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名張、曽爾、室生 (2020/3)2020/03/12


曽爾、兜岩
写真:曽爾(そに)鎧岳(よろいだけ)

名張、曽爾、室生、という地名でピンとくる人は少ないかも。同じ近畿エリアに住んでいても、私自身、なかなかイメージし難い。

とはいえ、個人的な話として、地理学を専攻したくて進路を選んだ学生時代、所属サークルの地域研究のフィールドが名張で、思い出の地ではある。私はそこで「農業班」というのに属し、個人情報保護がとやかく言われる今日ではありえないような調査項目の調査票を手に農家を個別訪問して、学生の研究だということで話を聴いて回ったことがある。

会社に入ってからは、営業として最初に配属されたのが不動産担当のセクションで、大阪中心部まで電車で1時間半以上かかる名張にあるニュータウンの「現地見学会」と銘打つ媒体社の名義貸し(それもグループ会社の名義を使った)広告セールスの現地立ち会いで、何度か訪れた。
立ち会いといっても、直接お客様と接することはなく、現地の販売センターの建物で日がなボーと過ごし、時折広告主の営業マンと、「どうやってこんな物件をお客さんに勧めて契約にもっていくのか」という話を面白おかしく聞いたようなことではあるが。

名義を借りたグループ会社にも、その後ご縁をいただき、因果は巡る。バブル期直前から数年間に殷賑を極めたビジネスモデル。広告主の社長は「新地(大阪のキタ新地)の帝王」と呼ばれたこともあるようだが、今ではその会社の跡形もない。

そんなこんなで、名張という地名に対しては複雑な思いもあるが、地形図をみているとなかなか魅力的なルートがとれることもあって、ワンデイではあるが、走ってみることにした。

○走行日:2020年3月7日(土)
○使用自転車:TREK Madone5.2 フロントシングル改
○走行距離:67km
○峠:栂坂峠(688m)
○ルート:名張駅~香落渓(かおちだに)~曽爾(そに)~室生~三本松~名張駅


近鉄名張駅
近鉄名張駅からスタート

百合ヶ丘
「百合が丘ニュータウン」を30数年ぶりに訪問。荒れた感じの住宅地になってなくて良かった。当時、入居した人の多くは現在、60歳代後半以上ではなかろうか。駅に行くバスの時刻をみると朝の通勤通学時は 5:17、5:38、5:53、6:20、6:53でその次は9:10。バス通勤の場合、遅くても6:53発に乗らなければならない。早寝早起き、勤勉な生活習慣が必要とされる。

香落渓・天狗柱岩
ニュータウンのすぐそばの青蓮寺川沿いを走ると、名勝「香落渓(かおちだに)」となる。名張藩の家老の命名。

曽爾の鎧岳
香落渓沿いを快走していくと、曽爾村(そにむら)に入る。
曽爾村といえば、国の天然記念物でもある「鎧岳」。近畿景観第4編(1933年創元社)で北尾鐐之助をして「ヨセミテのハーフドームを連想する」と言わしめている。

室生原山
峠を越えて室生の領域に入り、山の上の集落を訪ねたり、

三本松の道路元標
旧街道をたどって走った。写真は三本松の道路元標。

 ☆詳しくは、Googleフォトで(64枚)

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