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物見峠、黒尾峠旧道、因美線沿線の旅2018/09/30


因美線沿いを走る
写真:津山からほぼ因美線沿いに走る

これまで自転車に乗っていて、競技中と練習会の集団落車以外で公道で落車したのは2回だけ。最初は、高校生の時、岡山から鳥取に帰る途中、県境の物見峠、当時は未舗装だった、のダウンヒルで石にハンドルをとられて、あっと思った時には落車していた。特に怪我や自転車の故障もなく、すぐに走り直した。
 2回目は厳冬期、クラブの練習会で能勢の山中の峠の下り、アイスバーンになっていて問答無用で転倒、ヘルメットがアスファルトに擦れたが、ヘルメットのお陰で無傷。

 最初に転倒した物見峠にもう1回行ってみたくて、2018年の5月に津山に車をデポして日帰りサイクリングをしてきた。物見峠は舗装され、40年以上も前のことでもあるし、転倒した場所がどこなのか、全く見当も付かなかった。高校生のころは集落景観とか民家とか全く興味がなかったのだが、今走ると、その景観が心に染みた。

因美線の駅は渋く、転車台も残っていたりして、鉄道好きのサイクリストには一石二鳥のルートであろう。
因美線知和駅
写真:因美線知和駅

因美線
写真:因美線の鉄橋

【走行日】2018年5月12日(土)
【使用自転車】TOEI650Aランドナー
【峠】物見峠(626m)、黒尾峠(652m=新道トンネル)、杉ヶ乢(357m)
【行程】京都=(中国道)=津山城址公園駐車場(デポ)9:05~10:36美作加茂駅~10:52美作知和駅~11:22美作河井駅~11:52物見トンネル上12:25~12:56物見峠~13:32物見トンネル東口~14:25黒尾峠(旧道)~14:50杉ヶ乢~16:30津山城址駐車場=湯郷温泉=京都
【走行キロ】88km(メーター)
【走ったルート】
 ☆詳しくは、ルートラボ

黒尾峠旧道
写真:黒尾峠旧道

自転車で帰省。京都-鳥取(2018/5)2018/05/30


 写真:自宅を5:20に出発

昨年、京都の自宅から鳥取に自転車で帰省し、なかなか良かったので、今年も実行することにした。日照時間が長くて気温も適当な5月~6月がベスト。

去年と基本的に同じルートとしたが、相違点は下記の通り。
1)篠山から柏原に向かう鐘ヶ坂トンネル手前の「大山川」沿いは全て旧道。雰囲気、走りやすさとも、とても良かった。
2)和田山付近を円山川左岸。去年は右岸の道路を走ったが、けっこうクルマの交通が多く、イマイチだったから。和田山駅を過ぎたあたりから旧道に入ると、実に自転車に快適な道が、大屋橋まで続き、大正解であった。

今回もマイペース走行で、スピードは意識しないようにしたが、カメラ撮影は自粛して停車する時間を減らすようにして、走りを楽しんだ。摂取食物も去年より少なかったが、意識してそうしたわけではない。

【行程】
2018年5月26日(土):自宅5:20(去年5:18)~5:59(5:55)老ノ坂~7:16(7:10)天引トンネル~7:55(7:51)篠山京口橋~8:00(8:00)篠山城址~8:37(8:50)新鐘ヶ坂トンネル~8:47ファミマ柏原下小倉店(コーラ・トイレ)~8:55(9:08)柏原~9:08(9:17)水分(日本一低い分水界)~9:43(パン小休止)(10:19)青垣9:59~10:36(10:57)遠阪峠~10:51(11:15)簗瀬駅~11:02和田山駅~11:26(12:06)養父市場~11:33(12:14)大屋橋~12:27(13:11)大屋市場~14:04(14:45)若杉峠~14:40(15:15)新戸倉トンネル~15:13(15:50)若桜橋~16:32(17:10)東郡家R29~16:58(17:33)鳥取県庁~17:13(17:45)自宅
【走行距離】214km 平均速度20.5km
【峠】老ノ坂219m、天引峠324m、鐘ヶ坂219m、遠阪峠368m、若杉峠729m、戸倉峠731m
【使用自転車】TREKエモンダ
【摂取】パン3個、バナナ2本、コーラ300ml、アクエリアス300ml、水500ml
【ルート】
詳しくは ルートラボで。

篠山城址
 写真:篠山城址 8:00

柏原
写真:柏原の大ケヤキ 8:55

水分(分水界)
写真:水分 9:08

写真:青垣で一休み 9:43-9:59

遠阪峠
写真:遠坂峠 10:36

写真:大屋市場の先のお地蔵さんで小休止

若杉峠
写真:若杉峠 14:04

戸倉峠
写真:戸倉峠 14:40

鳥取城址
写真:鳥取城址=卒業した高校の前 16:58

去年よりも地図を見る回数も減り、30分程時間短縮になりました。
特に身体で痛む箇所もなく、気持ち良く走り終えました。

自転車で帰省。京都-鳥取(2017/6)2017/06/19

 月に1度、鳥取に帰省している。いつもはクルマなのでその週末は自転車に乗ったり山に登ったりできないのだが、考えてみれば、自転車で帰るという方法がある、と今更ながら気づいた。

 20歳代の時に、主として国道9号線を通って(峠のトンネルは嫌なので、迂回したり旧道)自転車で帰ったことがあるが、それ以来で、ほぼ30年ぶり。クルマの交通量が多い道を避け、京都から亀岡、篠山、柏原、青垣、遠坂峠、養父、大屋市場、若杉峠、戸倉峠、のルートにした。戸倉峠の国道29号線は、鳥取自動車道が開通してからは交通量が激減し、とても走りやすくなっているので、ノープロブレム。私が子供の頃は、国道29号線は、大幹線という感じであったが。

 偶然、日本で一番低い分水界に遭遇したり、丹波や但馬の静かで穏やかな景観の中を走り抜けることができて、とても楽しく、心地良かった。暑くもなく寒くもなく、飲食もペットボトル2本弱と小ボトル水、おにぎり2個とパン5個 とゼリー2個で済んだ。ワンコインでその日は鳥取まで帰れたことになる。20歳代の時より、56歳になった今回のほうが、断然楽に走れた。タイムトライアル的な走りではなく、マイペース省エネ走法ではあるが。

【行程】
2017年6月17日(土):自宅5:18~5:55老ノ坂~7:10天引トンネル~7:51篠山京口橋~8:00篠山城~8:10ローソン篠山東岡屋店(紀州南高梅おにぎり¥110+持参したパン2個+ウイダーゼリー)~8:47鐘ケ坂トンネル(旧)閉鎖で引き返す~8:50新鐘ヶ坂トンネル~9:08柏原~9:17水分(日本一低い分水界・パン2個)9:36~10:19青垣~10:57遠阪峠~11:15簗瀬駅~11:33ミニストップ和田山寺谷店(紅鮭おにぎり\140)~(道を間違える)~12:06養父市場~12:14大屋橋~13:11大屋市場~14:45若杉峠~15:15新戸倉トンネル~15:50若桜橋~16:25若桜鉄道八東駅(ポカリスエット+せんべい)~17:10東郡家R29~17:33鳥取県庁前~17:45自宅
【走行距離】217km
【峠】老ノ坂219m、天引峠324m、鐘ヶ坂219m、遠阪峠368m、若杉峠729m、戸倉峠731m
【使用自転車】TREKエモンダ

5:18出発。ブラックバーンの大型サドルバックを初使用。

天引トンネル

篠山 河原町商店街
篠山 河原町商店街

篠山城址
篠山城址

鐘ヶ坂旧トンネルは閉鎖
鐘ヶ坂トンネル旧道は、完全閉鎖されており、引き返す

柏原
柏原の大ケヤキ

水分
氷上回廊 分水界
「日本で一番低い分水界」モニュメント と説明板

青垣
青垣
青垣にて。渋い酒屋さん。

遠坂峠
遠坂峠

大屋市場
大屋市場:旧但馬銀行の建物。今は設計事務所が使用。

大屋市場 六地蔵
大屋市場の六地蔵ベンチで、小休止

奥若杉
奥若杉の集落
奥若杉の民家
奥若杉の民家。土壁仕様。

若杉峠
若杉峠

戸倉峠
戸倉峠

若桜橋
鳥取県若桜町、「若桜橋」

若桜の町並み
若桜の町並み。走行しながら撮影。

八東駅
若桜鉄道八東駅

鳥取市出会橋
鳥取市内、出合橋。家の近く。

角島大橋・油谷、長門の半島を巡る(2017/5)2017/05/20


角島大橋
写真:角島(つのしま)大橋
角島灯台
写真:角島灯台
俵島
写真:俵島 ※天然記念物
油谷の棚田
写真:向津具半島(むかつくはんとう)の棚田


村上春樹「1Q84」1巻P462より
「地図を眺めているうちに、『何があっても、ここに行ってみなくっちゃ』という気持ちになってしまう場所がある。そして多くの場合、そこはなぜか遠くて不便なところなんだ。そこにどんな風景があるのか、そこでどんなことが行われているのか。とにかく知りたくてたまらなくなる」

同感! 「何があっても」とまでの熱意はないが、地形図を眺めていて、山口県の日本海側の半島群を巡りたくなった。上にある地図は、その主たるエリア。というわけで2017年のGWに角島(つのしま=橋で繋がっているので半島みたいなもの)、油谷島(ゆやしま=今では砂州で繋がっている陸繋島)や俵島、全般的には向津具半島(むかつくはんとう)を巡ってきた。

【ルート】
2日め
2日め

【走行日】2017/5/5~5/6
【行程】
2017/5/4 自宅17:20=19:30(滝野社から中国道)=19:46加西SA(夕食)20:30=22:45帝釈峡PA=24:30吉羽SA(車中泊)
5/5 吉羽SA6:05=7:30美祢市営駐車場(車デポ)8:05~8:50小杉9:05~9:43西市~10:13蕎麦屋10:40~11:30田耕神社~12:10沈下橋~12:30長門粟野駅~13:50角島大橋~14:20角島灯台~15:05角島大橋(本土側)~15:54長門粟野駅~16:18油谷大橋~16:57久津(錦波旅館 泊)
5/6 泊地8:15~(雨宿り)~9:24本油谷~10:08俵島~11:07久津~11:49川尻岬灯台~12:19畑峠~12:30川尻~13:30東後畑棚田(昼食)14:20~14:30津黄峠~14:45千畳敷~15:08茅刈~15:47長門市観月橋~15:57長門湯本駅~16:56山中峠~17:56美祢市デポ地18:30=(中国道)=美東SA(夕食)19:30=21:40七塚原SA=24:03上月PA=25:03赤松PA=26:30自宅

【自転車】グランボア700Cデモンタブル
【峠】 畑峠(160m)、津黄(つお)峠(198m)、山中峠(やまなかたお)(330m)

☆写真をもっとみる Googleフォト(81枚)


三原から浜田、旧庁舎巡りをしながら中国山地を縦断(2012/7)2017/05/07


沼田川。広島空港大橋
写真:沼田川上、広島空港大橋

天磐門別神社(あまのいわとわけじんじゃ)
写真:天磐門別神社(あまのいわとわけじんじゃ)

亀谷峠
写真:安芸と石見の国境「亀谷峠」

町村の広域合併で、かつて町役場があった地区がそのエリアの中心性を失ってしまうケースがしばしばみられます。今では地図を眺めていても、そこに独自の行政区、領域が存在していた痕跡もわかりにくくなっています。皮肉なことに、国土地理院の5万分の1地形図は更新がストップしているので、5万図をみることで、過去を知ることができます。中国山地の5万図を眺めていて、かつてあった役場所在地を巡ってみようと思いたち、2012年の夏に走ってきました。

町村役場の旧庁舎は、広域合併前に起債して、豪華建築に建て替わっているところがほとんどでした。合併後は大きな建物をそこにつくることは難しいでしょうから、有効に活用されることを祈るばかりです。

【走行日】2012年7月13日~16日
【使用自転車】グランボア650Bデモンタブル
【峠】馬通峠(うまどおしとうげ:357m)、印内峠(いんないだけ:385m)、亀谷峠(かめたにだお:643m)
【行程】7/13夜:京都=(新幹線)=三原(ビジネスホテル泊)
7/14:三原8:10~8:41井屋峠~9:50三原市本郷~11:43旧川内町役場~13:30福留ダム~14:08旧豊栄町役場~15:00旧大和町役場~15:49旧世羅町役場~16:35旧三和町役場~吉田町「いろは家」泊
7/15:宿8:15~毛利墓所9:30~10:47旧美土里町役場~13:30亀谷峠~15:09邑南町「矢上駅」~16:07「旧山崎家住宅」~17:22美又温泉「みくにや」泊
7/16:宿9:00~10:17浜田ダム~10:46浜田高校~浜田郷土資料館11:24~12:07浜田駅=(山陰本線)=益田(途中下車)=(山口線)=新山口=(新幹線)=京都

【ルート】

三江線 全駅コンプリート(ランドナーで)2016/10/01

JR三江線<広島県三次(みよし)-島根県江津(ごうつ)間>が廃止されることになりました。廃止予定日は2018年4月1日。

2007年に江の川と三江線沿いを走り、かねてより、もう一度訪ねたいと思っていましたが、廃線の動きの報道に接し、今度は、全35駅を訪問することにしました。

1日の運行本数は少ないのですが、駅は綺麗に掃除され、花の手入れもきちんとされていて、三江線は、本当に地域の人に愛され大切にされている存在なのだと感じました。

三江線の維持にどれくらいのお金が必要なのか知りませんが、鉄道が無くなることで地域の衰退に拍車が掛かることにもなりかねません。地域の誇りを保ち、それこそ「国富を守る」ためにも、鉄道が存続できるようにオルタナティブな道がとれないのでしょうか。災害が生じても道路は税金で治しますが、鉄道は基本的には事業者負担。国土を守る費用として、原発関連に使われる費用とは比べものにならない小さな金額で、鉄道を生かして地域振興をはかることはできないものなのでしょうか。狭義での経済合理性の枠内で考える限り、赤字ローカル線の廃止は「やむを得ない」ことになりがちですから、パラダイムの変革で活路を見いだせないものでしょうか。

ルートは、基本的に下りで交通量も少なく、実に走りやすくて気持ちの良い道です。写真を撮りながらなので止まることも多く、走行距離はメーター読みで140km、ツーリングとして1日に走る距離としては長いのですが、楽ちんでした。

江津駅前のビジネスホテルに泊まり、翌朝は三江線に乗車しました。窓の外、自分が走ってきた道を眺めながら。

【使用自転車】 TOEI700Cランドナー
【行程】
2016年9月9日(金) 京都市内五条葛野大路GS21:10=(中国道)=24:40七塚原SA(車中泊)
9月10日(土)七塚原SA6:15=6:35三次駅近くの駐車場(車デポ)7:12~7:15三次駅~8:16長谷駅~9:40作木口駅~10:04口羽駅~10:40宇都井駅11:05~12:07潮駅~12:55沢谷駅~13:09浜原駅~14:47石見川本駅~16:04川戸駅~17:06江津本町駅~17:18江津駅~ビジネスホテル(泊)
9月11日(日) ホテル~江津駅6:00=(三江線423D)=9:21三次駅=デポ地10:00=(中国道)=16:00京都(自宅)

三江線 粟屋駅
三江線粟屋駅:綺麗に花が生けてある。この後、他のたくさんの駅でも一緒だった。

江の川と三江線
三江線と江の川に沿って走る

三江線 潮駅
潮駅

三江線 江津本町駅

三江線コンプリート

福山から倉吉へ。宮本常一「山の道」の町を訪ねて2016/09/18

 民俗学者の宮本常一「山の道」八坂書房2006 を読んでいると、「山中をあるいていると、思いもうけぬようなところで思いもそめぬような町に出くわすことがある。・・・とくにそういう町の多いのは中国山地である」。

「人が歩いて旅をした頃は山の尾根を通る道が少なくなかった。広島県の福山市から北へ、油木町にいたる道のごときも・・・」。
とあり、続いていくつかの町について記してある。

◇峠の町・小吹(こびき)・・・馬方の中継地。たたら鉄の輸送。大きな問屋もあった。鉄道が開通して、さびれた。

◇丘の町・油木(ゆき)・・・小吹の栄えていたころにはひっそりした村だったが、荷車が通るようになって栄えた。馬の背に荷をつけた時代は荷の後押しをする者もなかったが、車道がついてからはクルマ(人力)の後押しが必要だから。

◇高山市(こうやまいち)・・・牛市で栄えた。

など。今では想像もできない繁栄が中国山地の中で繰り広げられ、その痕跡はかすかな残存をとどめているのだろうか。

そんなところを訪ねてみたくて、2016年の7月、5万分の1地形図を頼りに、広島県福山市から中国山地をうねうねと、鳥取県倉吉市まで走った。

倉吉も渋い町で、江戸~明治の頃、千歯扱きの有数の産地として繁栄した。また、江戸時代には大阪の豪商淀屋が闕所(けっしょ=財産没収)の期間、倉吉に身を潜めて、後の世代に再び大阪で再興したとのことで、それだけのことがある町だったのだろう。

2016年7月16日 京都6:56(のぞみ95号)=8:13福山9:05~12:30神石高原町小吹~13:10油木町13:30~15:05神石高原町花済~15:20高山市~16:15成羽川~16:50(河岸段丘のヒルクライム終了)~17:17高梁市宇治町元仲田邸くらやしき(泊)
7月17日 泊地8:40~8:54御葉峠~9:12高梁川~9:19田井橋9:46~9:50備中川面駅~11:03才乢~12:50満奇洞(昼食)13:20~14:54月田駅~15:18中国勝山駅~16:16真賀温泉木地屋旅館(泊)
7月18日 泊地7:25~8:57鏡野町との峠~9:09ダウンヒル終了三叉路~9:52真庭市との峠(上杉越)~10:25中和村常藤~10:43鳥取県境~11:56倉吉市河原町~12:23土蔵群(昼食)12:47~13:10倉吉駅14:25=(スーパーはくと10号)=17:48京都
◇自転車:グランボア650Bランドナー(デモンタブル)
◇峠:柳峠(やなぎたお:457m)、上杉越(植杉越)うえすぎごえ:762m)

広島県神石高原町安田中
写真:広島県神石高原町安田中、かつては繁栄を誇ったであろう。

元仲田邸くらやしき
写真:高梁市宇治、元仲田邸くらやしき・・・かつての有力者の家が今は宿泊施設。料理が大変美味であった。地元の食材で、地元のおばちゃんがつくってくれる料理。

中国山地 高梁市巨瀬町にて
写真:高梁市巨瀬町にて。中山間地の景観。

写真:高梁市巨瀬町河原地にて。

真賀温泉 木地屋旅館
写真:真賀温泉、木地屋旅館に泊まる。その名称から木地師と関係があるのか宿のおばあさんに訪ねたところ、「もともと先祖が隠岐の島から鳥取の東郷(現・湯梨浜町)に出てきた木地師(の一族)から婿さんを迎えて、今の旅館のある場所の川向かいに住んでいたが、明治の頃の大水害で婿さんは流されてしまった。木地師の道具は残ってないかとよく聞かれるが、何も残っていない」とのこと。

岡山県月田の造り酒屋倉庫
写真:岡山県真庭市月田の造り酒屋倉庫

鳥取県倉吉市
写真:鳥取県倉吉市、江戸期に住民が建立した大きなお地蔵さんが今も屹立。川には鯉。

☆詳しくはGoogleフォトで(100枚)

ルートラボ1日目
福山から倉吉2日目

北条町駅から智頭町、香住へ(2012/11)2016/06/03

2012年の11月、北条町から中国道に沿って走り、福崎、安富、山崎、平福、大原、智頭、若桜とシックな町並を通って日本海側の香住駅まで走りました。

月に一度鳥取に帰省しているのですが、その時中国道から見える道路を自転車で走ってみたいと常々思っていたのと、沿線には民俗学の柳田國男の生家がある福崎、木材の集散地の山崎、参勤交代の宿場町だった平福や大原、山林地主の町である智頭、若桜鉄道の若桜など、渋い町が連なっており、いつもはクルマで素通りしていたところを、きちんと見たいと思ったのでした。

福崎町:柳田國男の生家
写真:福崎町:柳田國男の生家
柳田はこの家のことを「日本で一番小さい家」と記しているが、もっと小さい家は沢山ある。当時、東京帝国大学に進学した人の中では、「日本で一番小さい家」ということではなかろうか。

鳥取道と智頭急行との交差
写真:鳥取自動車道と智頭急行とクロスする

宿場町 大原
写真:宿場町 大原 鳥取藩が参勤交代に使った因幡街道。

【峠】 うすづく峠(197m)、安志峠(あんじとうげ:156m)、切窓峠(きりまどとうげ:269m)、八重谷峠(やえだにとうげ:247m)、寺坂峠(てらさかとうげ:314m)、木地山峠(きぢやまとうげ:727m)、右手峠(うてとうげ:631m)
【自転車】 グランボア700Cデモンタブル
【行程】
◎2012/11/24
京都=(輪行)=北条鉄道北条町駅9:15~10:30中国道加西SA横~10:50福崎:柳田國男生家~11:17福崎駅~12:17安志峠~12:40山崎町内13:07~13:33切窓峠~13:45八重谷峠~14:10寺坂峠~14:30平福~15:25兵庫岡山県境~15:40智頭急行宮本武蔵駅~15:50大原~16:25西粟倉村~17:17木地山峠~18:12右手峠~18:47智頭町(林新館 泊)
◎11/25
8:00智頭町8:52~9:20板井原トンネル~9:40板井原~10:23用瀬町赤波~10:37まぢトンネル~10:50八頭町船岡~11:00隼駅11:17~12:12若桜12:45~13:40舂米~14:20兵庫県境~14:52香美町秋岡~15:15国道9号和田交差点~16:11香住駅=(輪行)=京都
北条から香住
 ☆ルートラボで詳しくルートを見る

【メモ】
・山崎や大原など、自動車道やバイパスを走っていたのではわからない、渋い素敵な町並が堂々と存在している。
・志戸坂峠のトンネルを通るのが嫌なので、木地山峠と右手峠を通って岡山-鳥取県境を越えようとしたところ、途中で日が暮れてしまった。ガスの中も走ったが、その際はLEDの光は拡散して役にたたなかった。昔からのナショナルの探険ライト(豆電球)だとガスの中でも光が地面に届いた。
・右手峠の道を真っ暗な中走っていると、時々サーチライトで照らされたようなまぶしさを感じることがあった。何かと思えば、樹木の間から差し込む満月の光だった。月明かりがあんなに明るいものだと、初めて知った。
てっきり民家があってその光かと思ったら、それは月光。
・柳田國男生家、宮本武蔵誕生の地、平福宿、大原宿、智頭の山林地主の家、西口克己映画監督記念館、隼駅と若桜駅の鉄道施設展示、など見どころ満載であった。有名な観光地はひとつも無いけれど。

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江の川&三江線、温泉津、石見銀山(2007/11)2016/05/27


江の川、三江線
写真:江の川と三江線
江の川沿いを走る
写真:江の川沿いを走る

江の川は、日本で12番目に長い川(194Km)。もちろん中国地方では一番。中国山地を蛇行して複雑な流路を示す。中国地方では、日本海側と太平洋側の分水嶺が県境であることがほとんどなのだが、江の川は県境を突っ切って流れている。

そんな江の川沿いを走ったのは、2007年の11月。自転車で走った後、江の川の河口にある島根県江津(ごうつ)市と、中流域にある広島県三次(みよし)市とを結ぶJR三江線に全線乗車して旅を終えた。

三江線は運行本数が少ないので、全線乗車しようと思ったら、なかなか大変。余裕をもったプランを組むことにし、有福温泉と温泉津(ゆのつ)温泉に泊まり、石見銀山も見学した。

江の川沿いは、様々な形式の橋が架かっており、まるで橋脚博物館のようであった。

【使用自転車】TOEI700Cランドナー
【峠】谷峠(357m)、井沢峠(いそうだお:269m)
【ルート】
2007/11/9 夜 京都=(中国自動車道)=三次のビジネスホテル(泊) 駐車場にクルマをデポさせてもらう
2007/11/10 三次のビジネスホテル8:30~9:10長谷駅~10:23作木口駅~10:32江平駅~11:14口羽駅~13:26浜原ダム~13:49明塚駅~14:33石見川本駅~15:47川平駅~16:45有福温泉街:但馬屋(泊)
2007/11/11 有福温泉但馬屋8:20~10:23千丈渓~13:46石見川本駅~15:00大家~16:05湯里川の河口~16:30温泉津温泉
2007/11/12 温泉津温泉 廣島屋8:30~9:30石見銀山12:00~12:30大田市駅(輪行)=江津=三次(デポ車回収)=(中国道)=京都

江の川 三江線 ルート

片上鉄道廃線・中国山地ツーリング(2011/5)2016/04/27

2011年のGW、JR赤穂線日生駅から片上鉄道の廃線跡サイクリングロードを走って柵原鉱山跡、法然上人の誕生地「誕生寺」、廃校となった小学校を利用した美術館(猪風来美術館)、有漢、西城、東城といった中国山地の渋い町、標高の低い分水嶺の町、その名も「上下」まで走りました。2泊3日、温泉に泊まっての旅でした。

今、思い返しても、見どころが多くて気持ち良く走れた秀逸なコース設定だったと自画自賛してしまいます。自転車はTOEI700Cランドナー。

片上鉄道跡サイクリングロード
写真:片上鉄道跡サイクリングロード

片上鉄道「天瀬」駅
写真:サイクリングロードには駅舎も残されている「天瀬駅」

芸備線比婆山駅付近
写真:中国山地の奥深く走る芸備線の気動車(比婆山駅付近)

芸備線比婆山駅
写真:JR芸備線「比婆山駅」

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