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傷ついたCDを修復2020/02/16


雨の日曜で休養日。
傷がついて、昔のレコードの傷のように定期的に「ポチ、ポチ・・・」というようになったCDの修復をしました。

アルゼンチンのアーティスト、カルロス・アギーレ&キケ・シネシの「Sense of Quiet」という東京ライブ。お気に入りなので、もう1枚買い直しており、まあ修復に失敗してもいいや、という考えで、大胆に。

かつてCD修復の器具と薬剤を購入して試みたりしたこともありましたが、薬剤はすぐ乾燥して使えなくなるのと、わざわざそういうセットを買うのなら、CDを買い直したほうが確実、という具合。

研磨剤入の歯磨きで磨くといい、とネットに出ていて、かつて試みたことがありましたが、効果はイマイチでした。

で、今回は、自転車磨き用の「オートゾル」という定番の品でチャレンジ。他の同種製品でも一緒だと思います。

最初、タオルにつけて、CDを磨きました。CDを磨く場合は、同心円状ではなく放射状にするものらしいので、そうしてみました。

結果は、だいぶましになりましたが、一部、醜いノイズが残っていました。

そこで、2回めは写真のメガネ拭き布にオートゾルをつけて、禁断の?同心円状磨きをした後で放射状に磨きました

すると、傷らしきものも、ほとんど消え、CDプレイヤーにかけてみたところ、治っていました。

研磨剤入のもので磨いたので、表面の保護層等が薄くなったりして、経年変化によるダメージを受けやすくなったりするのかもしれませんが、廃盤になってしまったCDとか、買い直すほどでもないものには、チャレンジしてみる価値があるかもしれません。

レコードよりもCDは雑に扱うからか、知らぬ間に、細かいキズがついてしまっているようです。

CDも丁寧に扱う必要があると感じました。
かつて、カーステレオでCDを使っていたときは、本当にラフに扱っていたものでしたが、最近はクルマの中ではCDを直接挿入することはなく、全てSDカードに入れているので、ましですが。

ワールドマスターズゲームズ2021出走予定とPanaチタン2020/02/24


パナソニック チタンロードレーサーFRTC02
写真:パナソニック チタンロードレーサーFRTC02:ホイールはMAVICキシリウムk10

2021年に、「ワールドマスターズゲームズ」という、4年ごとに開催されるシニアを対象とした国際総合競技大会がアジアで初めて、日本の関西を中心に開催される。

なんと、その自転車ロードレース大会が、私の還暦誕生日に郷里の鳥取県で開催されることを知り、運命的な出会いというか、エントリーせざるを得ないと勝手に思った。還暦記念として、これ以上のものはない。

でも、どう考えても、完走は難しい、というかスタートしてすぐ足切りにあうことだろう。小生、競技はほぼ10年のブランクだし、60歳とか70歳台では身近なところでも化け物のように速い人はワラワラ居り、そんな人達が世界中から集まってくるのだろうから。

カテゴリーは30(歳)+から設定としては5歳刻みで、なんと95(歳)+まであり、1周16.5kmのコースを5周(82.5km)から2周(33km)で競う。60~64歳のカテゴリーでも4周66kmもある。2周になるのは80歳以上からだ。

出走料も高く、エントリーには自転車競技連盟の登録が必要なので、アラ還にして初めて登録選手に(誰でもお金を払えば登録できる)。登録料が年間5千円ほどなので、来年も必要で1万円、レースの参加費が1.5万円なので、2.5万円払って、数分走り、なんともいえない気持ちで足切りされ、出走しただけで記念になったと思いながら、そんな気持ちのときに慰めてくれるマービン・ゲイを聴きながら帰路につく、という情景が目に浮かぶ。



というわけで、久々に競技に復帰(そんな大層なものではないのだが)するにあたって、機材をどうしようかと考えたのであった。



ツーリング用の機材はこれ以上ない位、既に充実しているが、競技に使える今風の機材はTREKのカーボンのしかない。それでも十分なのだが、なんというか、「他所行きの服を新調」みたいなノリで、やはりそれ用に準備するか、という気分が高まった。

大事なイベント用というところでいえば、女性の場合だと留め袖の着物を新調するみたいな

感じだが、自転車だと留め袖の着物と違って、使う機会はいくらでもある。



パーツは、これまで買い集めていたカンパ。ふさわしいフレームは何がいいか、思案の日々を送っていたが、パナソニックのチタンに決定した。カーボンは、耐久性もよくわからないし、流行りがある分、陳腐化も早い。



乗り味としては、クロモリが好きなので、かつてオーダーした「honjo」を塗り替えて使おうかと思ったりもしたが、すぐ足切りされるのに「honjo」では、本城さんに失礼である。クロモリで出走して先頭集団を引く、なんてことができれば格好いいのだが、その可能性はゼロに等しい。



還暦以降は自転車は増やさない決意もしているので、陳腐化せず、これまで持って無くて欲しいもの、となると、これはもうチタンしかないのである。



パナソニックといっても、パナの本社ではなく、グループ会社が大阪は柏原の工場でハンドメイドしており、値段も他メーカーと比べて決して高くなく、大メーカーグループ会社として品質管理レベルも高そう。去年開催された「ジャパン バイク テクニーク」

という自転車制作走行コンテストにも、パナは参加しているし、なかなかいい感じ。

クロモリのシクロクロス車を昨年、入手したが、これがまたよく走る。



というわけで、今回、パナソニックのチタンロードレーサーが加わったというわけ。


PANASONIC TITAN FRTC02

写真:パナソニック チタンロードレーサーFRTC02:ホイールはカンパ ゾンダ


PANASONIC TITAN FRTC02

写真:チタンのデカール



パーツはカンパの11速、コーラスとレコードとスーパーレコードのミックス。


カンパ スーパーレコード ブレーキ

写真:カンパ スーパーレコード ブレーキ



今回、一番楽しみだったのは、スーパーレコードのブレーキ。カンパのブレーキはとても効き味が気持ちよいと常々思っており、これまで使っているのはコーラスだったので、スーパーレコードだと、どんなにすごいか、と期待した。世界最高のパーツを私のような者が使えるのは自転車趣味ならでは。自動車だとそうはいかない。



で、どうだったかというと、制動力がコーラスより高い印象だが、ブレーキは制動力が高ければ高いほど良いというものではないと思う。コーラスの方が許容範囲が広い感じがする。

スーパーレコードは、やはり私の走行速度域ではオーバースペックなのかもしれない。


カンパ コーラス エルゴレバー

写真:カンパコーラス エルゴレバー



エルゴレバーも好き。シマノと比べて変速性能がどうのこうのとかいうことは考えたこともない。親指で一気に押してシフトダウン(後ろ)する感触が気持ちいい。


カンパ レコード リアディレイラー

写真:カンパレコード後変速機とスプロケット(コーラス12-29)

11速。


スプロケットはキシリウムにはコーラスの12-29、ゾンダにはスーパーレコードの12-27を奮発した。


カンパ スーパーレコード リアスプロケット

写真:カンパスーパーレコード リアスプロケット12-27

 11速。


スプロケットのコーラスとスーパーレコードの違い、実際走行してみて、など、判るわけがない。スーパーレコードをゾンダに装着したのは、一生に一度は使ってみたかったから、という理由に過ぎない。真剣に競技用とするなら12-25でも余る、というくらいの脚力がないといけないだろうが、還暦に免じて不問にしてほしい。


セライタリア チタン

写真:セライタリアSLRチタン


サドルはセライタリアのチタンレールのもの。私の身体に誠にフィットして文句のつけようがない。



                                 以上