キャンピング装備で走る(神明峠タイム比較) ― 2020/11/23
先日、キャンピング装備(テント装備一式、水やコンロも)で、いつもの裏愛宕を走ってみた。フロントバッグとフロントサイドバッグ、大型サドルバッグ(キャラダイス ネルソン)に詰めて。
同じ自転車に積載量を変えて比較したのではなく、印象論に過ぎないが。
写真:グランボア650Bデモンタ、キャンピング装備
前荷重で、走行感は全く問題なく、気持ちよく走れた。サイドバッグで低重心だからか、平地ではズンズン進んでいく感じで、独特の走行感が気持ち良い。ヒラヒラした走行感のライトウエイトスポーツカー的な楽しさではなく、大型トラック運転の喜びのようなものかもしれない。どちらも運転したことないけれど、想像するのに。
ブレーキも問題ない。荷重は10kg+位だと思うが、私よりも10キロ体重が重い人が乗っても、ブレーキ性能が破綻するはずもないから、尤もなことだと思う。
しかし、荷物が重いと、一定の斜度以上になると、苦しい。今回の私の場合だと、六丁峠はきつかった。筋力の問題だろう。
重量装備で走ったら、所要時間はどれくらい違うのだろうか?
そこで、ストラバで、これまでのデータを拾って、考えるヒントにしてみた。
いつでもどんな自転車でもツーリングペースで走っていて、タイムトライアル的な走りではない。
比較区間はストラバの「神明峠」。神明峠といっても峠のかなり先の裏愛宕ルートの最高標高地点までの区間のようだ。スタートはJR保津峡駅別れのあたりか。
「神明峠」 7.76Km、標高差384m、平均斜度4.9% と記されている。
ちなみに男性のトップは19分00秒、平均時速24.5km。2019年10月7日走行。
女性のトップは28分18秒 平均時速16.5km。2020年5月27日走行。この女性は大阪から144kmを平均時速28.7kmで走った行程の一部が結果計測されていてこれだから、すごい。
さて、私の走行例をいくつか拾ってみた
・走行日・使用自転車・タイム・平均時速
・2020/4/25・パナソニックシクロクロス・42分42秒 10.9km/h
・2020/5/5・パナソニックチタン・40分35秒 11.5km/h
・2020/5/9・TREKマドン・40分28秒 11.5km/h
・2020/5/17・TREKエモンダ・39分52秒 11.7km/h
・2020/5/23・TREKマドン・41分58秒 11.1km/h
・2020/6/24・パナソニックチタン・42分27秒 11.0lm/h
・2020/8/8・グランボア650Bランドナー・47分40秒 9.8km/h
・2020/8/22・TREKマドン・45分36秒 10.2km/h
・2020/9/12・kona ROVE ltd(650x47c)・50分59秒 9.1km/h
・2020/11/1・TOEI650Aランドナー・41分44秒 11.2km/h
・2020/11/3・グランボア650Bキャンピング装備・53分14秒 8.8km/h
・2020/11/8・パナソニックチタン・39分01秒 11.9km/h
いつもはこの区間を40分前後で走っていることになる。車種による違いは思っていたほど大きくない。暑さや体調による差のほうが大きい感じだ。
キャンピング装備だと、やはり遅くなる。
5日後のロードレーサーのタイムと比べると30.7%、前々日のランドナーと比べても22.1%遅い。ロードレーサーとランドナーの差は6.9%。ランドナーのときは、いつもにましてのんびり走りがちなので、登坂性能差がそれだけあるというわけではないと思う。
気合を入れた走りではなくて楽ちんペースでいつも走っているとはいえ、タイムトライアル的に走ろうと思っても、タイムが2/3に縮まるわけでもないだろう。自然に走ってのタイム差としては、上記のデータで特に違和感はないと思う。
重たいキャンピング装備で峠を登ると、レーサーで走るいつものペースの3割増をみておかないといけないということか。平地や下りではそんなに差は出ないと思う。
以上
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