TOEI ロードレーサー再び! ― 2017/03/05
写真:TOEIロードレーサー 丹下プレステージ ラグレス
ランドナー→スポルティフ、ときて、自転車趣味を始めてから3番目にロードレーサーをオーダーした。1989年のことである。アイズバイシクルの土屋さんプロデュースでTOEIへ。
その後、ロードレースに結構な頻度で参戦するようになって、「趣味のロードレーサー」ではなくリアルレーシングマシーンを!ということで、TOEIは手放してHONJOにした。本城さんは、今はアマチュアからのオーダーは受けず、ピスト=プロ専門のブランド「PRESTO」になっている。
昨年、その最初のロードレーサTOEIと再会し、そこは私設自転車博物館のようなところであったが、頼んで、買い戻した。当時の塗装のままでもよかったが、気分を一新して、塗り替えた。
今日は、その初乗り。冬はスノーシュー山行やMTBなので・・。
ランドナー→スポルティフ、ときて、自転車趣味を始めてから3番目にロードレーサーをオーダーした。1989年のことである。アイズバイシクルの土屋さんプロデュースでTOEIへ。
その後、ロードレースに結構な頻度で参戦するようになって、「趣味のロードレーサー」ではなくリアルレーシングマシーンを!ということで、TOEIは手放してHONJOにした。本城さんは、今はアマチュアからのオーダーは受けず、ピスト=プロ専門のブランド「PRESTO」になっている。
昨年、その最初のロードレーサTOEIと再会し、そこは私設自転車博物館のようなところであったが、頼んで、買い戻した。当時の塗装のままでもよかったが、気分を一新して、塗り替えた。
今日は、その初乗り。冬はスノーシュー山行やMTBなので・・。
写真:初乗りは、いつものコース
前オーナーも自転車はものすごく沢山持っていらっしゃるので、乗ったのは数回とのことで、ヘタってもない。
丹下プレステージのラグレス。オーダー時、薄いチューブでラグレスだと造りにくいので東叡社が受けてくれるのか心配したが、綺麗に仕上がってきた。
フレームチューブの材質だけで、自転車の乗り味をどうこういうことはできない--スケルトンやパーツ、特にタイヤやホイールとのマッチング--が、軽量だが走りは普通というのが、今日の感想。フロントフォークが寝ているからか、乗り味はランドナーに近い。
前オーナーも自転車はものすごく沢山持っていらっしゃるので、乗ったのは数回とのことで、ヘタってもない。
丹下プレステージのラグレス。オーダー時、薄いチューブでラグレスだと造りにくいので東叡社が受けてくれるのか心配したが、綺麗に仕上がってきた。
フレームチューブの材質だけで、自転車の乗り味をどうこういうことはできない--スケルトンやパーツ、特にタイヤやホイールとのマッチング--が、軽量だが走りは普通というのが、今日の感想。フロントフォークが寝ているからか、乗り味はランドナーに近い。

写真:納車時、アイズバイシクルで計測したもらったところ、8.85kg。TA3アームなど軽量でない旧パーツを使っていることを考えると、上出来。
デ・ローザ ネオプリマートやCASATIゴールドラインといったイタ車の、跨がった瞬間から「おお!これぞロードレーサー」で、踏むとスッと前に出る感覚とは違う。
地味に真面目に仕事をこなしているジャパニーズロードレーサーという感じ。
両手放しでの直進安定性が良く、フレームの芯は出ている感じ。モノはいいのだが、見た目のとおり、大人しい乗り味である。
MAVIC GL330という軽量チューブラリムと、グランボアのモンテアミアータチューブラタイヤには期待したが、特にしなやかという感じは受けず、乗り心地は案外固い。空気圧は7。服を着て装備込みの体重は65kg弱。
最近はクリンチャーの性能も向上しているので、四半世紀前のように、チューブラとクリンチャーの性能差は感じられない。クリンチャーでもグランボア エートル(650×42B)のような空気量が多いタイヤのほうが、断然しなやかで走行感は軽く感じる。スピードは別にして。
ブレーキはカンパのコーラス。黒しか入手できなかったので、ブレーキレバーを何にするか迷った(Wレバー仕様のため)が、ケーンクリークのレバーにして、とても気に入っている。ケーンクリークは、まあ、カンパのパクリ製品のようなものかもしれないが、純正でエルゴ以外のブレーキレバーが廃盤となっている現在、貴重だ。
デ・ローザ ネオプリマートやCASATIゴールドラインといったイタ車の、跨がった瞬間から「おお!これぞロードレーサー」で、踏むとスッと前に出る感覚とは違う。
地味に真面目に仕事をこなしているジャパニーズロードレーサーという感じ。
両手放しでの直進安定性が良く、フレームの芯は出ている感じ。モノはいいのだが、見た目のとおり、大人しい乗り味である。
MAVIC GL330という軽量チューブラリムと、グランボアのモンテアミアータチューブラタイヤには期待したが、特にしなやかという感じは受けず、乗り心地は案外固い。空気圧は7。服を着て装備込みの体重は65kg弱。
最近はクリンチャーの性能も向上しているので、四半世紀前のように、チューブラとクリンチャーの性能差は感じられない。クリンチャーでもグランボア エートル(650×42B)のような空気量が多いタイヤのほうが、断然しなやかで走行感は軽く感じる。スピードは別にして。
ブレーキはカンパのコーラス。黒しか入手できなかったので、ブレーキレバーを何にするか迷った(Wレバー仕様のため)が、ケーンクリークのレバーにして、とても気に入っている。ケーンクリークは、まあ、カンパのパクリ製品のようなものかもしれないが、純正でエルゴ以外のブレーキレバーが廃盤となっている現在、貴重だ。
写真:ケーンクリーク ブレーキレバー
フレームに帰因するのかもしれないが、TOEI+コーラスのブレーキは、TREKドマーネ+アテナ よりも、体感レベルが一桁違うほど、よく効く。コーラスとアテナでそんなに性能差があるとは考え難かったが。
フレームに帰因するのかもしれないが、TOEI+コーラスのブレーキは、TREKドマーネ+アテナ よりも、体感レベルが一桁違うほど、よく効く。コーラスとアテナでそんなに性能差があるとは考え難かったが。
写真:カンパ コーラス ブレーキと
真面目にきっちり走るロードレーサーだが、なんというか華がないというのが、総合的な印象。
真面目にきっちり走るロードレーサーだが、なんというか華がないというのが、総合的な印象。
写真:TOEIバッチ
写真:ヘッドまわり
写真:シートステイ部分
追記(2017/6):ホイールを替えたところ、走りがしっかりしました。
・納車時:カンパレコードハブ+MAVIC GL330リム+モンテアミアータ、実測1075g(前輪)
を下記に変更(以前700cランドナーで使っていたもの)
・ペリシェハブ+MAVIC MA2+グランボア23Cプロトタイプ、実測1270g前輪)
自転車のホイールは軽ければいいというものではないことがあるのは確か。フレームとのマッチングとかいろんな要素があって、何が起因しているのかを判断するのは難しいけれど、今回の場合、重たいクリンチャーホイールにして正解。
ちなみにロードバイクで使ってきたMAVICキシリウム10+ベロフレックスコルサ25は実測1035g前輪でした。
追記(2017/6):ホイールを替えたところ、走りがしっかりしました。
・納車時:カンパレコードハブ+MAVIC GL330リム+モンテアミアータ、実測1075g(前輪)
を下記に変更(以前700cランドナーで使っていたもの)
・ペリシェハブ+MAVIC MA2+グランボア23Cプロトタイプ、実測1270g前輪)
自転車のホイールは軽ければいいというものではないことがあるのは確か。フレームとのマッチングとかいろんな要素があって、何が起因しているのかを判断するのは難しいけれど、今回の場合、重たいクリンチャーホイールにして正解。
ちなみにロードバイクで使ってきたMAVICキシリウム10+ベロフレックスコルサ25は実測1035g前輪でした。
コメント
_ ごくつぶし ― 2019/05/07 06:09
先曲げフォークがトーエイらしいですね。RDはシュバーブでしょうか。TAプロ3アームは太宰さんのバイクを思い出しますね。スワローサドルも似合っています。ラグレスも適度にスムーズで、美しいです。走りそうですね。トーエイはラグレスは大変手慣れているのでプレステージでオーダーするのに最適な工房かもしれませんね。
_ 管理人 ― 2019/06/25 22:33
しばらくアクセスしていなくて、コメントいただきながら、失礼しました。実は、TA3アームから、ギヤ比を落とすために、東京サンエスの「ラ・クランク 47×31」に替えてしまいました。TA3アームのインナーが30まで付けばいいのですが、、。
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