スペシャライズドM5 2002年モデル ― 2016/05/20
[旧HP自転車とカメラの日々より](2003年に購入、2004年9月記)
東京に引っ越して、初日に見つけたのがMTBの専門店「M.D.S」。 荷ほどきが一段落して、そろそろ東京のショップにも顔を出し、自転車生活を再開したいと考え、まずは1台自転車をつくることにしました。
とはいえ、純増というわけにはいかないので、フルリジッドのスペシャライズドMTBのフレーム交換で済ますことに。どんなフレームに替えるのか、最初に候補に挙げたのはコメンサルの「スーパーノーマル」。コメンサルにはすごく惹かれたけれど、在庫のあるのが愛知県のショップで、通販で入手は可能だけど、私の場合、自転車そのものを買う必要があるのではなく、新しく住む地域で馴染みの自転車店をつくり、東京での自転車ネットワークを広げるために自転車を買うのだという、そもそもの趣旨に返り、やめました。
クラインも考えました。でも、今更クラインというのにも食指が動かず、やめ。どこのショップに頼もうか、いろいろ考えましたが、やっぱり自宅に近い店というのが基本です。
で、前述の「M.D.S」にふらりと入ってみたら、なかなかいい感じ。ちょうど、2002年モデルのスペシャライズドSワークスM5のフレームがセール品として置いてあり、クロモリフルリジッドのスペシャは悪いフレームではなかったけど、パーツは流用してフレーム交換をすることにしました。
ただ、せっかくの軽量アルミフレームなので、クランクは新型出たばかりのXTRに新調、フォークもクロモリのリジッドではバランスが悪いので、マニトウのをインストールしました。スペシャライズドといえば、キャノンデールジャパンの副社長になったマイケル・T・ジャクソンさんと結婚したウインク・ジミックさんが乗っていて、京都ゼミナールハウスで行われていた大会とかで何度かお会いした時の好印象が思い出されます。
キヤノンデール以来のアルミMTB、スペシャライズドのSワークスシリーズは、「固い」とかいわれていた頃もあったので、ちょっと心配していましたが、全然大丈夫でした。特に身体にダメージを感じることはありません。
荒川の上流のジャリジャリ道を走った時、まるで土の道を走っているかのように振動を吸収してスムーズだったのにはびっくりしました。この数年でサスペンションの性能が向上していることもあるのでしょうが。
スピードメーターやペダルのストラップも装着しての実測で10.5kgと軽いので、担ぎも楽です。フレームが太いので担ぎの際、肩にくいこまないメリットもあります。東京に来て入れてもらった「山岳サイクリング研究会」(通称:山サイ研)の例会だと担ぎが多いので、そんな時に助かります。
MTBレースにはこの数年出走していないのですが、この自転車なら久々に出てみてもいいかな、と思わせるものがあります。
購入後、変更したパーツはグリップシフトからシマノのラピッドファイヤーレバーへ。グリップシフトも悪くないのですが、グリップがどうしても太くなり、握った感じの軽快感が損なわれるので、シマノのにしました。
グリップはkuwaharaの細めのラバー、手に吸い付く感じで、シャープさが増しました。
ステムはなかなか定まらず、いいのがあれば交換したいです。最初はロックホッパーからのもので、重くてちょっともっさいのでイーストンのE-50に換えたけれど、もうひとつしっくりしません。全体的な走りは満足です。
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