峠(2015/3)
【A-4】MTB
・舞鶴成生へ、上瀬から田井へ破線ルートMTB探査(2018/3)
・但丹国境 粟鹿山MTB-理想の雪中走行(2016/12)
・暗峠、矢田丘陵、十三峠でMTB三昧(2017/2)
・MTB里山ライドにビンディングペダルは必要か?(2017/2)
・TREK970 MTBをドロップハンドルに改造(2017/1)
・京都北山・里山ライド3-年末の洛外(2016/12)
・MTBにフルサスは必要か?(2016/12)
・MTBの楽な担ぎ方(2016/12)
・京都北山・里山ライド2(2016/6)
・This is Mountain Biking! 江若国境天増川林道、大御影山、近江坂(2016/5)
・京都北山・里山ライド(2016/3)
【A-5】レース・大会・練習会
・但丹国境 粟鹿山MTB-理想の雪中走行(2016/12)
・暗峠、矢田丘陵、十三峠でMTB三昧(2017/2)
・MTB里山ライドにビンディングペダルは必要か?(2017/2)
・TREK970 MTBをドロップハンドルに改造(2017/1)
・京都北山・里山ライド3-年末の洛外(2016/12)
・MTBにフルサスは必要か?(2016/12)
・MTBの楽な担ぎ方(2016/12)
・京都北山・里山ライド2(2016/6)
・This is Mountain Biking! 江若国境天増川林道、大御影山、近江坂(2016/5)
・京都北山・里山ライド(2016/3)
【A-5】レース・大会・練習会
・岩木山チャレンジヒルクライム2023に出走(2023/6)
・びわいち(琵琶湖一周) (2015/10)
・アワイチ(淡路島一周) (2015/9)
・ロードレースの思いで:シマノ鈴鹿と丸岡(2015/8)
・練習会で伊賀上野へ(2015/4)
【A-6】所有(した)自転車
・アワイチ(淡路島一周) (2015/9)
・ロードレースの思いで:シマノ鈴鹿と丸岡(2015/8)
・練習会で伊賀上野へ(2015/4)
【A-6】所有(した)自転車
・DE ROSA ネオプリマート
・TOEIロードレーサー 再び!
・TOEIランドナー、700Cと650A
・コメンサルMETA HT AM Cr-Mo(Limited)2015モデル
・SCOTT SCALE720 2015モデル
・スペシャライズドM5 2002モデル、MTBスペシャライズドM5
・スペシャライズド ロックホッパー2001年モデル
・MIYATA BP2 フルサスMTB
・BSネオコットMTB 1997年モデル 基準価格37万円
・TREK970SHX MTB 1996年モデル 完成車価格13万円台
・キャノンデールMTB
・HONJOフルオーダーMTB
・レイシス フルオーダーMTB
・MTBアラヤ マディフォックスMTF26-CRM-G
【A-7】自転車機材や用品など
・TOEIロードレーサー 再び!
・TOEIランドナー、700Cと650A
・コメンサルMETA HT AM Cr-Mo(Limited)2015モデル
・SCOTT SCALE720 2015モデル
・スペシャライズドM5 2002モデル、MTBスペシャライズドM5
・スペシャライズド ロックホッパー2001年モデル
・MIYATA BP2 フルサスMTB
・BSネオコットMTB 1997年モデル 基準価格37万円
・TREK970SHX MTB 1996年モデル 完成車価格13万円台
・キャノンデールMTB
・HONJOフルオーダーMTB
・レイシス フルオーダーMTB
・MTBアラヤ マディフォックスMTF26-CRM-G
【A-7】自転車機材や用品など
・眼福・・ラリーグランボア・・金色サンジェなど(2018/3)
・グランボア「シュエット」センタ-プルブレーキ(2017/8)
・綿Tシャツで自転車に乗る!(2017/8)
・キャラダイス バーレイ サドルバック最高!(2017/8)
・TOEI650AランドナーにキャットアイVOLT300アダプター(2017/8)
・恐るべし耐久力!キャットアイのライトとソニーの電池(2016/11)
・ランドナーとロードレーサーの走行比較の一例 (2016/10)
・ボスフリーの不調を回復、油を差すだけ(2016/10)
・カーボンとクロモリの乗り味の違いと、自転車の命名についての一考察(2016/10)
・キャラダイス バーレイ サドルバック(2016/10)
・今はピザ&スパゲティの「エルバ」でオーナー萩原さんにご挨拶:ロードレーサーのフォークの造形のこと(2016/9):CASATIゴールドライン
・旅する自転車ランドナーへの誤解。本当に気持ち良い(2016/9)
・TREKエモンダとドマーネ(2016/9)
・ヤマネの輪行袋:京都のスポーツサイクル「ヤマネ」さんのこと(2016/8)
・パールイズミ レーパンの寿命(2016/7)
・久々にチューブラタイヤを買う(SOYO製モンテアミアータ)(2016/7)
・サイクルキャリアのこと-車載用スーリー(2016/1)
・SRAMグリップシフトに改造、コメンサル(2015/12)
・重くても魅力的コメンサルCOMMENCAL META HT AM Cr-Mo(Limited)(2015/11)
・スペシャライズドM5・MTBをフロントシングルXTR・XT11速に(2015/11)
・TOEI650Aに日東キャンピー3(2015/3)
・TREK Madon5.2他 自転車の重量(2015/2)
・TREK Emonda SL6 納車 (2015/2)
【A-8】その他自転車の話
・グランボア「シュエット」センタ-プルブレーキ(2017/8)
・綿Tシャツで自転車に乗る!(2017/8)
・キャラダイス バーレイ サドルバック最高!(2017/8)
・TOEI650AランドナーにキャットアイVOLT300アダプター(2017/8)
・恐るべし耐久力!キャットアイのライトとソニーの電池(2016/11)
・ランドナーとロードレーサーの走行比較の一例 (2016/10)
・ボスフリーの不調を回復、油を差すだけ(2016/10)
・カーボンとクロモリの乗り味の違いと、自転車の命名についての一考察(2016/10)
・キャラダイス バーレイ サドルバック(2016/10)
・今はピザ&スパゲティの「エルバ」でオーナー萩原さんにご挨拶:ロードレーサーのフォークの造形のこと(2016/9):CASATIゴールドライン
・旅する自転車ランドナーへの誤解。本当に気持ち良い(2016/9)
・TREKエモンダとドマーネ(2016/9)
・ヤマネの輪行袋:京都のスポーツサイクル「ヤマネ」さんのこと(2016/8)
・パールイズミ レーパンの寿命(2016/7)
・久々にチューブラタイヤを買う(SOYO製モンテアミアータ)(2016/7)
・サイクルキャリアのこと-車載用スーリー(2016/1)
・SRAMグリップシフトに改造、コメンサル(2015/12)
・重くても魅力的コメンサルCOMMENCAL META HT AM Cr-Mo(Limited)(2015/11)
・スペシャライズドM5・MTBをフロントシングルXTR・XT11速に(2015/11)
・TOEI650Aに日東キャンピー3(2015/3)
・TREK Madon5.2他 自転車の重量(2015/2)
・TREK Emonda SL6 納車 (2015/2)
【A-8】その他自転車の話
・隧道(トンネル)の扁額(へんがく)(2018/2)
・有名自転車タレント ビンセント・フラナガン氏と松尾大社で出会う(2016/5)
・自転車屋さんのこと(2016/1)
・久々に山道をMTBで走って思ったこと(2015/9)
・登山の自転車への影響(2015/6)
・トレーニングとツーリング、地図の固定方法(2015/4)
・自転車やザックの重さの測り方(2015/2)
B:山
・有名自転車タレント ビンセント・フラナガン氏と松尾大社で出会う(2016/5)
・自転車屋さんのこと(2016/1)
・久々に山道をMTBで走って思ったこと(2015/9)
・登山の自転車への影響(2015/6)
・トレーニングとツーリング、地図の固定方法(2015/4)
・自転車やザックの重さの測り方(2015/2)
B:山
【B-1】山行
・成生岬灯台へ(2018/4)
・2017年豪雪の中、比良蛇谷ヶ峰へ(2017/2)
・沢登り-十津川水系芦廼瀬川(2016/8)
・男体山と日光(2015/9)
・2015積雪期 比良全縦(2015/1)
・芦廼瀬川本流遡行(2012/8)
【B-2】山用品
・2017年豪雪の中、比良蛇谷ヶ峰へ(2017/2)
・沢登り-十津川水系芦廼瀬川(2016/8)
・男体山と日光(2015/9)
・2015積雪期 比良全縦(2015/1)
・芦廼瀬川本流遡行(2012/8)
【B-2】山用品
・沢登りだと防水カメラでも、壊れやすい。ニコンAW130も。
・GPSと地形図アプリ~地図ロイドかジオグラフィカか?フィールドアクセスかスーパー地形か?その2 (2017/4)
・ガーミンかスマホか?地図ロイドかジオグラフィカか?フィールドアクセスかスーパー地形か?(2017/3)
・スノーシューか、ワカン(輪カンジキ)か?(2017/1)
・ミレーのザック「シェルパ」-スキー用に買ったのが沢登りで活躍(2016/9)
・テント張り綱は蛍光で!(2016/5)
・MSRライトニングアッセント スノーシュー新旧比較(2015/4)
・パタゴニア、残念(2015/2)
【B-3】山関連の雑感
・GPSと地形図アプリ~地図ロイドかジオグラフィカか?フィールドアクセスかスーパー地形か?その2 (2017/4)
・ガーミンかスマホか?地図ロイドかジオグラフィカか?フィールドアクセスかスーパー地形か?(2017/3)
・スノーシューか、ワカン(輪カンジキ)か?(2017/1)
・ミレーのザック「シェルパ」-スキー用に買ったのが沢登りで活躍(2016/9)
・テント張り綱は蛍光で!(2016/5)
・MSRライトニングアッセント スノーシュー新旧比較(2015/4)
・パタゴニア、残念(2015/2)
【B-3】山関連の雑感
C:自動車
蒲生田岬から伊座利、室戸岬から後免 ― 2025/04/15
室戸岬から後免へ、田野の旧道
愛媛県が音頭をとっている「四国一周サイクリング」にエントリーしているのだが、前回天候不順のため室戸岬から高知へは走らずに、輪行して帰宅してしまったので、そのリベンジ。
スタートは室戸岬にしたかったが、ショートカットルートはなく、やはり徳島から海岸線を下る。
今回は四国最東端に位置する蒲生田岬で泊。リアス式海岸沿いに、陸上交通的には「隔絶集落」ともいわれる「伊座利」に立ち寄り、室戸岬。旧道を選んで吉良川や奈半利、田野の街並みを走り、後免から輪行で帰宅した。
◎走行日:2024年10月10日(木)~12日(土)
◎使用自転車:グランボアER700Cランドナー
◎峠:伊座利峠234m、山座峠94m、寒葉坂100m
◎宿泊:蒲生田岬 民宿「あたらしや」、室戸岬 「岬観光ホテル」
◎行程:10/10 晴れ: 京都7:41=(のぞみ273)=8:41岡山9:05=9:58高松10:10=(うずしお9)=11:16徳島11:30=12:39新野13:35~16:00蒲生田岬~16:30あたらしや(泊)走行:25km
10/11 晴れ:あたらしや8:10~9:30伊座利峠~9:50伊座利10:05~10:37阿部~11:22由岐~12:15山座峠~12:35日和佐~13:11寒葉坂~14:21海部駅~15:04野根大橋~15:40佐喜浜~16:32岬観光ホテル(泊)走行:133km
10/12 晴れ:岬観光ホテル7:50~室戸岬8:00~9:25吉良川~10:30奈半利~10:45田野~12:30安芸の野良時計~14:20赤岡~15:00JR後免駅16:21=(南風22)=18:47岡山19:20=(のぞみ56)=20:19京都 走行:84km
◆10月10日(木) 自宅=JR牟岐線新野駅(輪行)~蒲生田岬
新幹線で輪行する際、「特大荷物スペース」を予約するのが習慣になっているので、岡山から高松のマリンライナーと高松から徳島の特急「うずしお」ともわざわざ指定席で一番後ろの席を予約した。
しかし、マリンライナーはガラ空きで、指定席の必要は全くなかったし、「うずしお」に至っては、一両の前半分が指定席、後ろ半分が自由席という造りになっていて、指定席の一番後ろの席は連続する普通の席で輪行袋を置くためのスペースはなく、全く意味が無かった。で、自由席の一番後ろに座った。
無駄な指定席料金を払って、ずいぶんと勿体ないことをしてしまった。
特急「うずしお」の社内
輪行袋の収まり具合
JR牟岐線「新野」駅に到着
今回の荷物。輪行袋は「オオマエジムショ」オリジナル フォーク抜き用
輪行袋を開けた姿
新野駅で組み立て、のんびりスタート。椿坂隧道へ。
椿坂隧道
隧道開通記念碑には「椿町は”陸の孤島”といわれ椿坂が交通の大きな障害になっておりトンネルの開通は全町民多年の宿願」とあり、昭和42年(1967年)に開通。
椿坂隧道開通記念碑
蒲生田岬を目指す
対岸は椿泊漁港
蒲生田岬は四国最東端ということで、対岸は和歌山。
なので、最果感というのとは違うが、まあ、岬巡りという感はある。
樹木が斜めになっていて、厳しい風が吹く日も多いのだろう。
蒲生田岬
蒲生田岬灯台
蒲生田岬
蒲生田岬にある民宿「あたらしや」に宿泊。「あたらしや」というのは地元の屋号であって、なにも最近引っ越してきた家ではない。
民宿 あたらしや
近くの温泉を紹介されて、行ってみた。高台にあって眺めがよい。
かもだ岬温泉
宿では、せっかくなのでお勧めの伊勢エビをオプションで付けてもらった。
同宿の方が、JR西日本バスの運転手さんで、京都市バスに出向されているとのこと。ウチの近くの市バス路線も運転されていて、諸々、話がはずんだ。仕事でバス、休日には自分のクルマでツーリングされており、本当に運転がお好きなのだろう。コロナ以来、久々の宿泊先での会話。
伊勢エビ
伊勢エビが、数分後にはこんな姿に
◆10月11日(金) 蒲生田岬~室戸岬
基本、海沿いに室戸岬へ。
宿の部屋
蒲生田岬の民家
阿南市立椿小学校のところから、伊座利峠へ。勾配も適当で、良い峠であった。
伊座利峠
伊座利峠から伊座利集落を望む
伊座利
伊座利港
伊座利
伊座利の集落を出てからは山間を走るが、時々海が見える。
美波町の海
伊座利を出発して40分ほど走って、ようやく隣の集落「美波町阿部」を通過。
美波町阿部
由岐を通過
由岐
牟岐線の踏み切りを渡って「田ノ井浜」の堤防に座ってパン昼食
田ノ井浜
白浜の遍路道わかれ
オランダからの歩き遍路さん
山座峠
山座峠を越えて、ようやく日和佐に到着。高校2年の夏、日和佐ユースホステルに泊まった思い出深い町だが、思っていたよりも時間がかかり、12時半を過ぎていたため、そのまま通過。
海亀が産卵に来る日和佐の浜
ひたすら走り、東洋町の野根橋。ここからは左手に太平洋を眺めながら走ると室戸岬に着く。
野根橋
岬に向かってひたすら走る
室戸岬に到着
岬観光ホテル。去年も泊まった。
◆10月12日(土):室戸岬~吉良川~安芸~後免
日の出、部屋からの眺め
太平洋から昇った朝日
室戸岬を出発。室戸岬港(津呂港)に紀貫之の碑があった。任期が終わって京都に帰る際、天気が悪くて数日間船で滞留した場所。
紀貫之の船泊まり碑
津呂港
国道に沿って旧道が残っている。とても走りやすい。
旧道沿いのお好み焼き屋さん
昭和9年9月21日の室戸台風 風水害の碑
四国八十八所の25番霊場津照寺だが、通過。
津照寺
各所に津波の避難施設があった。
津波避難施設
備長炭で栄えた「吉良川」。重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。祭りの準備をされていた。
吉良川にて
吉良川の民家
奈半利、田野、安芸と旧道を走りながら伝統的建築物を眺める。
奈半利の濱田家住宅
田野の旧岡家住宅
田野の旧道にて
安芸市土居
安芸の野良時計。国の有形登録有形文化財。
国道を避けて自転車専用道を走る。太平洋の展望台があったので寄ってみた。
太平洋の展望台
展望台より。室戸岬が正面に。あそこから走ってきたのか。
いかにも鉄道跡のサイクリングロード
手結山付近
後免駅から輪行で帰宅することにして、赤岡から北西方向に高知平野を走った。
JR後免駅
後免は、やなせたかしが育った町。2025年のNHK朝ドラに登場することからかホームには碑ができていた。後免から輪行で帰宅。
やなせたかしの碑
切符
(おしまい)
hpデスクトップPC TP-01 ハードディスク増設 ― 2025/04/06
この度、デスクトップPCを買い替えた。
ヒューレッドパッカードのTP-01。カスタマイズはできない即納モデル。
起動用メインのSSDしか記録媒体はない。
内蔵ハードディスクは1つ増設可能とスペックにあったので、自分で増設すればいいと考えて注文した。
3.5インチのウエスタンデジタルのHDDを購入し、初期設定終了後に増設することにした。
Webで検索すれば、hpデスクトップに内蔵HDDを増設する方法はすぐ見つかると思っていたが、私にとってわかりやすいものが見つからない。
今思うのに、普段からPCに詳しい人にとっては簡単で当たり前過ぎて、わざわざそんなことをアップすることがないのだろう。メーカーにとっては素人が余計なことをすると面倒で保証外でもあるので、あえて載せないのかもしれない。
今回、素人の備忘録として掲載。
1)PCのカバーを開ける・・・これはネジ一つだけ外せば簡単に外れる
2)HDDの取り付け場所を確認・・・蓋を開けると、いかにも3.5インチHDDが収まるスペースがあったので、試しに入れてみるとぴったりなので、そこだと判断。黒色の金属カバーは道具を使うことなく、すぐ外れて、すぐ元に戻せる。
3)接続する・・・内蔵HDD増設をWebで検索すると、「SATAケーブル」と「電源ケーブル」の2つをHDDに接続する必要があることを知った。
ケーブル類を観察すると、使われてない、増設用のものがあるのを見つけた。
黄色と黒の電線のものが電源部から来ているので、これが電源ケーブルだと思った。
しかし、プラグの形状が合わずにHDDに接続できない。アダプターを購入してつなげる必要があるのかと思ってAmazonで調べたりしたが、よくわからない。
もうひとつ黒色のケーブルは、ちょうどHDDに接続できるようになっている。さてはこれがSATAケーブルだろうと推測。では電源ケーブルはどうする?
HDDには使われない端子があることはWebで調べてわかったが、果たしてどんなものだろう?
写真:HDDの収納場所と黄色と黒の電源ケーブル
翌日、古いPCをPCショップで買い取ってもらうことにして、その際、店員さんに聞いてみることにした。
そうしたところ、なんと、「黄色と黒の電源ケーブルはCPU等に使うためのものでHDDには使わない、HDDには黒色のケーブルだけでよい、一つがSATAでもう一つが電源ケーブルになっている」とのことで、一件落着。なんでもないことだったのだ。
で、下の写真の2つをHDDに接続。
写真:HDDにつなぐケーブル2つ(ふたまたになっていた)
なんだ、こんな簡単なことだったのか、と思い、HDDをケースに固定。ネジで2個所止めるためのネジが別途必要だが、NASを購入したときの残りがあったので、それを使用。
4)HDDの固定
ウエスタンデジタルの商品名が貼ってある表が上だろうと勝手に判断して挿入してみたが、固定ネジがまわらない。よく見ると、ネジ穴の位置が違い、上下逆だとわかった。
商品名のあるほうが下。そんなことも知らなかった私、ほんとPCの素人。
写真:HDDを無事装着した
5)スタートメニューの「管理ツール」から「ディスクの管理」で、初期化
ここのところは他にちゃんとした解説が数多アップされているのでそれらを参照。
ということで、無事、増設完了。
一旦、知ってしまうと誠に簡単なことだけれど、最初はほんと不安だった。
おしまい。
立石岬[灯台カード]と原発だらけの敦賀半島ワンデイツーリング ― 2025/02/26
「灯台カード」というのがあります。海上保安庁の発行で、該当する灯台の敷地内にあるQRコードを読み込むと取得できます。灯台の立地特性を考えた素晴らしい仕組みです。

写真:灯台カードの例 (縮小して掲載)
自転車ツーリングの楽しみに付加しようと思い、該当灯台のある福井県敦賀市立石岬に行くことにしました。
敦賀市にクルマをデポ。敦賀半島の東岸を北上します。
途中、けっこうな数の民宿や旅館があります。釣り客や原発の点検保守作業員の需要を見込んでいるのでしょう。
途中、けっこうな数の民宿や旅館があります。釣り客や原発の点検保守作業員の需要を見込んでいるのでしょう。
原発のある岬の先端に向かって道路が整備されていますが、「沓」という集落の細い道に入ってみました。鳥居は大正時代に建てられています。当時は勢いがあったのでしょう。
写真:「沓」集落の八幡神社
写真:鳥居は大正14年の建立
写真:沓集落のドンツキから望む敦賀湾
写真:グランボア650Bランドナーoyakata10号
改良された道路のトンネルは避けて、海沿いの小さな峠を越えて、「手浦(たのうら」を通過、「色浜」へ。奥の細道で芭蕉も来訪しており、歌碑がありました。
「寂しさや須磨にかちたる浜の秋」
写真:色浜
写真:端正な造作の常夜灯籠
写真:常夜灯籠は元禄12年(1699年)建立
写真:芭蕉句碑
色浜の次ぎにあらわれるのが、「浦底」集落。家並みから少し階段を上ったところに神社がありました。
写真:浦底にある劍神社
写真:劍神社
写真:神社の建物にある古い絵馬
しばらく走ると、日本原電の敦賀原発。1号炉は1970年の大阪万博開会式に初送電しましたが2011年の東日本大震災を経て2015年に廃炉。2号炉は直下に活断層があるとの評価報告書が正式に出され、規制委員会から原発の安全対策に適合しない決定が下されましたが、日本原電は抵抗しています。その奥にある「ふげん」も廃炉になっており、2040年に廃炉完成予定とのこと。
それにしても「ふげん」とか「もんじゅ」とか仏様の名前を原発に使うのは、不遜にも程があると思います。
それにしても「ふげん」とか「もんじゅ」とか仏様の名前を原発に使うのは、不遜にも程があると思います。
写真:日本原電敦賀の入り口
原発の入り口を通りすぎ、トンネルを抜けると立石集落が、山と海に挟まれて細長く存在していました。古くから敦賀湾外に出漁する釣浦として存在。
写真:立石のバス停
写真:立石集落
車道を行き止まりまで走って自転車をデポ。徒歩で山道を上がると、今回の目的の立石岬灯台がありました。明治14年(1881年)7月の点灯。
写真:立石岬灯台
敦賀方面へ引き返し、今度は敦賀半島の西岸に向かいます。半島を貫く長大なトンネル(敦賀半島トンネル=全長3.8km)を通ります。トンネル走行は好きではないのですが、旧道は存在しないので仕方ありません。もっとも、クルマは全く走ってなくて問題ありませんでした。
トンネルの中には、なんとランニングの人がいました。トンネルを出たところにも。
旅ランにしては荷物がないし、どこからどこへ走っている人なのだろうと思って声をかけたところ、どうも「もんじゅ」関係で働いている人のようでした。確かに、トンネルの中は夏は涼しく冬は暖かく、クルマも稀にしか走ってないので排ガス臭くもなく、よい練習場所になるのでしょう。
ちょうど昼休みの時間でしたし、散歩している人とかも。僻地にある開放感のない職場では、こうして外気に触れて身体を動かさないと精神的にしんどいのかもしれません。どんな仕事なのかわかりませんが、廃炉が決定している原発で、ゴールがいつになるのかもわからない、世間からもリスペクトされ難い組織で働くことの大変さを想像しました。もしかしたら大学で原子力などを専攻した人にとっては、専門が生かせて労働条件も良い職場なのかもしれませんが。
写真:敦賀半島トンネル
トンネルを抜けると「白木」浦。「白木」は「新羅」から来ているのではないかという説もあり、古くから漁業で勢力をもった浦。半島の先端の集落というのは、現代の感覚では一番奥の僻地だと思われがちですが、海上交通がメインの時代にはそうではありません。そもそも今のような道路はなく、陸上には杣道しかなかったのですから。
写真:白木の「白城神社」
写真:文政13年(1830年)建立
写真:白城神社
写真:白城神社の建物
写真:白木の集落
神社のすぐ横の海岸にでると、高速増殖原型炉「もんじゅ」が正面にありました。想像していたよりもこぢんまりとしてます。事故を起こせば日本のかなりの部分が壊滅的になる存在なのに、外形的には小さく静かなのが、なんとも不思議に感じられました。
写真:高速増殖原型炉もんじゅ
写真:白木にある「海蔵寺」
白木から丹生へはトンネルを避けて旧道の白木峠へ。途中、「もんじゅ」への分岐があるのですが、一般公道上からカメラを向けただけで、警備員がワーワー叫びながら走ってきて、とても感じが悪かったです。建物に肖像権はないし、納税者への態度として不快。よっぽど暇にしていて、存在感を示したかったのでしょうか。
写真:もんじゅ への分岐
白木峠には放射線観測施設と朽ちた案内図がありました。
写真:白木峠の放射線測定施設
写真:白木峠にて
峠を下ると、そこは「丹生」。ここには関西電力の美浜原発があります。1号機と2号機は廃炉作業中。3号機は過去に運転中の死亡事故を起こすなどトラブル続きでしたが2022年に再稼働したものの、2024年に冷却水漏れが発生し、現在停止中。
写真:丹生集落と美浜原発
写真:釣り人と美浜原発
写真:丹生にて
写真:美浜原発遠望
原発というのは稼働していても煙や騒音も出さず、外形的には静かにチンと収まっています。風力発電の風車は、私の場合生理的に苦手で低周波騒音なのかどうか判りませんが、近づくと気分が悪くなります。太陽光発電パネルも景観面のみならず、多くの問題が指摘されています(事業者の責が大)。自然エネルギーが手放しで称賛される状況ではないのですが、かといって原発の潜在的リスク、日本国を壊滅させるパワーをもった甚大な危険性を捨象できません。建設やその後の運営にまつわる原発マネーの不明朗さや地域社会の分断等の問題もあります。
電気エネルギーの恩恵を受けている一人として、悩ましいところです。
「竹浪」から今度は馬背峠(まじょうとうげ)トンネル(=1.4km)を通って東海岸へ。
写真:竹浪の集落。
写真:馬背峠トンネル
トンネルを抜けて、しばらく走ると、敦賀の気比の松原。三保の松原(静岡県)・虹の松原(佐賀県)と並ぶ日本三大松原の一つ。
写真:気比の松原
デポしていたクルマに自転車を載せ、舞鶴のお風呂屋さんへと向かいました。
国道27号線には路肩が狭くて大型車の通行が多い箇所があり、自転車では走りたくないので、こういう機会にクルマで舞鶴へ。
西舞鶴の吉原地区で、昭和を感じさせる街並みの中に、渋いお風呂屋さんがあります。京都府公衆浴場組合のキャンペーンに参加するため、立ち寄りました。
創業は1920年(大正9)年、100年以上続く漁師町のお風呂屋さん。国の有形登録文化財です。 おしまい。
写真:舞鶴市(西舞鶴)吉原
写真:舞鶴市吉原
写真:吉原にある「日の出湯」
今回の走行ログ(クリックして拡大)
◎走行日:2024年10月31日
◎使用自転車:グランボア650Bランドナーoyakata10号
◎走行距離:50km
◎行程:敦賀市気比の松原8:50~9:50色浜~11:00立石岬灯台~12:30白木~13:05丹生~14:00馬背トンネル~14:15気比の松原=16:50西舞鶴吉原
2024北海道ツーリング16:宮古市女遊戸=気仙沼=京都 ― 2025/01/14
◆Day25:7月8日(月)晴れ 女遊戸=気仙沼
女遊戸8:02=9:00白浜峠=10:13千鶏=10:32寒風峠=11:43吉里吉里駅=12:11釜石=13:27道の駅さんりく(うに丼)=14:40陸前高田東日本大震災津波伝承館15:14=15:53気仙沼 ラ・ジェント・イン気仙沼(泊)
<畠山美由紀・小池龍平 コンサート:気仙沼 拓ホール>
<畠山美由紀・小池龍平 コンサート:気仙沼 拓ホール>
自転車走行:4km、自動車走行:191km
今日は宮古市から気仙沼まで、三陸自動車道は使わず下道を走る。東日本大震災の被災地を走ることになる。
宿のある女遊戸は海からはだいぶ上がったところにあるのだが、宿の少し下ったところには津波到達碑があり、こんなところまで波が来たのかと驚いた。
写真:宮古市女遊戸の津波到達碑
三陸海岸に突き出ている閉伊崎の灯台まで行こうとしたが、途中から道路がクルマ1台脱輪せずに走るのがやっと位の幅になったので、あきらめて引き返した。
鵜磯地区の津波到達碑。海面からずいぶんと高いところにある。
写真:津波到達碑(岩手県宮古市鵜磯)
重茂(おもえ)地区の大津波記念碑。
写真:岩手県宮古市重茂。
鵜磯地区。道路からは無人地帯に見えた。甚大な被害を受け、残った家屋も高台に移転したようだ。
写真:岩手県宮古市鵜磯
しばらく山中を走り、千鶏(ちけい)地区へ。明治三陸地震津波(1896年明治29年)と昭和三陸地震津波(1933年昭和8年)の碑と並んで東日本大震災での碑があった。
写真:岩手県宮古市千鶏の大津波碑。
近くに津波浸水区域の看板があった。ここでも、こんなに標高の高いところまで到達したとは信じられない。
写真:千鶏地区の浸水区域掲示
千鶏地区遠望。海から一定の標高までは更地になっていたことがわかる。
写真:千鶏地区遠景
寒風峠を越え、川代地区へ。東日本大震災、昭和、明治の大津波碑が並ぶ。
並んで1948年(昭和23年)に建立された「電燈電話架設記念碑」があった。
戦後しばらくまで電気がない生活というのは、当該エリアにおいて特別なことではなかったのだろう。
並んで1948年(昭和23年)に建立された「電燈電話架設記念碑」があった。
戦後しばらくまで電気がない生活というのは、当該エリアにおいて特別なことではなかったのだろう。
写真:岩手県宮古市川代
圧迫感を減らすためかロックフィルダムのような形状の防潮堤。
写真:岩手県下閉伊郡山田町大沢
三陸鉄道リアス線、吉里吉里駅へ。岩手県上閉伊郡大槌町にある。
写真:吉里吉里駅
釜石で「鉄の歴史館」を見学。
写真:鉄の歴史館
道の駅「さんりく」三陸ふるさと物産センターで生ウニ丼、1800円。
生ウニも沢山売っていたのでお土産にしようかと思って尋ねたところ、クール宅急便でも京都までは鮮度が保てないとのこと。やはり現地で頂くに限る。
生ウニも沢山売っていたのでお土産にしようかと思って尋ねたところ、クール宅急便でも京都までは鮮度が保てないとのこと。やはり現地で頂くに限る。
日にちが違うので比較にならないかもしれないが、これまでのウニ丼提供スポットよりリーズナブル。
写真:道の駅「さんりく」生ウニ丼
陸前高田で「東日本大震災津波伝承館」へ。
津波で潰れた消防車。
写真:東日本大震災津波伝承館
今日の目的地、気仙沼へ。気仙沼出身のシンガーソングライター畠山美由紀のコンサートがちょうど良いタイミングであることを知り、北海道の帰路、旅の締めを気仙沼にした次第。東日本大震災後に発表された「わが美しき故郷へ」をラジオで聴いて、衝撃をうけ、アルバムを全て購入し続けている。
写真:気仙沼駅
廃止された鉄道線路がバス専用道路になっていて、代替バスが走っている。踏み切りまである。
写真:気仙沼の鉄道代替バス
旅の締め。気仙沼で畠山美由紀コンサート。
60人規模の小さなホール。
そこは、かつて津波で全て失われてしまったエリアに、復興支援事業でつくられた建造物エリア。
ボーカルとアコースティックギターだけの構成。
ギター1本でここまでできるのかと驚いた。
観客は多分地元の人がほとんど。
スタートは軽やかなポルトガル語の曲で始まったが、「花の夜舟」になると、会場中、静かな涙。
「浜辺の歌」(唱歌の)を歌って、会場が涙涙になるのは、震災を経験した気仙沼だからか、畠山美由紀の歌唱力にあるのか。たぶんそのマリアージュだろう。
歌の合間のトーク掛け合いは笑いにあふれて楽しい雰囲気で、構成がよく練られていた。
最後は、9歳からの親友がピアノ伴奏で登場。地元開催ならでは。
「わが美しき故郷よ」を歌い、アンコールは「歌で逢いましょう」。
心洗われるコンサート。
60人規模の小さなホール。
そこは、かつて津波で全て失われてしまったエリアに、復興支援事業でつくられた建造物エリア。
ボーカルとアコースティックギターだけの構成。
ギター1本でここまでできるのかと驚いた。
観客は多分地元の人がほとんど。
スタートは軽やかなポルトガル語の曲で始まったが、「花の夜舟」になると、会場中、静かな涙。
「浜辺の歌」(唱歌の)を歌って、会場が涙涙になるのは、震災を経験した気仙沼だからか、畠山美由紀の歌唱力にあるのか。たぶんそのマリアージュだろう。
歌の合間のトーク掛け合いは笑いにあふれて楽しい雰囲気で、構成がよく練られていた。
最後は、9歳からの親友がピアノ伴奏で登場。地元開催ならでは。
「わが美しき故郷よ」を歌い、アンコールは「歌で逢いましょう」。
心洗われるコンサート。
写真:気仙沼 拓ホール
写真:コンサートの会場ポスター
◆Day26:7月9日(火)雨 気仙沼=京都
気仙沼7:05=9:11仙台南IC=(磐越道)=13:14阿賀野川SA(昼)13:43=14:10新潟中央JCT=(北陸道)=18:53尼御前SA(晩)19:28=20:38敦賀IC=(R161)=21:25道の駅安曇川21:45=23:04京都自宅
自転車走行:0、自動車走行:936 km
気仙沼港に寄ってから京都へ。長いドライブになる。
写真:気仙沼港
写真:出発時ガソリンスタンドから帰宅するまでの走行距離など
雨が強く降る中、気仙沼から京都までワンデイで帰宅。休憩は安達太良SA、西会津PA、阿賀野川SA(昼)、名立谷浜SA、尼御前SA(晩)、道の駅あどがわ の6ヶ所。
高速代節約のため北陸道敦賀インターで降りて国道161号を選んだが、夜の愛発越は大型トラックが峠道対向車線ぎりぎりに爆走してくるし、中央分離帯の無い湖西道路はやたら流れが速く、この選択は間違いだった。次回からは普通に北陸道から名神を走る。敦賀までで800km程走っている疲れもあるだろうが。ワンデイで936kmというのはこれまでで一番長い距離だが、特に身体のどこかが痛くなるとかいうことはなく走り終えた。
こうして26日間の北海道ツーリングを終えた。
自転車走行は875kmだが自動車では結果として5,634kmも走り、外形的には自転車ツーリングというよりドライブ旅行になってしまったのかもしれない。
自動車に自転車を積んで旅を組み立てるのは機動性があるが、
「荷物は自分たちで運べるだけ。
何も汚さず、何も損なわない。
そんな旅をマダムは『美しい』と表現した」
(グランボア2024カタログLeteより引用、土屋夫妻のフランスでの旅)
という文章に接したとき、自分の中での今回の旅の違和感のようなものが言語化された。荷物を積めるだけ積んでの自動車+自転車 旅行は美しくない、ちょっとeasy過ぎると思う次第。でも、やっぱり
広い北海道では有効だし。とはいえ、内地の移動距離でいうなら、京都から松江に行って、そこで自転車に乗り、次の日は広島に行って、翌日神戸まで戻って走りました、みたいなのはやっぱりなんだかなあ、と思ったりする。
北海道には、まだまだ自分の眼で見てみたいところがあるし、
「北海道には何がある?」
という問いかけにも、自分の中での回答は未だ。
今年も北海道へ出かけたい。
(追記 2025/6)今年は町内会の抽選で副会長になっているのと義母が骨折入院したこともあって長期間の旅は止めることにしました。また、次の機会に。
*2024北海道ツーリング1:京都=黒埼=青森=木古内=銀婚湯
*2024北海道ツーリング2:銀婚湯=木古内~松前~江差
*2024北海道ツーリング3:江差~貝取澗~木古内
*2024北海道ツーリング4:木古内=小樽=名寄
*2024北海道ツーリング8:天塩川温泉=五味温泉
最近のコメント