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グランボアER輪行はフォークダウン式ルーフキャリアにも便利2018/10/14


ER輪行 フォークダウン式ルーフキャリア
写真:フォークダウン式ルーフキャリアにER輪行式ランドナー

グランボアのランドナー&スポルティーフ、つまり泥除け付きの輪行方法の基本形態には
3つある。

泥除けがあると、ロードバイク式の前後輪を外すだけで輪行袋に入れるという方法がとれず(大きい輪行袋にすれば泥除けが付いていても可能だが、JR他鉄道各社の持ち込み規定を逸脱するので、鉄道車両に持ち込むという意味での輪行は不可)、ロードバイクとは別の方法をとらないといけない

1)フォーク抜き...伝統的方法で、最もコンパクトになる。対応する自転車の場合、慣れれば20分程でできるので、私的には、やはり一番のお薦め。列車内でコンパクトなのは余計な気遣いの度合いが減る。人間、鍛錬すれば能力向上は得られるので、最初は面倒くさいとおもっても、自分自身の能力開発だと考え、フォーク抜き輪行にチャレンジするのも良い。但し、輪行袋がキツキツのサイズだと、本当に名人芸のようにしないとフレームサイズによっては難しくなるので、例えばグランボアのデモンタ用輪行袋の外袋だけを使用(外袋だけの販売もある)して、ゆったり輪行袋をストラップ(輪行袋に縫い合わせ済み)で締めて使うのがお薦め。

ヤマネオリジナル輪行袋
写真:フォーク抜き輪行

2)デモンタブル・・・私も所有しているが、実は、輪行にかかる時間は、フォーク抜きと比べて圧倒的に早いわけではない(私の場合)。分割して2つになった自転車を2つの袋に上手に入れてパッキングするのに、案外頭を使う。尤も、自宅でデモンタ輪行のトレーニングをきちんとすれば、もっと早くなるかもしれないが。

デモンタ式輪行
写真:デモンタ式輪行。フォーク抜き方式よりも底面の幅が広くなる。

3)グランボアER輪行(イージーリンコウ)・・・前後の泥除け、通常は前キャリアのために簡単に外せない前泥除けを、そのために開発したフォーククラウンを使用することにより、簡単に前泥除けを外せるようにして、ロードバイクとほぼ同じ方式で輪行できるようにしたもの。輪行状態では一番嵩張る。

ロードバイク式輪行
写真:ロードバイク式輪行の一例(ER輪行ではない)

今回、ER輪行のランドナーを入手したのだが、実は、まだER輪行は体験していないのだが、前泥除けが簡単に外せるということで、フォークダウン式ルーフキャリアを使うのに、実に便利だということを伝えたい。自転車2台クルマ1台でツーリングに行く場合、ステーションワゴンの場合、毛布でくるんで荷室に2台入れるということも勿論可能なのだが、なんとなく、キズがつきそうで精神衛生上良くない。で、1台はルーフに載せる、といった場合。

カーサイクリング中心の人も、ERランドナーはお薦めである。自転車用ルーフキャリアではフォークダウン式が一番安定してシンプルだし。

グランボア ミラン カンチブレーキ2018/10/07


グランボア ミラン カンティブレーキ
写真:グランボア ミラン カンチブレーキ

この度めでたく納車された、”グランボアoyakata650BランドナーER”には、サイクルグランボア(株)が開発製品化したカンチブレーキ「ミラン」がインストールされています。
を参照してください。

36,000円もするカンチブレーキですが、ビジュアル的には、正直、おとなしい地味なブレーキにしか見えません(個人的感想)。物理学を学んだり、工学的経験値が豊富だったり、自転車部品への教養豊かな方ならインスピレーションが働くのかもしれませんが、凡人のサイクリストには。

随分前になりますが、仕事で酒業界を担当したことがあり、その時、灘の大手酒造メーカーさんの話で今でもよく覚えている話があります。

「メディアの方とか評論家の方は、手作りということに結構価値をおかれたりしているようですが、例えば高等小学校を出てこの道50年、精米に従事している方がいらっしゃるとします。設備投資がまわらない酒蔵で、昔ながらの方法で、その米磨き職人さんが心を込めて米を磨き、酒を造ったとしても、酒は酵母の生化学反応で出来るわけで、旧来の方法で心を込めて磨くということと出来上がった酒の品質の関係度合いは大きくはありません。それよりかはちゃんとした設備を入れ、旧来の方法よりも正確に効率良く米を磨いて酒をつくったほうが、いいとは思いませんか。人力でやって意味ある仕事と、さほど関係ない仕事とあるのです」。私の解釈も入って、そのままの言葉ではないと思いますが、そんな感じ。

カンチブレーキ「ミラン」についてはどうでしょう。大メーカーなら、所有のプレス機や鍛造設備で安価に効率的に製造できるものを、「手作り」で人的コストが大きいための結果であれば、さほど魅力的ではありません。

設計デザインの創意工夫への対価に加えて、汎用のプレス機では対応できない良い材質を使っているとか、機械よりも人力の精度が優れていることも多いので、そういう部分のコスト構造なら納得。ただ、精度といってもカンチブレーキの場合、本体がどんなに精度よくても、ブレーキシューのセッティング誤差というかやり方で、製造公査など問題にならないほどのばらつきが生じるでしょうから、パーツの精度にどこまで意味があるかは、よくわからないような気もします。

前フリはそれくらいにして、自転車パーツは、やはり使ってナンボ。本日インプレッション走行をしてきましたのでその報告まで。

コースは自宅から山陰本線の保津峡駅往復。途中に「六丁峠」という結構な傾斜の峠があります。直線の高速ダウンヒルから一挙に減速、といったシーンはありませんが、急勾配でコーナーが多いツーリング的シーンには合致しています。

結果、「ミラン」の感想としては、「使うとすごいんです!!」。
そのおとなしい外観とは違った意外な印象。きわめて現代的な味付けで、ブレーキレバーを引くと、「私はよく働きますよ!」といったメッセージがすぐに伝わってきます。

グランボアのセンタープルブレーキ「シュエット」と似た味付けで、そのあたりは開発者である土屋さんの好みなのかもしれません。

グランボア製品を求めるユーザーとしては、これまでマハック等のブレーキを使ったことがあるけど、それよりも性能が良くて美的センスも優れたものを、少し値が張っても欲しい、飲みに行くのをガマンすれば十分ペイするので、グランボアのにするか、といった感じなのではないでしょうか(勝手な想像)。

制動力についてはナンの心配もない、というか、とてもよく効きます。
シマノのXTRカンチよりも断然。

シマノXTRカンティブレーキ
写真:シマノXTRカンチブレーキ

ここでいきなりXTRカンチの登場ですが、実は、本日、パナソニックのシクロクロスフレームに換装した初乗りで、グランボアの後、まったく同じコースを同じようにパナシクロXTRで走ったインプレッションがそうなのです。ビアンキ シクロクロス(カンビアコルサ=イタリア製オーダー品)に装着していたXTRと比較しても同様です。

もちろん、ブレーキの性能というのはブレーキ単体だけではなく、フレームとリムとタイヤとブレーキレバーのマリアージュですから、簡単ではありません。

とはいっても、パナシクロフレームは、シマノのカンチを使用することを基本として設計されているでしょうし、そこのところは公平な比較です。

ちなみにグランボアのフレームはマハックのブレーキ台座で設計されていますので、逆にパナシクロのフレームにミランを装着すると、想定される性能が発揮できない可能性は高く、逆もまた真で、グランボアフレームにXTRだと、もっと効かないでしょう。

TOEI650Aに装着しているミスターコントロールカンチとの比較はどうでしょう?
今日は乗っていませんが、このコースはこれまでに数え切れないくらい数々の自転車で走っており、カーブのひとつひとつ、ブレーキの感覚は覚えています。
ミランの方が良く効くと断言できます、すみません。

ミスターコントロール カンティブレーキ
写真:ミスターコントロール カンチブレーキ。ビジュアル的には力強い。

パーツの組み合わせは下記のとおりです。

*グランボアフレーム-グランボアパピヨンリム-グランボアエキュルイユ650×38B-吉貝GC202Qレバー

*パナソニック オーダー シクロクロスフレーム(クロモリ)-マビックOPEN4リム-グランボアシプレ700×30C-シマノアルテグラ6600レバー

*TOEIヤマネスペシャル2フレーム-アラヤ20Aリム-グランボアルナール650×32A-吉貝DC204Qレバー

まとめとして、グランボア ミラン はその穏やかな外観に似合わず?、とてもよく効くブレーキですが、極めて現代的というか、ガツンと効くタイプです。

実用的にも美的にも一流品といって間違いありません。最初に別の品を買って買い換えるよりも最初から良い品を装着したほうが結局はお得ですが、駄品を使ってこそ、良い品がわかるというのも真ですし、まあ趣味ですから、そこはお好みで良いのかもしれません。

これまで私が六丁峠を走って一番感動したブレーキはというと、このブログでも前に書きましたが、カンパ コーラス です。効く!と感じてからのジワーとした感覚、手のひらに伝わる官能評価が、さすがカンパ、気持ちいい、というところです。サイドプルですしレーサー用ですからランドナーやシクロクロス車には装着できませんが。

失礼しました。

※追伸:グランボア ミランへの改善お願い
タイヤを外す際、カンチブレーキの左右のワイヤーがポロンと外れるので、輪行の際等で紛失するリスクがあり、何か改善策が欲しいです。マハックの千鳥でしたら、ワイヤが外れないのですが、せっかくのグランボアオリジナル球形千鳥ですし、、。

グランボア シュエット センタープルブレーキ
写真:グランボア シュエット センタプルブレーキ

TOEIロードレーサー 丹下プレステージラグレス
写真:カンパ コーラス サイドプルブレーキ

一澤信三郎帆布の「自転車かばん」2018/09/24

先日、仕事で一澤信三郎さんにお会いできることになり、予習のため「一澤信三郎帆布--愛され続けるかばんの本」宝島社2017に目を通していたところ、
【自転車通勤している職人のアイデアが形になった「自転車カバン」。自転車にとりつけられる。】という紹介箇所に目がとまった。

アポの時間より少し早くお店に入り、所望したところ、たった1つだけ在庫があったので分けて頂いた。

ロードレーサーに装着してみたところ、カバンの下がタイヤに当たり、無理。

グラベルロードのkona Rove ltdだと大丈夫。但し、泥除けがあるからかもしれない。泥除けがなければ、ちょっと苦しいかも。

モールトンにつけると、ぴったり。
軽快車にはカゴがあるので、そもそも付ける必要がない。

モールトンにもkonaにもリクセンカウルのフロントバッグ用アダプターを付けているので、一澤信三郎帆布のにも、リクセンカウルの金具が付けられればよいのに、と一瞬思ったが、そうすると、ハンドルの高さよりもバッグが高くなり、ハンドルに装着するライトが使えなくなる。

ストラップをハンドルに直接装着し、カバンがハンドルから垂れ下がる形になる一澤信三郎帆布製が、実は用途的にはぴったりだと納得した次第。
ありがとうございました。

一澤信三郎帆布 自転車カバン
写真:「信三郎帆布」のタグ。

一澤信三郎帆布 自転車カバン
写真:モールトンに装着の図。ハンドル装着のライトと干渉せず、使い良い。

一澤信三郎帆布自転車カバン
写真:KONA ROVE LTDに装着の図。泥除けがあるし、使用可。泥除けがないと、カバンの底部が相当汚れるか荷物が重いと擦るかもしれない。

KONA ROVE LTD にグランボア エートル650×42B2018/09/08


kona Rove Ltd

KONAの”グラベルロード(この種の自転車についてリベラルロードという呼び方が京都のお店から提案されている~舗装路も未舗装路も自由なスタイルで自由に楽しめるから) ”Rove LTD” にグランボアの650×42Bの”エートル エクストラレジェ”をインストールしました。

エクストラレジェというのは、ロードの決戦用と同じような細くてしなやかなケーシングを使ったタイプなので、ガレたオフロード等ではサイドカットのリスクがあります。

写真:グランボア エートル エクストラレジェ

horizon 650B 47C
写真:デフォルトのホライズンのタイヤ

しかし、そのスムーズでスルスル進む乗り味の魅力には抗えず、デフォルトのホライズンのタイヤから交換してみました。チューブもグランボアの”レール”軽量タイプ。

実はお店で交換してもらいましたが、大変参考になりました。タイヤ交換くらい自分で出来るし、と思っていましたが、やはりプロは違います。

チューブレスレディ対応のリムだと、タイヤのビート部分がリムに密着するので、装着の際には最初、圧を上げて、それから空気を抜いて指定圧に戻すだとか、天花粉のようなパナレーサーのタイヤとチューブがひっつくのを防ぐ粉の実践的使い方とか、勉強になりました。

乗り味も、予想したとおり、車でいうならセグメントが1ランク上がったという感じです。DセグメントからEセグメントに乗り替えた(実際、そんな経験がないので、あくまで想像上)感じなのではないでしょうか。エートルを装着すれば、乗り味グレートアップの効果大です。

ちょっと自分の脚力では固いと思っていたRove LTDも、エートルで3気圧だとスムーズです。ホライズンだと、3気圧だとちょっと固くて、圧を抜きすぎて走ったら、今度はタイヤが大きいので変な揺れ方になって、緩い下り坂で車酔いのようになりかけた(そんな経験は初めて!)ので、ホライズンだと使えるのは2.5気圧までかもしれないというのが、今日までの総括。

タイヤも時々、交換しながら、いろいろ走ってみたいと思います。

自転車サイドバッグ 前か後ろか?2018/05/23


リアサイドバッグ
写真:リアサイドバッグ装着時。オルトリーブのクラシック。自転車はグランボア650Bデモンタブル。

ヒルバーグ アクト テントと一緒に
写真:テントはヒルバーグのアクト。

私の場合、自転車ツーリングでは、走行→風呂→ビール という流れが欠かせないので、いつも民宿や旅館を利用している。自転車は山と違って、基本的に下界を走るので、排気ガスやホコリにまみれる度合いが大きいこともある。

逆に、宿泊を伴う登山では、テント泊。山にはそもそも風呂が無くて、風呂無しで過ごすのは当然。大地と一体感があって時間的にも自由度が大きいテント泊が好きだ。そもそも、小屋が無い山域で泊まることが多いし。

山でのテント泊は数十泊はしているが、そんなわけで自転車でテント泊をしたのは、実はこれまでに、たった2回しかない。

そんな限られた経験だが、2回とも同じ自転車を使用している。但し、キャンプ装備のためのサイドバッグの搭載法は異なる。

最初はリアにサイドバッグを装着した。泥除けが昔のフランス製品で、荷台を兼ねる形状になっているのを活かしてオーダーしたリアキャリアなのだが、下り坂でシミー現象を感じ、途中でサイドバッグごと荷物を宅急便で自宅に送り返したという軟弱さだった。
左右の重量バランスが悪かったのかもしれないが、いくら丈夫なマッドガードとはいえ、荷重の多くをマッドガードが支えるというところに無理があったのかもしれない。

アメリカの雑誌「BICYCLE Quarterly」を眺めていると、最近、やたらとフロントサイドバッグで結構ラフな道(グラベルロード)を走っている写真が目立つ。

キャリアを使わずにバッグを装着する「バイクパッキング」も一部で注目されているようだが、まずはフロントサイドバッグを体験する必要があると感じ、グランボアの650Bデモンタブルランドナーにフロントサイドバッグが装着できるように改造をお願いした。

で、先日、その初ライドを敢行した。

その感想。フロントサイドバッグでの走行感の安定にびっくり。バッグの装着位置が低いため、重心が下がり、とても安定感がある。ズシンと安定して、踏むとスッと進む。
もっと走行感が重くなるかと思っていたが、そんなことはなかった。

峠道でのダンシングも問題ない。下りでもシミー現象は生じない。
前輪に荷重がかかる乗り味が、なかなか気持ち良い。

わかっている人には、何をいまさら、ということだと思うが、前荷重と後荷重とで、こんなにも走行感が違うのかと驚いた次第。

テント装備も軽量コンパクト化されているので、4 サイドまでしなくても、フロントバッグ+前サイド+サドルバッグ で十分長期ツーリングがこなせそうである。

取りいそぎ、ご報告まで。

前サイドバッグ
写真:フロントサイドバッグ装着時。オルトリーブのグラベル。
自転車はグランボア650Bデモンタブル。

ファイントラックのツェルト
写真:ファイントラックのツェルトを使用。十分快適であった。

眼福・・ラリーグランボア・・金色サンジェなど2018/03/11

年に一度の「ラリーグランボア」という行事があり、参加してきました。

京都のランドナー専門店「アイズバイシクル」の主催。お店をスタートして、コントロールポイントの峠でスタンプを押してもらってから、コーヒーと御菓子をご馳走になり、またお店に帰るというイベント。定められた時間の幅の中で、自分の好きなコース、好きなペースで各人バラバラに走ります。

峠では、コーヒーを飲みながら、皆さんくつろいでいらっしゃるのですが、参加者の自転車がすごいこと!当に「眼福」です。お店のブランド「グランボア」の凝った自転車はもちろんのこと、サンジェやルネ・エルスもごろごろ。TOEIやズノウのとても綺麗なマシーンなども。とてもお値打ちなイベントでした。

京都・北山の峠がコントロールポイントでした。
2018ラリーグランボア

集まっているどの自転車も、すごいのですが、今回の一番の眼福ものは、これ。
金色サンジェ
フランスの「アレックス・サンジェ」にオーダーしたオロ(金色)パーツを上品に使った自転車。
ブレーキアーチもリムも、インフレーターも金色。
もちろん、変速機も。チェーンもです。
ハブはマキシカ、後ろ変速機も金色です。
ハンドルも
ブレーキレバーも。
メッキ部分を全部金にするよりも、金を引き立たせて美しくするにはどうしたらよいか考慮されたとのことでした。

何がスゴイかというと、自転車だけでなく、所有されるご本人のウエァにも注目。
渋谷のテーラーで、この自転車に合わせてオーダーされた三つ揃いニッカボッカ仕様(上着は暑いからか暫し脱いでいらっしゃいます)。靴も、自転車用特別オーダー品。
往年の欧州紳士の自転車倶楽部みたい。
趣味人の至高の姿ともいえるでしょう!

とても輝いていた東叡社の夫婦ランドナーもありました。現在入手可能のパーツ中心に綺麗にまとめられています。写真では普通の青色に見えますが、実物の色つやが凄かった。

他にも、パターンレスのギヤ板を加工してオリジナルパターンでオーダーされたかと思われる、前ギヤには、びっくり。

グランボアの新作、「親方作製ラグ仕様フレーム」。ルネルス風のヌメっとしたボリューム感あるラグが魅力的。
ちなみに、グランボアのバッチの背景色が緑なのが「親方フレーム」。イリベ製は赤で、それ以外が青。
全体像は、下。

私は、グランボアのスポルティフで参加しました。
今は亡き、サンツアーシュパープロほぼフルセット。

シュパーブプロ(最終型)には世界でも類を見ない特徴があり、それはブレーキアーチへのバネ内蔵。スッキリしていてチャーミングです。そのブレーキをスポルティフ(泥除付)に使いたいというのが私のオーダー。しかし、シュパーブプロにはショートアーチしかないので、泥除けのためのクリアランスをとるために、ブレーキシューがアーチ穴の一番下になるようにフレームをつくってくれたのでした。(せっかくのブレーキがリフレクターのために全部写っていませんが)

サンツアーシュパーブほぼフルセットのスポルティフ
リクセンカウルのバックの取り付け部分がほつれてしまい、下向きになっているのが残念。今日のコースでしたらシュパーブの38×23の最大ローでも全然問題なく、気持ち良く走れました。最近、軽いギヤで走ることに慣れてしまっているけれど、かつてのロードレーサーギヤ比で走るのも、脚に刺激があって良いものだと思いました。(おしまい)

グランボア シュエット センタープルブレーキ2017/08/27



グランボア シュエット センタープルブレーキ

グランボア シュエット センタープルブレーキ。

装着して数年経つが、改めて、その効きの良さを痛感した。京都・六丁峠の下り。自転車はTOEI700Cランドナー。

このフレームには最初はマハックのライドを付けていたが、せっかくグランボアでセンタプルブレーキを開発されたので、しばらくしてから交換した。

何も、自分の自転車ブレーキの基準がマハック製品、例えばクリテリウム(=カンチ)にあって、それとの比較でシュエットが効くと言っているのではない。

マハックのクリテリウムの名誉の為に述べると、一部の人たちの間ではクリテリウムは効かないブレーキの代名詞みたいにいわれているが、専用台座できちんと造られたフレームなら十分実用に値する。私もTOEI650Aランドナーのデフォルトで付いていて、風評に惑わされて?というか自分の興味でシマノのデオーレカンチとか様々付け替えたが、結局マハッククリテリウムに戻して、それで良くて長い間使っていた経験がある。とはいっても今はマハッククリテリウムではなく、「ミスターコントロール グランボアスペシャル」にしていて、マハックよりは、良く効くし、結局替えてしまっているのだが。

で、グランボアのシュエットは、絶対的な制動力がある。スピードコントロール用のブレーキではなく、極めて現代的である。

私はMTBにも乗るので、現行のシマノXTRディスクブレーキも、使用している。
ディスクブレーキは、このところグラベルロードとかシクロクロス、ロードバイクでも席捲してきている。マーケティング的には正しいと思う。ディスクブレーキになれば、リムやハブやフロントフォーク他、今までのものでは良くないので、膨大な需要が発生することになる。

輪界の事情はさておき、MTBのディスクブレーキは、ぶっといタイヤとごついフレーム、サスペンションフォークに対応するには、それくらい必要だわなっ、ということだと思う。あの質量と物理的エネルギーを受けとめるには確かにリムブレーキでは不足といわれても抗弁できない。今となっては。

だが、繊細なロードフレームやランドナーなら、リムブレーキでも十分性能的には問題ないと思う。センタープルのシュエットでいうと、体感制動力はXTRディスクと変わりない。むしろXTRのほうが,ジワッと効かすコントラブルな感じで、シュエットは、気をつけないと前輪がロックするくらいになる。ディスクブレーキの場合、シマノやスラムでも普及価格帯のものはジワッと効く「タメ」が高グレード製品よりも劣る。シュエットはフーデットレバーの上から握って、長いダウンヒルに使うのに良い設計か。ドロップの下をもって、2本指以上で制動をかけると、効き過ぎる。オッと、効き過ぎ~という感じ。

ブレーキで私が一番好きなのは(フレームとの相性もあるので私が現在乗っている20台くらいの限られた中ではあるが)、現行製品のカンパコーラスサイドプル(すみません、現行のレコードやスーパーレコードは所有してないので3rdクラスのコーラスになります。レコードやスーレコも比較対象してのことではありません)。

ブレーキシューの材質とアーチの剛性と受けとめるフレーム、そしてタイヤとのマリアージュの結果だろうが、とにかく、「気持ちよい」。京都の自宅近くでは六丁峠の嵯峨から保津峡方面への下りが、けっこうな急坂でブレーキの性能を試すには好都合なのであるが、そこをカンパコーラスで走る度に、「おーっ、気持ちいい!!」とブレーキを掛けるためだけに走りに来たくなる。ジワッと、それが握力にリニアに反応しながら効く感じが、とてつもなく気持ちいいのである。ブレーキシューがリムに当たる感覚が、ほんと、気持ちいい。

自動車でもポルシェのブレーキはとても感触がいいうえに良く効くので、ポルシェらしい走りができると聞いたことがある(私はポルシェを運転したことはないが)。

ペダルを踏んで、スッと前に出る気持ち良さが、良い自転車の基本ではあるが、ブレーキの気持ち良さというも大切である。

グランボアシュエットは、どちらかというと「性能」に振っている印象をうけるが、それは、その存在理由として当然の選択であろう。マハックのレーサーやライドが決して「気持ちよい」ブレーキではなかったことは自信をもっていえるが、センタープルブレーキを交換しようとするユーザーのニーズは、「制動力の向上」がメーンであると推察されるので。

綿Tシャツで自転車に乗る!2017/08/24

この夏、綿Tシャツで自転車に乗ったら気持ちよく、癖になってしまった。

スポーツサイクルに乗るときは、それが当たり前だと思って必ず自転車ジャージを着用してきた。

競技とかそれを念頭においたトレーニングの場合、風の抵抗を少なくすることはとても大切なので、体にフィットした自転車用ジャージの着用は必然。

ツーリングの場合でも自転車ジャージ特有の後ろポケットが重宝。私の場合、真ん中のポケットにウインドブレーカーと財布を入れ、右にはコンパクトカメラ、左にはスマホを入れるのが定番。さっとカメラを出して、さっと仕舞える。

ところがである、ユニクロのスーピマコットンTシャツ(¥1,000)という、普通のTシャツよりもしなやかで軽いのを入手し眺めていたところ、「これで自転車に乗ると気持ちよさそう」と閃いたのだ。

京都の夏は暑い!蒸し蒸し!いつもの山間コースであっても、やはり暑い。

で、そのTシャツでランドナーに乗ってみた。流石にロードバイクにTシャツだと、あまりにもミスマッチ感があって自転車に失礼だし。

化学繊維と違って、汗をかいても暑さの中での気持ち悪さが抑えられる。
なにより素晴らしいのが、ダウンヒル! 風が袖から入って、背中をまわって裾から抜ける。自転車ジャージだと後ろポケットからパンツのあたりに汗がたまりがちであったが、Tシャツだと風が抜けて、全然そんなことがなく、さわやか。Tシャツが風のトンネルになる。綿でも、汗がどんどん乾いていく。ダウンヒルがこんなに気持ちいいものだったのかと思った。高校生の頃に自転車で遠乗りをして感じたような、懐かしいけど新鮮な感覚。

秋になると、濡れた綿シャツでは気化熱による体温の損失が大きく、良くないだろうが。

でも、こんなに暑い夏で、標高も低いエリアなら、綿Tシャツは断然ありだと思った次第。
皆さんも、試されてみてはいかがだろう。

カメラやその他携行品は、背負わずに、自転車に装着するバックに入れると良い。

キャラダイス バーレイ サドルバック最高!2017/08/18


キャラダイス バーレイ サドルバック
写真:キャラダイス バーレイ サドルバック。上に輪行袋を載せている。サドルはブルックスB17.

この度、紀州へのツーリングでキャラダイスのバーレイというサドルバックを実践投入した。日帰りでの試用はしていたが、輪行宿泊ツーリングでは実は初めて。

路面状態の悪いところも走ったが、まったく問題なく、装着もスムーズかつスピーディーで秀逸な製品であることを実感した。

輪行時や宿についてから、バックを外す手間は煩わしいものだが、ほんの一瞬で済む。通行止めになっているところを通過するのに、バックを外して自転車を担ぎあげたりすることがあったが、そんな時にも、実にスピーディーに済んだ。

脚にも全く当たらない。旧来の製品によっては脚にあたり、それを防ぐためにはサドルバックサポーターをシートピラーを抜いてから装着する必要があったり、ネジ止めで事前に装着しておいたりしないといけない製品もあったりしたのだが、キャラダイスバーレイのサドルバックサポーターの場合は、ブルックス等のサドルループのある製品を使えば、何も余分なものを装着する必要はない。

というわけで、本日、700Cランドナーにもサドルバックループのあるサドル=ブルックスチームプロ チタンに換装した。以前、入手していたもの。

従前のサドル(ブルックス チームプロ)は、とてもよく馴染んでいたのだが、サドルループ金具ではサドルバックの重量を支えきれないと考えられる。

ブルックスチームプロはサドルループを後付けして実測545g、チタンは実測420gだったので、125gの軽量化になった。ペットボトル半分の重量程度だが。

ブルックス サドル
写真:左が従前のブルックスチームプロ、右が今回換装のブルックスチームプロチタン

ブルックスチームプロチタン
写真、左は後付けサドルループ、右はレールと台座がチタンで最初からループが付いている。

TOEI 650AランドナーにキャットアイVOLT300アダプター2017/08/18



TOEI650Aランドナーにキャトアイアダプター

TOEI650Aランドナー、私が最初に購入した本格的な自転車で、四半世紀以上になる。

この自転車ばかりに乗っていたわけではないので、年の割には「若く」見える。

ライト関係は昨年に、久々に、購入当時に戻した。ソービッツのダイナモ後輪駆動前照灯。
それだけでは、例えば紀州の長いトンネルや照明の無い林道トンネルを通過するには信頼性というか機能面でリスクヘッジをする必要性を感じたりもする。

というわけで、現行製品、中でも信頼性の高いキャットアイ製品を装着したいと常々思っていた。フロントバックがあるので、ハンドルバーにライトを装着することはできない。

リクセンカウルアダプターのフロントバックをこの自転車では使っており、装着が簡便であるし、リクセンカウル互換のフロントバックを有効利用するためにも、通常のフロントキャリアは付けたくない。ランドナーながらフロントキャリアの無い軽快さを気に入っているのだ。

というわけでカンチ台座を利用して、オーダーメードでキャットアイ用のアダプターを製作してもらおうと思ってアイズバイシクルを訪ねた。

オリジナルで設計してもらってステンレスかアルミのパイプでイチから作ってメッキをしてもらうことを想定していたが、なんと、キャットアイの既製品アダプターを工夫して装着することで、若き店長が対応してくれた。費用も、想定の10分の1くらいで済んだ。

ありがたいことである。ライトの重さで台座が緩まないかなど、実走して確認する課題は残っているが、うまい具合に装着できて、とてもうれしい。