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周山から佐々里峠周回:ランドナー2台で2018/10/14

神奈川から「山岳サイクリング研究会」の客人を迎え、京都北山ツーリングを実施しました。周山までクルマで行き、佐々里峠を通って周回。京大芦生演習林入口にも足を伸ばし、秋の北山を満喫しました。


周山にクルマをデポ
写真:周山にクルマをデポ。久々にルーフに自転車。ER輪行方式なのでランドナーでもフォークダウン式で簡便。

美山道の駅
写真:美山道の駅で休憩。

美山・松茸ごはん
写真:美山産松茸の松茸ごはん、800円也。道の駅で購入。

美山町北
写真:美山町北。重要伝統的建造物群保存地区。

美山町北
写真:美山町北。外国人の観光客も多数。

美山町北
写真:美山町北。

美山町田歌
写真:知井谷を佐々里峠へ向かう。美山町田歌。

美山町口芦生
写真:芦生へピストン。美山町口芦生。

美山町芦生
写真:美山町芦生。京大の演習林事務所。

美山町佐々里
写真:美山町佐々里。

佐々里峠
写真:佐々里峠

京都市左京区広河原
写真:峠を下って、広河原。山国の谷を通って周山に戻る。

【走行日】2018年10月13日
【使用自転車】グランボアoyakata650BランドナーER。
       M氏:アルプスのランドナー。
【峠】佐々里峠(707m)
【行程】嵯峨嵐山駅7:00=周山8:00~9:00深見トンネル~9:13美山道の駅9:45~10:06北11:04~12:10芦生演習林12:37~13:08佐々里~13:50佐々里峠14:14~14:21広河原14:26~14:50小布施~(山国)~15:57周山=京都市内

グランボアER輪行はフォークダウン式ルーフキャリアにも便利2018/10/14


ER輪行 フォークダウン式ルーフキャリア
写真:フォークダウン式ルーフキャリアにER輪行式ランドナー

グランボアのランドナー&スポルティーフ、つまり泥除け付きの輪行方法の基本形態には
3つある。

泥除けがあると、ロードバイク式の前後輪を外すだけで輪行袋に入れるという方法がとれず(大きい輪行袋にすれば泥除けが付いていても可能だが、JR他鉄道各社の持ち込み規定を逸脱するので、鉄道車両に持ち込むという意味での輪行は不可)、ロードバイクとは別の方法をとらないといけない

1)フォーク抜き...伝統的方法で、最もコンパクトになる。対応する自転車の場合、慣れれば20分程でできるので、私的には、やはり一番のお薦め。列車内でコンパクトなのは余計な気遣いの度合いが減る。人間、鍛錬すれば能力向上は得られるので、最初は面倒くさいとおもっても、自分自身の能力開発だと考え、フォーク抜き輪行にチャレンジするのも良い。但し、輪行袋がキツキツのサイズだと、本当に名人芸のようにしないとフレームサイズによっては難しくなるので、例えばグランボアのデモンタ用輪行袋の外袋だけを使用(外袋だけの販売もある)して、ゆったり輪行袋をストラップ(輪行袋に縫い合わせ済み)で締めて使うのがお薦め。

ヤマネオリジナル輪行袋
写真:フォーク抜き輪行

2)デモンタブル・・・私も所有しているが、実は、輪行にかかる時間は、フォーク抜きと比べて圧倒的に早いわけではない(私の場合)。分割して2つになった自転車を2つの袋に上手に入れてパッキングするのに、案外頭を使う。尤も、自宅でデモンタ輪行のトレーニングをきちんとすれば、もっと早くなるかもしれないが。

デモンタ式輪行
写真:デモンタ式輪行。フォーク抜き方式よりも底面の幅が広くなる。

3)グランボアER輪行(イージーリンコウ)・・・前後の泥除け、通常は前キャリアのために簡単に外せない前泥除けを、そのために開発したフォーククラウンを使用することにより、簡単に前泥除けを外せるようにして、ロードバイクとほぼ同じ方式で輪行できるようにしたもの。輪行状態では一番嵩張る。

ロードバイク式輪行
写真:ロードバイク式輪行の一例(ER輪行ではない)

今回、ER輪行のランドナーを入手したのだが、実は、まだER輪行は体験していないのだが、前泥除けが簡単に外せるということで、フォークダウン式ルーフキャリアを使うのに、実に便利だということを伝えたい。自転車2台クルマ1台でツーリングに行く場合、ステーションワゴンの場合、毛布でくるんで荷室に2台入れるということも勿論可能なのだが、なんとなく、キズがつきそうで精神衛生上良くない。で、1台はルーフに載せる、といった場合。

カーサイクリング中心の人も、ERランドナーはお薦めである。自転車用ルーフキャリアではフォークダウン式が一番安定してシンプルだし。

紅葉峠:台風で倒木だらけ2018/10/08

「グランボアoyakata650BランドナーER」が納入されて、最初のワンデイ プチツーリングに行ってきました。といっても、いつもどおりに走っているだけですが。

2018年9月の台風21号の強風で、京都北山方面は倒木だらけで、未だに花脊峠、芹生峠、神吉から周山に抜ける道、持越峠など、全面通行止めのままで、いつものルートを走ることができません。

今回は、神吉から「紅葉峠」で亀岡盆地に降りてみました。特に通行止めの掲示は現地にはなかったのですが、やはり倒木だらけで、自転車を担いで通行しました。オートバイでは無理でしょう。

亀岡盆地からは保津川沿いの林道で六丁峠へ抜けようと思い、しばらくは倒木を乗り越えて進みましたが、絶望的な倒木の連なりを目の前にして、敗退して、保津小橋まで戻り、老ノ坂を通って帰りました。ランドナーコースですらこんな感じですから、MTBでシングルトラックを楽しむのはかなり厳しいかもしれません。


写真:いつもの河原家住宅。大銀杏は台風でも無事だったが、若干歪んだような気がする


神吉診療所
写真:南丹市神吉診療所

紅葉峠
写真:紅葉峠

紅葉峠展望台
写真:紅葉峠展望台にて

展望台より下の倒木
写真:こんな感じの倒木箇所が複数あり、亀岡盆地側からも神吉盆地側からもクルマやバイクでは通行困難

写真:無事、亀岡盆地に下りる

亀岡盆地にて
写真:亀岡盆地にて

保津川沿い
写真:保津川沿い、旧山陰本線が対岸の道を抜けようとしたが、、、

保津川沿いの道の倒木
写真:倒木を乗り越え乗り越え、進んだが、写真の地点で絶望的になり、引き返した

保津小橋
写真:保津小橋まで戻り

保津小橋
写真:沈下橋の保津小橋を渡って、帰路についた

愛宕山
写真:松尾橋付近にて。愛宕山がくっきり。

【走行日】2018年10月8日 9:00出発~14:50帰着 走行キロ56km(メーター)
【使用自転車】グランボアoyakata650BランドナーER
【峠】六丁峠(181m)、紅葉峠(380m)、老ノ坂(219m)

グランボア ミラン カンチブレーキ2018/10/07


グランボア ミラン カンティブレーキ
写真:グランボア ミラン カンチブレーキ

この度めでたく納車された、”グランボアoyakata650BランドナーER”には、サイクルグランボア(株)が開発製品化したカンチブレーキ「ミラン」がインストールされています。
を参照してください。

36,000円もするカンチブレーキですが、ビジュアル的には、正直、おとなしい地味なブレーキにしか見えません(個人的感想)。物理学を学んだり、工学的経験値が豊富だったり、自転車部品への教養豊かな方ならインスピレーションが働くのかもしれませんが、凡人のサイクリストには。

随分前になりますが、仕事で酒業界を担当したことがあり、その時、灘の大手酒造メーカーさんの話で今でもよく覚えている話があります。

「メディアの方とか評論家の方は、手作りということに結構価値をおかれたりしているようですが、例えば高等小学校を出てこの道50年、精米に従事している方がいらっしゃるとします。設備投資がまわらない酒蔵で、昔ながらの方法で、その米磨き職人さんが心を込めて米を磨き、酒を造ったとしても、酒は酵母の生化学反応で出来るわけで、旧来の方法で心を込めて磨くということと出来上がった酒の品質の関係度合いは大きくはありません。それよりかはちゃんとした設備を入れ、旧来の方法よりも正確に効率良く米を磨いて酒をつくったほうが、いいとは思いませんか。人力でやって意味ある仕事と、さほど関係ない仕事とあるのです」。私の解釈も入って、そのままの言葉ではないと思いますが、そんな感じ。

カンチブレーキ「ミラン」についてはどうでしょう。大メーカーなら、所有のプレス機や鍛造設備で安価に効率的に製造できるものを、「手作り」で人的コストが大きいための結果であれば、さほど魅力的ではありません。

設計デザインの創意工夫への対価に加えて、汎用のプレス機では対応できない良い材質を使っているとか、機械よりも人力の精度が優れていることも多いので、そういう部分のコスト構造なら納得。ただ、精度といってもカンチブレーキの場合、本体がどんなに精度よくても、ブレーキシューのセッティング誤差というかやり方で、製造公査など問題にならないほどのばらつきが生じるでしょうから、パーツの精度にどこまで意味があるかは、よくわからないような気もします。

前フリはそれくらいにして、自転車パーツは、やはり使ってナンボ。本日インプレッション走行をしてきましたのでその報告まで。

コースは自宅から山陰本線の保津峡駅往復。途中に「六丁峠」という結構な傾斜の峠があります。直線の高速ダウンヒルから一挙に減速、といったシーンはありませんが、急勾配でコーナーが多いツーリング的シーンには合致しています。

結果、「ミラン」の感想としては、「使うとすごいんです!!」。
そのおとなしい外観とは違った意外な印象。きわめて現代的な味付けで、ブレーキレバーを引くと、「私はよく働きますよ!」といったメッセージがすぐに伝わってきます。

グランボアのセンタープルブレーキ「シュエット」と似た味付けで、そのあたりは開発者である土屋さんの好みなのかもしれません。

グランボア製品を求めるユーザーとしては、これまでマハック等のブレーキを使ったことがあるけど、それよりも性能が良くて美的センスも優れたものを、少し値が張っても欲しい、飲みに行くのをガマンすれば十分ペイするので、グランボアのにするか、といった感じなのではないでしょうか(勝手な想像)。

制動力についてはナンの心配もない、というか、とてもよく効きます。
シマノのXTRカンチよりも断然。

シマノXTRカンティブレーキ
写真:シマノXTRカンチブレーキ

ここでいきなりXTRカンチの登場ですが、実は、本日、パナソニックのシクロクロスフレームに換装した初乗りで、グランボアの後、まったく同じコースを同じようにパナシクロXTRで走ったインプレッションがそうなのです。ビアンキ シクロクロス(カンビアコルサ=イタリア製オーダー品)に装着していたXTRと比較しても同様です。

もちろん、ブレーキの性能というのはブレーキ単体だけではなく、フレームとリムとタイヤとブレーキレバーのマリアージュですから、簡単ではありません。

とはいっても、パナシクロフレームは、シマノのカンチを使用することを基本として設計されているでしょうし、そこのところは公平な比較です。

ちなみにグランボアのフレームはマハックのブレーキ台座で設計されていますので、逆にパナシクロのフレームにミランを装着すると、想定される性能が発揮できない可能性は高く、逆もまた真で、グランボアフレームにXTRだと、もっと効かないでしょう。

TOEI650Aに装着しているミスターコントロールカンチとの比較はどうでしょう?
今日は乗っていませんが、このコースはこれまでに数え切れないくらい数々の自転車で走っており、カーブのひとつひとつ、ブレーキの感覚は覚えています。
ミランの方が良く効くと断言できます、すみません。

ミスターコントロール カンティブレーキ
写真:ミスターコントロール カンチブレーキ。ビジュアル的には力強い。

パーツの組み合わせは下記のとおりです。

*グランボアフレーム-グランボアパピヨンリム-グランボアエキュルイユ650×38B-吉貝GC202Qレバー

*パナソニック オーダー シクロクロスフレーム(クロモリ)-マビックOPEN4リム-グランボアシプレ700×30C-シマノアルテグラ6600レバー

*TOEIヤマネスペシャル2フレーム-アラヤ20Aリム-グランボアルナール650×32A-吉貝DC204Qレバー

まとめとして、グランボア ミラン はその穏やかな外観に似合わず?、とてもよく効くブレーキですが、極めて現代的というか、ガツンと効くタイプです。

実用的にも美的にも一流品といって間違いありません。最初に別の品を買って買い換えるよりも最初から良い品を装着したほうが結局はお得ですが、駄品を使ってこそ、良い品がわかるというのも真ですし、まあ趣味ですから、そこはお好みで良いのかもしれません。

これまで私が六丁峠を走って一番感動したブレーキはというと、このブログでも前に書きましたが、カンパ コーラス です。効く!と感じてからのジワーとした感覚、手のひらに伝わる官能評価が、さすがカンパ、気持ちいい、というところです。サイドプルですしレーサー用ですからランドナーやシクロクロス車には装着できませんが。

失礼しました。

※追伸:グランボア ミランへの改善お願い
タイヤを外す際、カンチブレーキの左右のワイヤーがポロンと外れるので、輪行の際等で紛失するリスクがあり、何か改善策が欲しいです。マハックの千鳥でしたら、ワイヤが外れないのですが、せっかくのグランボアオリジナル球形千鳥ですし、、。

グランボア シュエット センタープルブレーキ
写真:グランボア シュエット センタプルブレーキ

TOEIロードレーサー 丹下プレステージラグレス
写真:カンパ コーラス サイドプルブレーキ

但馬:春来峠旧道、久斗山、安泰寺(2018/9)2018/10/06

兵庫県、但馬の山間に、ドイツ人住職の禅寺がある。安泰寺といい、世界各国から禅の修行者が集い、自給自足的な生活をしているらしい。

タブレットで地形図をつらつら眺めていて、安泰寺を「発見」してから調べたのが上記のこと。住職のネルケ無方さんの著作も、数冊入手した。

週末毎に台風や雨が続いたが、久々に好天予報となった9月の休日、かつて吉永小百合主演、早坂暁脚本のNHKドラマ「夢千代日記」で有名になった兵庫県湯村温泉に車をデポし、巡ってきた。

湯村温泉
写真:湯村温泉

 湯村温泉から坂を上がり、小学校(照来小学校)の坂を越すと、照来盆地が開ける。
山間の美しい景観が広がった。
照来盆地
写真:照来盆地

 多子(おいご)、切畑、と走り、山間のルートを春来峠を目指す。
新温泉町多子
写真:多子の神社

いつも国道9号線を走る時には、「春来トンネル」で通過してしまう山上に、「春来」の集落がある。春が来る、ムラなのだろうか。
春来小学校
写真:春来小学校。

春来 集落
写真:春来 集落

春来峠旧道
写真:春来峠旧道

小さな峠をいくつか越え、「久斗山」集落へ到着。
久斗山
写真:久斗山 バス停。公衆電話等社会インフラの結節点。

バス停、バス転回場には「バス開通の記念碑」があった。電灯や水道開通記念碑は見かけたことがあるが、バスは珍しい。しかも1987年(昭和62年)建立。世はバブル経済の胎動、日本は広い。
バス開通記念碑 久斗山
写真:バス開通の記念碑

バス開通記念碑 碑文
写真:バス開通の記念碑 碑文

今でこそ、久斗山集落は平時の道路状況ならば、車でさほど時間がかからず町の中心部から行き来できるのだが、かつて自家用車が普及する前、バスが無ければ、本当に不便な地区であったのだろう。

全国的にみれば「秘境」というほどの所ではないので、その分、世間的に全く注目されずに地域の中では隔絶され続けていたのかもしれない。

その久斗山から、更に山の中、行き止まりの一軒家が安泰寺である。

安泰寺
写真:安泰寺

安泰寺の石庭
写真:安泰寺の石庭

安泰寺への道
写真:安泰寺への道。積雪が多いと、トラバース道は単なる山の斜面になるので、歩きでも通行は困難になるだろう。

浜坂駅前
写真:地域の中心街、浜坂駅前。

岸田川
写真:浜坂から湯村へは、岸田川の堤防を走ると快適。湯村は山間の温泉地のイメージだったが、浜坂からの標高差は少ない。

【走行日】 2018年9月23日
【使用自転車】 kona rove ltd
【峠】春来峠(431m=自動車の旧道)
【行程】京都市内5:30=湯村温泉駐車場8:25~9:03照来小学校~9:17多子~10:10柤大池~10:24春来(そばを食す)~10:55春来峠旧道~11:52大熊~12:21久斗山~13:11安泰寺~14:25浜坂駅15:00~15:30湯村温泉駐車場=(入浴)=19:30京都市内自宅

詳しくはルートラボで


おしまい

物見峠、黒尾峠旧道、因美線沿線の旅2018/09/30


因美線沿いを走る
写真:津山からほぼ因美線沿いに走る

これまで自転車に乗っていて、競技中と練習会の集団落車以外で公道で落車したのは2回だけ。最初は、高校生の時、岡山から鳥取に帰る途中、県境の物見峠、当時は未舗装だった、のダウンヒルで石にハンドルをとられて、あっと思った時には落車していた。特に怪我や自転車の故障もなく、すぐに走り直した。
 2回目は厳冬期、クラブの練習会で能勢の山中の峠の下り、アイスバーンになっていて問答無用で転倒、ヘルメットがアスファルトに擦れたが、ヘルメットのお陰で無傷。

 最初に転倒した物見峠にもう1回行ってみたくて、2018年の5月に津山に車をデポして日帰りサイクリングをしてきた。物見峠は舗装され、40年以上も前のことでもあるし、転倒した場所がどこなのか、全く見当も付かなかった。高校生のころは集落景観とか民家とか全く興味がなかったのだが、今走ると、その景観が心に染みた。

因美線の駅は渋く、転車台も残っていたりして、鉄道好きのサイクリストには一石二鳥のルートであろう。
因美線知和駅
写真:因美線知和駅

因美線
写真:因美線の鉄橋

【走行日】2018年5月12日(土)
【使用自転車】TOEI650Aランドナー
【峠】物見峠(626m)、黒尾峠(652m=新道トンネル)、杉ヶ乢(357m)
【行程】京都=(中国道)=津山城址公園駐車場(デポ)9:05~10:36美作加茂駅~10:52美作知和駅~11:22美作河井駅~11:52物見トンネル上12:25~12:56物見峠~13:32物見トンネル東口~14:25黒尾峠(旧道)~14:50杉ヶ乢~16:30津山城址駐車場=湯郷温泉=京都
【走行キロ】88km(メーター)
【走ったルート】
 ☆詳しくは、ルートラボ

黒尾峠旧道
写真:黒尾峠旧道

グランボアOYAKATA 650BランドナーER2018/09/29

4月1日にグランボアの”親方”フレームをお願いしていましたが、本日、組み上がって、納車となりました。

”親方”フレームというのは、”親方”こと土屋さんがフレームビルダーとして自らフレームをこしらえたものです。

脱サラをして裸一貫自転車屋さんを開業した土屋さんが、お店を世界でも屈指のランドナー専門企業に発展させ、正社員も複数擁するようになり、社員からは”親方”と称されるようになりました。

これまでも納得のいく自転車を組み上げるために、オリジナルパーツの開発製品化を続けてこられましたが、遂に、自らフレームビルダーとして火を入れることになったのが確か、昨年のこと。

さすがに、ビルダーとして始めてばかりの頃だと、まだまだ試行錯誤があるかもしれないと思って様子をみていましたが、そろそろ良いかなと思い、お願いしてみた次第。

1987年開業のアイズバイシクルが今年で31年。私は1988年からお世話になっているので、ちょうど30年。この間、アイズバイシクルで購入した自転車を数えてみたら、今回で17台目でした。もちろん、パーツの流用もあるのでフレームベース、こども車や家族用の軽快車もカウントに含めています。

で、本日納車の「グランボア”OYAKATA”650BランドナーER」。

グランボアOYAKATA650BランドナーER
写真:グランボアOYAKATA650BランドナーER

コンセプトは、「普段使いだけど上質なランドナー」。
クラシックなお宝パーツは使っていません。屋根裏収納庫からパーツを引っ張りだしたりしていますので、一部、現行パーツ以外があります。ハブの「デュラエース25周年記念77系」とナショナルのタンケンライト。

他は、ちょっと型遅れだけど、規格的にはちょうどいいシマノの10速時代のもの。後変速機はアルテグラ、前変速機もシマノのシクロクロス用。チェーンホイールは今回新品をインストール、スギノOX44-30、リヤスプロケットは12-30アルテグラ。サドルはブルックスB17。

特徴としては、グランボアオリジナルのイージー輪行(ER)仕様で、ERオリジナルクラウンなどにメッキを入れています。一般にメッキはラグ付フレームの場合に活きることが多いのですが、ERにするとラグレスになるので、ラグレスに合うように、メッキをデザインしてもらいました。一部、金線引きも施されていて、そんなところはちょっとマニアック。
フォークの曲げも、名刀のようにお見事で、感動しました。

今日は台風接近中で、一瞬の雨の止み間に写真を撮りましたが、実走はまだ。いつものコース走ってみるのが楽しみです。

グランボアOYAKATA650BランドナーER
写真:グランボアのバッチ
OYAKATAフレームはバッチのベース色が緑になります。ちなみにIRIBE製は赤。TOEI他これまでの通常バージョンは青。

グランボアOYAKATA650BランドナーER
写真:特徴的なフォーククラウン。メッキが映える。

グランボアOYAKATA650BランドナーER
写真:フォークの曲げが見事!

グランボアER用キャリア
写真:前キャリア
最初の全体写真をみて(拡大しないとわかりにくいですが)、なにか違和感を感じられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。そう、前キャリアが特殊なのです。
通常、前キャリアの上下の部分はヘッドチューブと平行にするものですが、ER用は地面に垂直で、前後の長さも短いのです。ロードレーサーと同じように、泥除けを外すだけの輪行時に想定される、様々な事柄に対応するように設計されたから。
タンケンライトはトンネル進入時等後ろにスイッチがあって便利なのですが、新しいLEDライトも装着したいので、左側にはキャットアイ用のアダプターを付けてもらいました。

グランボア ミラン カンティブレーキ
写真:ブレーキはグランボアのオリジナル製品、「ミラン」。

グランボアOYAKATA650BランドナーER
写真:シートステイの蓋にもメッキと金線引き。

グランボアOYAKATA650BランドナーER
写真:OYAKATAフレームの場合、グランボアのロゴはデカールでなくて手書き。

グランボア エキュルイユ
写真:タイヤはグランボア「エキュルイユ」650×38B 240g

おしまい。

一澤信三郎帆布の「自転車かばん」2018/09/24

先日、仕事で一澤信三郎さんにお会いできることになり、予習のため「一澤信三郎帆布--愛され続けるかばんの本」宝島社2017に目を通していたところ、
【自転車通勤している職人のアイデアが形になった「自転車カバン」。自転車にとりつけられる。】という紹介箇所に目がとまった。

アポの時間より少し早くお店に入り、所望したところ、たった1つだけ在庫があったので分けて頂いた。

ロードレーサーに装着してみたところ、カバンの下がタイヤに当たり、無理。

グラベルロードのkona Rove ltdだと大丈夫。但し、泥除けがあるからかもしれない。泥除けがなければ、ちょっと苦しいかも。

モールトンにつけると、ぴったり。
軽快車にはカゴがあるので、そもそも付ける必要がない。

モールトンにもkonaにもリクセンカウルのフロントバッグ用アダプターを付けているので、一澤信三郎帆布のにも、リクセンカウルの金具が付けられればよいのに、と一瞬思ったが、そうすると、ハンドルの高さよりもバッグが高くなり、ハンドルに装着するライトが使えなくなる。

ストラップをハンドルに直接装着し、カバンがハンドルから垂れ下がる形になる一澤信三郎帆布製が、実は用途的にはぴったりだと納得した次第。
ありがとうございました。

一澤信三郎帆布 自転車カバン
写真:「信三郎帆布」のタグ。

一澤信三郎帆布 自転車カバン
写真:モールトンに装着の図。ハンドル装着のライトと干渉せず、使い良い。

一澤信三郎帆布自転車カバン
写真:KONA ROVE LTDに装着の図。泥除けがあるし、使用可。泥除けがないと、カバンの底部が相当汚れるか荷物が重いと擦るかもしれない。

KONA ROVE LTD にグランボア エートル650×42B2018/09/08


kona Rove Ltd

KONAの”グラベルロード(この種の自転車についてリベラルロードという呼び方が京都のお店から提案されている~舗装路も未舗装路も自由なスタイルで自由に楽しめるから) ”Rove LTD” にグランボアの650×42Bの”エートル エクストラレジェ”をインストールしました。

エクストラレジェというのは、ロードの決戦用と同じような細くてしなやかなケーシングを使ったタイプなので、ガレたオフロード等ではサイドカットのリスクがあります。

写真:グランボア エートル エクストラレジェ

horizon 650B 47C
写真:デフォルトのホライズンのタイヤ

しかし、そのスムーズでスルスル進む乗り味の魅力には抗えず、デフォルトのホライズンのタイヤから交換してみました。チューブもグランボアの”レール”軽量タイプ。

実はお店で交換してもらいましたが、大変参考になりました。タイヤ交換くらい自分で出来るし、と思っていましたが、やはりプロは違います。

チューブレスレディ対応のリムだと、タイヤのビート部分がリムに密着するので、装着の際には最初、圧を上げて、それから空気を抜いて指定圧に戻すだとか、天花粉のようなパナレーサーのタイヤとチューブがひっつくのを防ぐ粉の実践的使い方とか、勉強になりました。

乗り味も、予想したとおり、車でいうならセグメントが1ランク上がったという感じです。DセグメントからEセグメントに乗り替えた(実際、そんな経験がないので、あくまで想像上)感じなのではないでしょうか。エートルを装着すれば、乗り味グレートアップの効果大です。

ちょっと自分の脚力では固いと思っていたRove LTDも、エートルで3気圧だとスムーズです。ホライズンだと、3気圧だとちょっと固くて、圧を抜きすぎて走ったら、今度はタイヤが大きいので変な揺れ方になって、緩い下り坂で車酔いのようになりかけた(そんな経験は初めて!)ので、ホライズンだと使えるのは2.5気圧までかもしれないというのが、今日までの総括。

タイヤも時々、交換しながら、いろいろ走ってみたいと思います。

鈴鹿霊仙山麓の廃村、武奈・男鬼・保月(2018/6)2018/07/29

鈴鹿山系の霊仙山の麓には、「なんでこんなところにムラが?」と思えるような集落が散らばっており、山登りの際や地形図を眺める度に、気になっていた。

地形図に載っている村々は、既に廃村というか無人集落になっていることは、web検索等で知ったが、集落名に何とも味がある。

「保月(ほうげつ)」「男鬼(おおり)」、どんなムラでどんな人が住んでいたのだろう。というわけで、自転車で出かけてみた。

霊仙山 廃村集落 地形図
図:霊仙山の周囲に散らばる今では廃村になったムラなど(クリックで拡大)
      ※昭和8年発行 地形図「彦根東部」スタンフォード大学ライブラリより

今回走ったルート ルートラボ参照

【走行日】2018年6月17日(日)
【使用自転車】SCOTT MTB
【峠】摺鉢峠184m、杉坂峠604m
【行程】近江鉄道フジテック前駅9:10~9:30摺針峠~番場(林道入口)9:46~10:29林道三叉路(ピーク)~11:05大杉竜王神社~11:18武奈町11:45~12:15男鬼(おおり)12:39~12:48落合~山女(あけび)13:14~(権現谷林道)~13:50三叉分岐~14:10保月~15:00杉坂峠~15:17栗栖~15:33仏生寺町~15:39鳥居本~16:03フジテック前駅


フジテック前駅
写真:フジテック前駅を出発

武奈町
写真:武奈町(無人集落)

武奈町、出身の人がメンテ
写真:武奈町では、ご出身の方々が集落の手入れに来られていた

男鬼町
写真:男鬼町


保月
写真:保月

保月 照西寺
写真:保月にある照西寺

保月 照西寺
写真:保月の照西寺には花が生けてあった。無人集落ではあるが、お手入れする方がいらっしゃる証左。

杉 集落
写真:杉 集落。広場になっている。家が数軒、山沿いに残っているが。

杉坂峠
写真:杉坂峠

鳥居本
写真:山を下り、北国街道鳥居本宿を見学してデポ地に戻った。


※保月の廃村過程については、藤尾潔2015「集落の消滅過程:多賀町保月の事例から」という論文があります。

                                  おしまい