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キャラダイス バーレイ サドルバック最高!2017/08/18


キャラダイス バーレイ サドルバック
写真:キャラダイス バーレイ サドルバック。上に輪行袋を載せている。サドルはブルックスB17.

この度、紀州へのツーリングでキャラダイスのバーレイというサドルバックを実践投入した。日帰りでの試用はしていたが、輪行宿泊ツーリングでは実は初めて。

路面状態の悪いところも走ったが、まったく問題なく、装着もスムーズかつスピーディーで秀逸な製品であることを実感した。

輪行時や宿についてから、バックを外す手間は煩わしいものだが、ほんの一瞬で済む。通行止めになっているところを通過するのに、バックを外して自転車を担ぎあげたりすることがあったが、そんな時にも、実にスピーディーに済んだ。

脚にも全く当たらない。旧来の製品によっては脚にあたり、それを防ぐためにはサドルバックサポーターをシートピラーを抜いてから装着する必要があったり、ネジ止めで事前に装着しておいたりしないといけない製品もあったりしたのだが、キャラダイスバーレイのサドルバックサポーターの場合は、ブルックス等のサドルループのある製品を使えば、何も余分なものを装着する必要はない。

というわけで、本日、700Cランドナーにもサドルバックループのあるサドル=ブルックスチームプロ チタンに換装した。以前、入手していたもの。

従前のサドル(ブルックス チームプロ)は、とてもよく馴染んでいたのだが、サドルループ金具ではサドルバックの重量を支えきれないと考えられる。

ブルックスチームプロはサドルループを後付けして実測545g、チタンは実測420gだったので、125gの軽量化になった。ペットボトル半分の重量程度だが。

ブルックス サドル
写真:左が従前のブルックスチームプロ、右が今回換装のブルックスチームプロチタン

ブルックスチームプロチタン
写真、左は後付けサドルループ、右はレールと台座がチタンで最初からループが付いている。

TOEI 650AランドナーにキャットアイVOLT300アダプター2017/08/18



TOEI650Aランドナーにキャトアイアダプター

TOEI650Aランドナー、私が最初に購入した本格的な自転車で、四半世紀以上になる。

この自転車ばかりに乗っていたわけではないので、年の割には「若く」見える。

ライト関係は昨年に、久々に、購入当時に戻した。ソービッツのダイナモ後輪駆動前照灯。
それだけでは、例えば紀州の長いトンネルや照明の無い林道トンネルを通過するには信頼性というか機能面でリスクヘッジをする必要性を感じたりもする。

というわけで、現行製品、中でも信頼性の高いキャットアイ製品を装着したいと常々思っていた。フロントバックがあるので、ハンドルバーにライトを装着することはできない。

リクセンカウルアダプターのフロントバックをこの自転車では使っており、装着が簡便であるし、リクセンカウル互換のフロントバックを有効利用するためにも、通常のフロントキャリアは付けたくない。ランドナーながらフロントキャリアの無い軽快さを気に入っているのだ。

というわけでカンチ台座を利用して、オーダーメードでキャットアイ用のアダプターを製作してもらおうと思ってアイズバイシクルを訪ねた。

オリジナルで設計してもらってステンレスかアルミのパイプでイチから作ってメッキをしてもらうことを想定していたが、なんと、キャットアイの既製品アダプターを工夫して装着することで、若き店長が対応してくれた。費用も、想定の10分の1くらいで済んだ。

ありがたいことである。ライトの重さで台座が緩まないかなど、実走して確認する課題は残っているが、うまい具合に装着できて、とてもうれしい。

ガーミン(GPS)かスマホか?地図ロイドかジオグラフィカか?フィールドアクセスかスーパー地形か?2017/03/26

ガーミンのGPSは、何世代にも渡って20年近く使ってきた。もちろん、登山や自転車ツーリング用、ログをとるため。ログをとるためだけなら、もっと軽くて小さいものがいいかもしれないと思って、ログをとるためだけの「ロガー」と呼ばれる機器を使ってみたこともあるが、動いているのか動いてないのか状態が判別し難いのと、電池の持ちや信頼性がよく判らないので、結局使うことはなくなった。

電波状態が悪そうな沢や樹林帯で、ちゃんと動いているのか確認がとれないと、不安になるから。

ガーミン20j
写真:GPS専用機・ガーミン20j

スマホ SHL25とXPERIA XZ
写真:スマホ 左がシャープSHL25、右:SONY Xperia XZ

現在では、スマホのGPSアプリ(地図表示を兼ねるものが多い)が充実してきている。

スマホにgpsアプリ+地図表示アプリをインストールして使うのは、GPS 専用機と比べてどうなのか?

スマホの場合は、スマホハードの性能に影響されるので、単純に、専用機と比較することはできない。
それはそうとしても、先日、スマホをシャープのSHL25(アクオススマホ)から、SONYのXperia XZに買い換えたところ、いろんな発見があって、これを機に体験を記してみた。

それまで、GPS専用機というのは「信頼性」が高いと思っていた。シャープのSHL25だと、時々ログが切れて、帰宅してからみてがっかりしたりすることもあったので。

送電線の近くとか何らかの妨害電波等をひろってGPS信号が切れたりするのかも、と好意的に解釈していたが、スマホを買い換えてXperiaにして判ったのは、単なるハードの性能差だったということ。

GPS専用機のガーミンも、今の機種になる前は、谷筋や樹林帯での捕捉に失敗することはしばしばで、専用機だからといってすごい性能を有しているわけでは全然なかった。今使っている20Jというのは、マシだが、地図表示等との組み合わせの総合性能で考えると、スマホのXperiaの圧勝だと思う。落下させた時の壊れにくさとかでは専用機が優るのかもしれないが。

    ※GPS専用機とスマホ利用との比較については、”ジオグラフィカ”の開発者の方のコメントが詳しいので
https://www.facebook.com/geographica.iphone/posts/1334742306618458:0をご参照。

そもそも、なんでスマホを買い換えようかと思ったかというと、SHL25のログがあまりにもよく切れるので、wifiモデルのSONY XperiaZ3という少し前のタブレットをバックアップ的に同時携行することにしたところ、Z3は、ログをロスすることがほとんどなくて、もしかしたらXperiaのGPS性能というのはとても高いのではないかと思ったからである。

フロントバックやデイパックを背負う時ならタブレットを携行できるが、ロードや登山の時には、タブレットを携行したくはない。

それで買い換えたのだが、SHL25を下取りに出しても3000円にしかならず、SHL25がGPS専用機として使えるのなら、電池の持ちを考えてもそれがいいと思い、何度かXperiaと同時使用してgps性能を確かめてみた。そうしたところ、Xperiaとの性能差は予想以上に、ものすごく大きかった。SIMが無効になってからは、SHL25は、まともにGPS性能も出なくなった。

「GPS TEST」というGPSの状態がわかるアプリをインストールして比較すると、その精度や信号を捕捉する時間が明かになる。もちろん、Xperiaの圧勝。

SONYは以前はカーナビも作っていたので、GPSの技術的蓄積があるのかもしれない。

ハードとしてはiPhoneに変更することも考えたが、寒冷状態での電池の持ちがiPhoneは劣るという指摘と、最新型では、物理的なボタンの操作でなくて液晶画面上の操作になったとのことで、冬山等で手袋で使用するには難があると思って、止めた。iPadは愛用しているのでアップル製品のセンスの良さはリスペクトしているのだが。

で、アンドロイドのXperiaを使う場合、アプリはどうするか?
以前から、私は「地図ロイド」+「山旅ロガー」を愛用してきた。「ジオグラフィカ」というアプリも登場して、作者は本格的な岳人のようであるし、地図ロイドよりも本格的かもしれない、と思って、インストールしてみたが、山に特化しすぎていて、地図ロイドの方が基本性能的に使いやすいと思い、そのまま使い続けることにした。止まった箇所がログ上で×印で表示される機能も重宝しているし。

山にGPSアプリを持ち込んで、いちいち音声で指示してもらおうとか、必要以上に頼る気持ちは全くない。当然だが紙の地形図は携行するので、スマホGPSアプリには余計なお世話になりたくない。「ジオグラフィカ」アプリはちょっと過保護な感じがして、私には合ってないと思ったのだ。※音声ガイド等、簡単に「OFF」にできますので、小生のファーストインプレッションに過ぎず、失礼しました。

iPhone&iPad用のGPS&地形図表示アプリとして、「スーパー地形」というのが数年前に登場した。これは、PCのウインドウズ用の定番地形図ソフト「カシミール」の作者が開発したもので、今後の発展に期待がもてる。パノラマ展望図の作成や見通しの判定ができるなど、カシミールばりの多機能アプリである。

「カシミール」のMac版が登場すれば、ウインドウズ環境から一挙にMac環境に移行したいと思ったりもするのだが、それはともかく、今のところデスクトップのコンピューターで地図表示の多機能ソフトは「カシミール」の一強なので、「カシミール」と「スーパー地形」の親和性の高さがスマホ用アプリでも「スーパー地形」の強みになるかもしれない。

iPadでは現在、「スーパー地形」と定番の「フィールドアクセス2」を、両方入れて比較している。これまでの慣れとシンプルさ、画面のセンスの良さでは「フィールドアクセス2」だが、前述のように「カシミール」との親和性の強みから「スーパー地形」が将来的にはデファクトスタンダートになるのではないかという気もする。将来性を考えると、今から「スーパー地形」に慣れておいたほうがいいかもしれない。

iPadは野外に持ち出すのではなく、自宅で地形図を見たり、既に取得した過去ログを確認するのに使っている。スマホやアンドロイドのタブレットよりも地形図の表示範囲が広くてiPadはとても使いやすい。GPS機能を使ってログ取得をするのではなく、地形図表示専用。

しかし、ipadのセルラーモデル(GPSが搭載されている)はなかなか性能が良いとのことであるし、シビアでない行動用に注文し、現在納品待ち。アップルストアで販売しているSIMフリーモデル。地形図データをキャッシュに目一杯ため込んで、持ち歩く地図帳として使いたい。最新のiPadで、スーパー地形とフィールドアクセスの比較をして、結果は、またそのうち報告したい。

(追記)2017/4/8
続きの その2 をアップしました。

TOEI ロードレーサー再び!2017/03/05


TOEIロードレーサー 丹下プレステージラグレス
写真:TOEIロードレーサー 丹下プレステージ ラグレス

 ランドナー→スポルティフ、ときて、自転車趣味を始めてから3番目にロードレーサーをオーダーした。1989年のことである。アイズバイシクルの土屋さんプロデュースでTOEIへ。
 その後、ロードレースに結構な頻度で参戦するようになって、「趣味のロードレーサー」ではなくリアルレーシングマシーンを!ということで、TOEIは手放してHONJOにした。本城さんは、今はアマチュアからのオーダーは受けず、ピスト=プロ専門のブランド「PRESTO」になっている。

 昨年、その最初のロードレーサTOEIと再会し、そこは私設自転車博物館のようなところであったが、頼んで、買い戻した。当時の塗装のままでもよかったが、気分を一新して、塗り替えた。

 今日は、その初乗り。冬はスノーシュー山行やMTBなので・・。
TOEIロードレーサー
写真:初乗りは、いつものコース

 前オーナーも自転車はものすごく沢山持っていらっしゃるので、乗ったのは数回とのことで、ヘタってもない。

 丹下プレステージのラグレス。オーダー時、薄いチューブでラグレスだと造りにくいので東叡社が受けてくれるのか心配したが、綺麗に仕上がってきた。

 フレームチューブの材質だけで、自転車の乗り味をどうこういうことはできない--スケルトンやパーツ、特にタイヤやホイールとのマッチング--が、軽量だが走りは普通というのが、今日の感想。フロントフォークが寝ているからか、乗り味はランドナーに近い。
TOEIロードレーサー 丹下プレステージラグレス
 写真:納車時、アイズバイシクルで計測したもらったところ、8.85kg。TA3アームなど軽量でない旧パーツを使っていることを考えると、上出来。

 デ・ローザ ネオプリマートやCASATIゴールドラインといったイタ車の、跨がった瞬間から「おお!これぞロードレーサー」で、踏むとスッと前に出る感覚とは違う。
 地味に真面目に仕事をこなしているジャパニーズロードレーサーという感じ。

 両手放しでの直進安定性が良く、フレームの芯は出ている感じ。モノはいいのだが、見た目のとおり、大人しい乗り味である。

 MAVIC GL330という軽量チューブラリムと、グランボアのモンテアミアータチューブラタイヤには期待したが、特にしなやかという感じは受けず、乗り心地は案外固い。空気圧は7。服を着て装備込みの体重は65kg弱。

 最近はクリンチャーの性能も向上しているので、四半世紀前のように、チューブラとクリンチャーの性能差は感じられない。クリンチャーでもグランボア エートル(650×42B)のような空気量が多いタイヤのほうが、断然しなやかで走行感は軽く感じる。スピードは別にして。

 ブレーキはカンパのコーラス。黒しか入手できなかったので、ブレーキレバーを何にするか迷った(Wレバー仕様のため)が、ケーンクリークのレバーにして、とても気に入っている。ケーンクリークは、まあ、カンパのパクリ製品のようなものかもしれないが、純正でエルゴ以外のブレーキレバーが廃盤となっている現在、貴重だ。
ケーンクリーク ブレーキレバー
写真:ケーンクリーク ブレーキレバー

 フレームに帰因するのかもしれないが、TOEI+コーラスのブレーキは、TREKドマーネ+アテナ よりも、体感レベルが一桁違うほど、よく効く。コーラスとアテナでそんなに性能差があるとは考え難かったが。
カンパ コーラス ブレーキと
写真:カンパ コーラス ブレーキと

 真面目にきっちり走るロードレーサーだが、なんというか華がないというのが、総合的な印象。
TOEIロードレーサー 丹下プレステージラグレス
写真:TOEIバッチ

TOEIロードレーサー 丹下プレステージラグレス
 写真:ヘッドまわり

TOEIロードレーサー 丹下プレステージラグレス
写真:シートステイ部分

追記(2017/6):ホイールを替えたところ、走りがしっかりしました。

・納車時:カンパレコードハブ+MAVIC GL330リム+モンテアミアータ、実測1075g(前輪)
を下記に変更(以前700cランドナーで使っていたもの)
・ペリシェハブ+MAVIC MA2+グランボア23Cプロトタイプ、実測1270g前輪)

自転車のホイールは軽ければいいというものではないことがあるのは確か。フレームとのマッチングとかいろんな要素があって、何が起因しているのかを判断するのは難しいけれど、今回の場合、重たいクリンチャーホイールにして正解。

ちなみにロードバイクで使ってきたMAVICキシリウム10+ベロフレックスコルサ25は実測1035g前輪でした。

MTB里山ライド/山サイにビンディングペダルは必要か?2017/02/18

MTB里山ライド/山岳サイクリングにビンディング(バインディング)ペダルは必要か?
という問いかけに対して、私の答えは「特に必要ない。フラットペダルの方が用途に合っている」。

ビンディングペダルのほうがペダリングの効率が良くて速く楽に走れる、というのが一般的な常識だろう。

しかし、ビンディングペダルについて、過度な期待は持たないほうがいい。速い人は、ビンディングでもフラットペダルでも速いし、遅い人はビンディングでもフラットペダルでも遅いというのが冷酷な事実。ビンディングペダルに魔法のような力は無い。ペダリングが上手な人なら、フラットペダルでも綺麗に回せる。

ビンディングが有利なのは、例えば大滝の100kmレースのような、林道をガンガン走る、といったケース。高ケイデンスでペダルを回し続けられる場合には、確かに、ビンディングがあると有利。里山MTBライドの場合、私はそこまで回さないので、特に必要を感じない。

ビンディングがあると楽なのは、なにも「引き足」でペダルを回す力がWになって増えるというのではなく、踏み込まない方の片方の脚を持ち上げやすいということだと思う。

人間の脚というのは身体の部位の中でも重たいもので、踏み込む反対の側の脚がなにもせず、ペダルにドカーンと座っているような状態だったとすると、踏み込む側の脚は、自転車を推進させる力+反対の脚を持ち上げるための両方に力を費やすことになる。

踏み込まない方のペダルに重たい分銅とかブロックを置いたとしたら、ペダリングがとても重くなるであろうことは容易に想像がつく。何もしない反対の脚は、重りのようなもの。

もちろん、無意識的に反対の脚も、踏み込む脚に協力しようとする能力が人間には備わっており、その能力の向上こそペダリングスキルの向上だと思う。フラットペダルであっても、踏み込む反対の脚を持ち上げるというか、もも上げ走りのような感覚でペダリングをすると、あら不思議、上げようとしているのにペダルは足裏に吸い付いた感覚になり、決して、ペダルから脚が上空に向かって離れるということにはならない。

ビンディングがあると、そういう動きがやりやすいということ。

それよりも、MTB里山ライドにおけるフラットペダル有利の最大の理由は、「靴」にある。

ビンディングだと、ペダルが外れなかったら、いざという時に危ないのではないか、フラットペダルだとすぐに足が着くので、山道では有利、といわれたりするが、私の場合はそういうことはあまり感じずに今日まできている。以前は、ずっとビンディングペダルで山道を走っていたが、ペダルが外れにくくて困ったという記憶は、無い。

私が一番重視するのは、押しや担ぎの時の靴のグリップ。ビンディングペダルだと、靴にクリートが必要。足の肉球のところ、一番グリップが必要なところの延長線上の靴裏に、硬い金属のクリートが存在する。

金属クリートが靴裏にあると、濡れた岩盤や丸太の通過や、微妙なトラバース、ザレた斜面の通過など、シビアな箇所での靴グリップの性能が著しく低下する。押し歩きの際、クリートがあると、靴のクッション性が犠牲になり、歩行フィーリングが良くない。膝にも悪そうだ。

歩きや押しや担ぎ時の靴底フィーリングとシビアな場所の通過を重視すると、靴底にクリートは不要、従ってビンディングペダルは使わない。フラットペダルのほうが、すぐに足が地面に着くというメリットも享受しているが。

フラペ
写真:ビンディングじゃないフラットペダル

TREK970 MTBをドロップハンドルに改造2017/01/28


TREK970ドロップハンドルに改造
   写真:TREK970 ドロップハンドルに改造

MTB、1996年モデルのTREK970SHXを、2016年12月、ドロップハンドルに改造した。

SHXはサスペンションフォークのモデルで、単なるTREK970だとリジッドフォークだったので、購入当時、リジッドにしておけば良かったと今なら思えるのだが、効いているのか効いていないのかよくわからないような当時のエラストマー式のフロントフォーク(でも、当時はそれでいいと思っていた。いざという時に効いて、普段はサスの存在を感じさせないほうが、推進力ロスが無くていいと思っていた)を、数年前に、リジッドに交換していたのだが、再度、フォークも交換してドロップハンドルにした。

フォークを交換したのは、色の問題で、黄色にしていたのだが、クロームにしたく、塗り直すよりも新品のクロームを購入したほうが安いため。もちろん、クロモリ。

Vブレーキではなく、カンチブレーキ最終年度のモデルのため、変速関係での改造の苦労は無かった。8速なので、ロード用のデュアルコントロールレバーと互換性がある。但し、2016年現在では3×8速の手元変速レバーは普及品の「クラリス」しかなかったが、結果、特に不満はなく、十分な性能だと思う。
MTBドロップハンドルにクラリスのレバー
 写真:シマノ クラリスの3×8速用 デュアルコントロールレバー

米国トゥルーテンパー製のクロモリフレームには、細身のパーツが似合い、当時のシマノXTのクランクやディレイラーを交換する気持ちも必要性もなかったので、そのまま。カンチブレーキはXTRなので、今となってはお宝感も発生。
米国トゥルーテンパー製クロモリチューブ
 写真:米国トゥルーテンパー製クロモリチューブ
シマノXT
 写真:シマノXTのスリムな後変速機

 写真:シマノXTRのカンチブレーキ

この機会にVブレーキに改造しようと一瞬思ったりもしたが、ディスクブレーキ時代の今更、性能を重視するよりは、MTBカンチのフィーリングを楽しむ方がこの自転車を保有する意義があると考えた。それと、なにより、TREKオリジナルのシートクランプ一体式のブレーキケーブルアウター受けがシンプルで面白いので、残したいと思った。
TREKオリジナルカンチアウター受け
 写真:TREKオリジナル カンチブレーキアウター受け

ハンドルは、ドロップが浅くてリーチも短い、ディズナの製品にした。
メーカーのホームページから引用すると
 <ディズナのクロスシリーズは、ピュアなオンロードではなく、オフロードでのシクロクロスレースやシクロクロス遊び、少しラフなスタイルのオンロードをイメージしており、特にフラットロードからドロップに移行するライダーなどを重視しながら製品開発に取り組んで行きます。
 バンディーハンドル ¥5,985(本体¥ 5,700)
●ポリッシュBK・ポリッシュSL ※ポリッシュ加工はトップ部分のみ
●6061 T-6 ダブルバテッド
●トップ部分385mm/エンド部分470mm(C-C)
●298g●ドロップ:100mm・リーチ:60mm
●ドロップエンド付近約120mm区間ハンドル径:22.2mm
●クランプ径:31.8mm
超コンパクトのセミドロップスタイルのハンドル。ドロップハンドルでありながらプロムナード的にも使用でき、またアーバンスタイルやオフロードに於いても扱いやすい設計の新たなカテゴリーを印象付かせるハンドル。エンド付近の径をフラットハンドルと同じ22.2mmとしフラット系ブレーキレバーを装着可能。勿論通常のドロップ用ブレーキブラケット取付け部分は23.8mmに設定しており、多目的なドロップハンドルとしても魅力的。ハンドルを裏返してディズナのWレバー用マウントなどを使用しフラット用ブレーキレバーでアップスタイルなプロムナードにも変身する。60mmのリーチと100mmの超コンパクトなドロップとしての機能性能は勿論、他には無い存在である。>

とのことで、MTBにはいい感じである。
ディズナのMTB用ドロップバー
 写真:ディズナのMTB用ドロップハンドル

で、そもそも何のためのドロップハンドル改造かというと、最新スケルトン+ストロークの大きいサスペンション+27.5インチ+油圧ディスクのMTBを2015年に導入してからというもの、今更ながらであるが、旧式のMTBでシングルトラックに入る機会が無くなってしまったからだ。

かといってクロモリフルリジットのMTBも好きである。山仕様でなく、他に活用できる道があれば存在意義を見いだせるわけで、「輪行用、急勾配ツーリング、1泊まで」という極めて限定的な用途に思いが至った。イメージ的には四国の祖谷の集落を巡って、若干のシングルトラックの押し担ぎも含まれるようなツーリング。

最新のディスクMTBだと、大柄すぎて輪行する気持ちになれない。26インチ細身のカンチMTBだと気楽に輪行できる。

舗装路がメインの用途なので、タイヤもスリックにした。中途半端にオフロード性能を求めるよりは、走りのしなやかさを求めた。本当はグランボアのエートル(650×42B)の26HEバージョンがあればいいのだが、そうすると650Bデモンタランドナーと同じになってしまうので、ミシュランのスリックで良しとしよう。

旅にはランドナーが一番だが、時にはドロップMTBも。
もっとも、フラットハンドルのままのMTBでもワンデイから1泊のツーリングなら何の問題もないのだが、マニアの性として、単なる古いMTBだと思われる自転車に乗ってツーリングしたくないというこだわりが、こういう行為をせしめているのである。

まだ、本番で使っていないので、結果がどうなるかは、後日報告したい。

恐るべし耐久力!キャットアイのライトとソニーの電池2016/11/20

「キャットアイ」という大阪の会社がある。自転車乗りなら、サイクルコンピューター(スピードメーター)やリフレクター、ライトを製造している会社として知っている人も多いと思う。道路の反射板とかそっちのほうが会社としてはメインの業務かもしれないが。

ネコの多頭飼いみたいに、多数の自転車と一緒に暮らしている私は、メーターとライトはキャットアイ製品に統一するようにしている。キャットアイの場合、ブラケットがほぼ統一されているので、使い回すのに便利だからだ。

それに、長く自転車生活を続けていると、キャットアイ製品の品質が高いのではないかと、自然に思えてきて、あえて他社製品を買う必然性を感じられなくなるからである。別に、比較テストをしたり、意識しているわけではないが。

そんな感じで過ごしている日々、本日、屋根裏収納庫に置いたままにしている妻のランドナーを掃除してみようと思い立った。

彼女は結婚して数年は自転車に乗っていたが、出産前から遠ざかり、その後はランニングやマラニック、ロゲイニングを楽しんでいるので、四半世紀以上、輪行袋に入れたままの状態になっている。

我が家の屋根裏収納庫というのは、夏は推定、摂氏60度以上になるであろうし、物質の保存には過酷な空間である。

中に入っていた自転車はどうなっていたのか!?

タイヤ、これはユッチンソン(仏)。今はハッチンソンと言っているようですが、は無残に風化してボロボロ。

輪行袋の中には、当時は、何でもない部品だった、アラヤ20Aリムとか、ウイナープロのボスフリー(13-24、6速)、ゼファールソリブロックのフレームポンプ、サンプレックスのリアディレイラー、ストロングライト99のクランク&チェーンホイール、セディスポのチェーン、など、いまではちょっとしたお宝を発掘した気分。それらの品は外見上、特に劣化もなく、気分が高揚した。

で、ハンドルを見ると、まったく記憶してなかったが、キャットアイのライトが付いていた。きっと電池の液漏れでボロボロだろう、と思いながら、念のためスイッチを入れたら点灯した。

これにはほんと、びっくり!
過酷な夏を何度もくぐり抜け、まったく放たらかしにされて自然放電とか諸々あるだろうに、四半世紀以上のブランクを経ても点灯するなんて。

ちなみに電池はSONYのアルカリ単2×2。電池の使用期限をみると92-02 とあったので、1992年02月であろう。期限を過ぎて24年。恐るべし、当時の日本製品。いや-、久々に驚愕しました。

キャットアイ CATEYEの自転車用ライト
写真:これが、キャットアイの恐るべき耐久力をもつライト

ボスフリーの不調を回復。油を差すだけ。2016/10/10


TOEI650Aランドナー
写真:TOEI650Aランドナー 1987年納車。最新の改造は2016年。

本日、TOEI650Aランドナーに乗っていたところ、下りでペダルを止めて慣性走行になると、後輪から若干の異音が生じ、チェーンがチェーンステーに接触するというかクランクの回転を停めていいるのにチェーンが暴れる現象が生じました。ペダルを回すと問題は解決するので、ペダリングを続けて、昼食予定地まで走りました。

フリーかハブの不調だと思って、アイズバイシクルに電話しましたら、若きD店長(20歳代)が応対され、「それはフリーの油ぎれの可能性が高い。車輪を外してフリーを回しながら隙間に注油するといい。フリーの爪まで壊れていることもあるので、その場合でしたら治らないけど」との返答を頂きました。

京都の美山町(今は南丹市)という自転車に理解のあるエリアだったので、昼食を頂いたお店にはゲージ付フロアポンプとか様々な用意があり、お店の人に「CRC(呉化学工業の一般的なスプレーオイル)をお願いできませんでしょうか」と頼みましたら、「よくあることです」と快く貸して(使った分はお返しできませんが)くれました。

で、若きD店長のおっしゃる通り、CRCを吹き付けましたら、無事、治りました。その後80kmほど走り(今日の全行程は150km)ましたが、まったく問題ありません。帰りにアイズバイシクルに寄り、D店長に御礼と「いったん不調になったフリーでも油を差しただけで大丈夫なのか、応急処置的なものなのか」と尋ねたところ、「大丈夫」とのこと。

フリーは(伊)レジナというメーカーのエキストラです。ボスフリーです。恥ずかしながら四半世紀以上自転車に乗っていながら、ボスフリーに注油の必要があることを知りませんでした。

家に帰って、ウチには主な自転車関連本は揃えているつもり(この5年間は弱いですが)なので、メンテ本を海外の翻訳本も含めて(概して海外の本の方が真剣度が高い、というかまともなものしか翻訳されないのかも)見ましたが、そのことを記述している本は、ほとんどありませんでした。そもそも、最近出版された本でボスフリーのメンテに紙数を割くというのがあり得ないのは判ります。本を出版する際の原価に紙代は大きいと思うので、真っ先に削られるのは経済合理性からいっても仕方ないです。

ほとんどありませんでした、と書いたのは、さすが、新田真志「自転車メンテナンス・ブック」アテネ書房1987 にはちゃんと書いてありました。「ボスフリーは1ヶ月に1回、注油するように」と。走行キロ数については記されてないので、乗らなくても油分が飛んだりしてその頻度なのかどうかは謎ですが、ともかく、ボスフリーに注油の必要ありと。

多分、普通の店というか、バイトちゃんが対応するような店なら当然のこととして、「お客さん、こんな古い部品でしたら、もう駄目ですよ。寿命ですよ」と冷ややかなコメントで終わっていることでしょう。

数年前から、ランドナーが一定のブームらしかったそうですが、ネット情報とオークションでパーツを集めて、それらしく造ったりしても長続きしないだろう、後のメンテを考えても、やはり信頼できる店にお願いするのが一番だと、改めて思いました。D店長も、コンサル料をとったりしませんし。パソコン関係の有料サポートみたいに。

キャラダイス バーレイ サドルバック2016/10/06

キャラダイスのバーレイというサドルバックを入手した。「クラシックサドルラック」という純正のラックと一緒に。

TOEI650Aランドナーのフロントキャリアを外し、ライトツーリングモデルに改造したので、英国風というわけではないが、サドルバックを積極的に使ってみようと思った次第。

装着するにはサドルループが必要。ブルックスのチームプロだと後付けのループになるので、なんというかもうひとつ。TOEI650AはブルックスのB17でサドルループが最初から付いているので、装着はバッチリ。というかブルックスのループ付きサドル用に開発された製品かもしれない。どちらも英国のメーカーだし。

仏のジルベルトゥのサドルのループにも問題なく付く。

TOEI650Aに装着して実走したが、ガタつきや異音も発生せず、使い良い。

専用のアタッチメントをシートポストやサドルに固定装着しなくてもいいので、複数の自転車で使い回すのにも良い。サドルはブルックスのB17か、ブルックスプロフェッショナルならチタンベースのループが付いているのにするのがベターだが。

キャラダイス バーレイ
写真:キャラダイス バーレイ

キャラダイス バーレイ
写真:TOEI650Aランドナーにキャラダイス バーレイを装着

キャラダイス バーレイ
写真:キャラダイス バーレイとリクセンカウルのフロントバック

ヤマネの輪行袋:京都のスポーツサイクル ヤマネさんのこと2016/08/20


ヤマネオリジナル輪行袋
写真:ヤマネオリジナル輪行袋
ヤマネオリジナル輪行袋のタグ
写真:輪行袋のタグ、1991年4月29日に購入している

「スポーツサイクル ヤマネ」、京都市内堀川通竹屋町東入ルにある、老舗自転車店である。

就職して3年目、大阪の枚方市香里園にあった会社の独身寮で、「自転車を買いたいのですが、どこのお店がいいでしょうか」と先輩に聞いたところ、「それなら京都のヤマネさんだな」ということで、今に至る自転車三昧生活の第一歩を踏み入れたのが、ヤマネさんでした。

当時は山根徳太郎さんという大学の先生のような雰囲気の方が店主でした。
私「自転車(ランドナー)を1台お願いしたいのですが」
徳太郎さん「予算はどれくらいですか?」
私「7万円位で」
徳太郎さん「あなたは社会人ですか、学生さんですか?」
私「社会人です」
徳太郎さん「それなら15万円くらいにしてもらうとTOEIというフレームの自転車を組むことが出来ます。乗って軽く、持って軽く、見て美しい、3拍子そろった一生物の自転車が手に入りますよ」
私「それなら、それでお願いします」(清水の舞台から飛び降りる気持ち)

1987年のことで、自分としては自転車にそんなに高いお金を出すのか、と内心驚いたものでしたが、半年後には「予算25万円くらいで」といってスポルティフをお願いしていた私でした。その時、スポルティフというのは自転車をいろいろやった後でオーダーするもので、まだちょっと早いのでは、とたしなめられましたが。※当時でも予算25万円ではちゃんとしたスポルティフは難しかったのだと今にしては思います

当時、ヤマネさんは自転車ツーリングの西の総本山、という雰囲気で、雑誌「サイクルスポーツ」に毎月見て楽しくためになる手書きの広告を出稿されていました。今のようにインターネットで玉石混淆の情報がとりあえず量だけは簡単に手に入る時代とは違って、雑誌の広告情報を隅から隅まで食い入るように読んだものでした。

その広告でいつも紹介されていた(と思う)のが、「ヤマネオリジナル輪行袋」。
山根徳太郎さんの経験とノウハウの結晶ともいえる製品で、細かいところまでよく考えられています。制作したのは神戸のトモミツ帆布、だったと思いますが、阪神大震災で廃業されたと聞いており、ヤマネオリジナル製品の販売はその後途絶えているかと思います(最近の状況はわからないので、違っていたらすみません)

650Aランドナーには無駄なくぴったりサイズの輪行袋で、フォーク抜き方式で、本当にコンパクトにまとまり、列車内の置き場にもそんなに気を遣わずにすみます。

700Cランドナーになると、キツキツで、他の輪行袋を使うことにしています。

もう、このような輪行袋がなくなってしまい、寂しい思いではありますが、ランドナー関連に関しては「アイズバイシクル」があるので、何の心配も要りません。東京の「アルプス」さんは「お客さんに勧められる部品の供給がなくなったから」という理由で店を閉じられたそうですが、今ではアイズバイシクルでオリジナルの各種部品開発をはじめ、レストアから旧部品対応の諸々の作業、もちろん最新の部品対応までやっていただけるので、ほんとにありがたいことです。