キャノンデールMTB ― 2016/05/17
写真:キャノンデールMTB
写真:駆動系はサンツアーXCプロ マイクロドライブ
[旧HP 自転車とカメラの日々 より]
レイシスのオーダーMTBは軽量でとても美しく、その意味では狙いどおりに造ってもらったのだが、走りに精彩を欠いた。なんかフレームがしなやかすぎて、推進力をロスしている感じ。
というのが表向きの理由で、キャノンデールのフレームを買う決心を固め、パーツを移し替えた。
もう一つの理由として今にして思うのは、当時、私の所属していたクラブがキャノンデールで熱くなっていたこと。鈴鹿ロードのチームロードにキャンデールで揃えて出走したほど。キャノンデールの日本法人が設立され、出来鉄工の「ヨセミテ」ブランド立ち上げに貢献したマイケルTジャクソンがキャノンデールジャパン社立ち上げに際して移籍し、宣教師のように日本のMTB界に影響力を与えるなど、新たな時代のうねりが感じられた。キャノンデールのカタログもマイケルが翻訳していたのかどうか知らないが、奇妙な翻訳調文体や半分意味不明のフレーズがちりばめられていて、手作り感覚にあふれていて楽しいものだった。各レース会場でもマイケルが率先して出走していたし、キャノンデールは大変輝いていた。
ただし、このキャノンデールMTBに私が求めていたものはあくまでシングルトラック用軽量MTBということだったので、最後までサスペンションフォークはインストールせず、リジッドで楽しんだ。フォークは軽量な「ペペロニフォーク」で大変気に入っていたが、キャノンデール社からリコールの知らせがあり、鉄コラムのものに替えられてしまい、残念。体重60kgほどの私ならば、全然問題なかったかもしれない。
[旧HP 自転車とカメラの日々 より]
レイシスのオーダーMTBは軽量でとても美しく、その意味では狙いどおりに造ってもらったのだが、走りに精彩を欠いた。なんかフレームがしなやかすぎて、推進力をロスしている感じ。
というのが表向きの理由で、キャノンデールのフレームを買う決心を固め、パーツを移し替えた。
もう一つの理由として今にして思うのは、当時、私の所属していたクラブがキャノンデールで熱くなっていたこと。鈴鹿ロードのチームロードにキャンデールで揃えて出走したほど。キャノンデールの日本法人が設立され、出来鉄工の「ヨセミテ」ブランド立ち上げに貢献したマイケルTジャクソンがキャノンデールジャパン社立ち上げに際して移籍し、宣教師のように日本のMTB界に影響力を与えるなど、新たな時代のうねりが感じられた。キャノンデールのカタログもマイケルが翻訳していたのかどうか知らないが、奇妙な翻訳調文体や半分意味不明のフレーズがちりばめられていて、手作り感覚にあふれていて楽しいものだった。各レース会場でもマイケルが率先して出走していたし、キャノンデールは大変輝いていた。
ただし、このキャノンデールMTBに私が求めていたものはあくまでシングルトラック用軽量MTBということだったので、最後までサスペンションフォークはインストールせず、リジッドで楽しんだ。フォークは軽量な「ペペロニフォーク」で大変気に入っていたが、キャノンデール社からリコールの知らせがあり、鉄コラムのものに替えられてしまい、残念。体重60kgほどの私ならば、全然問題なかったかもしれない。
ブレーキのワイヤー取り回しもキャノンデールオリジナルの滑車方式のようなもので、MTB発展期の楽しさにあふれている。
その後、MTBの変貌があまりにも激しくなり、私などにはついていけなくなってしまった。ダウンヒル用MTBなど原動機なしオートバイのようになってしまって、まったくお手上げだ。
数年前から実家に保管し、帰省時の山遊び用にしている。いろいろと思い出のつまった自転車だし、パーツはサンツアーXC PROなので昔を懐かしがって手放さないつもり。
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