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庚申塔など石像物・丹波の夜久野2023/03/06

自転車で走っていると石像物に出会うことが多い。自動車と違ってすぐに止まれるので、拝んだり写真に撮ったりしやすい。

石像物の多いエリアは景観も私好みであることが多い。

丹波の夜久野も、その一つ。JR山陰線上夜久野駅からのワンデイツーリングの記録。

夜久野町田谷
写真:夜久野町田谷

但東町河本
写真:但東町河本

但東町久畑
写真:但東町久畑

但東町久谷
写真:但東町久谷


◇走行日:2021年2月14日(日)
◇使用自転車:TOEI650Aランドナー
◇行程:JR上夜久野駅9:25〜10:23天谷峠〜10:51但東町出合市場〜13:08神懸峠〜13:49坂浦トンネルの上旧道〜14:23喜多〜15:14上川口駅〜15:59下夜久野〜16:30(旧道の峠)〜16:52上夜久野駅

◇峠:天谷峠(351m)、神懸峠(396m)

※ 走行gpsログの軌跡



桜を愛でながら桜島から弘前城へ(計画)2023/03/09

 この度、鹿児島・桜島をスタートして、桜を愛でながら「桜まつり」開催中の弘前城をゴールにロングツーリングに出ることにした。30歳代の頃からやりたいと思っていたこと。

3月末のスタートなので、いわゆる桜前線が過ぎて散ってしまっているところもあるだろうが、ソメイヨシノばかりではないし、散った桜をしみじみ感じながら走るのも、退職者にはふさわしいと思ったりする。そう、会社の選択定年制度に応募して3月末で退職。

コースはこんな感じ。
 ※ 桜島ー弘前 桜  自転車旅 ルート計画図(クリックして拡大)

長旅で、毎日旅館のご飯だと飽きるかもしれないので、テント泊も取り入れようと当初は考えたが、今の日本では自由にテントを張れない。

還暦を過ぎた人間が、ゲリラ的にテントを張ったり野宿したりしたりするのは傍目にも見苦しくて周囲からの理解不能。かなりまずい状況になることが容易に想像される。若い人なら、「がんばれよ!」と温かい目でみられることがあるかもしれないが、オヤジがそんなことをしていると、気味悪がられて不審者扱いされるだけだ。

というわけで、途中で体調を崩さない前提で、宿は全て予約した。
ビジネスホテルでなく、地元に古くからあって地元の食材を出してくれるような旅館や民宿に泊まりたい。建物が渋ければ、更によい。

それと、その昔は、自転車で日本縦断=根性&金銭節約旅行 的なイメージが世の中にあって、今も残存しているのかもしれないが、そういうのは私には無理。自分探し的なノリで旅をする感覚は全くないし、単に長年の趣味である自転車で各地の景観に触れながら長期の旅をしたいだけ。

何かテーマ性は欲しいので、桜にあやかった。一桁や二桁国道はやむを得ない場合を除いて走らず、旧道や脇道、マイナールートを走り繋ぐ。
従って道路地図ではなく国土地理院の国土基本図でルートを作成し、本番でも使用。

肝心の自転車については、早くから必要以上に準備を重ねていたのであるが、この1台に決定。

グランボア650Bデモンタブル

グランボア650Bデモンタブルランドナー

グランボア650x42B デモンタブル。

前サイドバッグ仕様。サイドバッグ枠は、現在福岡で「旅の自転車店プラットホーム」を開業しているダイスケ店長(当時、アイズバイシクルの)が、後付けで作ってくれたもの。

2008年1月の納車。天草や中国山地など、これまでも一緒に旅をしてきた。見た目と輪行担ぎには軽くないが、走ると軽い自転車のひとつ。

今回の予定走行キロは2500kmほど。競技者や精力的なサイクリストなら半年もかからずに達成する距離だろう。絶対的な距離はそんなに気にするものではないと思うが、連日の走行になるし、大事をとって下記のように整備してもらった。
・前後輪ともスポーク張り替え(DT)
・チェーン交換(シマノ)
・スプロケット交換(サンツアーα13-26、6速)
・タイヤ交換(グランボア エートル)

自転車以外の準備では歯のメンテナンスと、格安simの容量増大(=宿泊先のwifiは通信品質が担保され難い)など。


バッグを装着しての旅の姿はこんな感じを予定。
まだ寒いこともあるだろうし、ウエアはある程度持参して余裕の旅としたいので、サイドバッグを用意。スポーツ走行的にするなら、もっと軽量化も可能だが。

”日本縦断!”的なノリではなく、「どちらまで?」と聞かれたら「ちょっとそこまで」といった感じで大層にならずサクッとスマートに走りたい。サイドバッグがあるけれど。

追って、旅の記録を順次アップする予定。

「桜島-弘前 桜ライド(仮称)」荷造り完了2023/03/23

会社を選択定年しての「鹿児島-弘前 桜ライド(仮称)」、3月28日に出発予定。
荷物をつくり、先刻、サイドバッグをスタート地点、桜島のホテルに宅急便で送った。

さすがに、前サイドバッグ2つとフロントバッグとサドルバッグを抱えて輪行するのは厳しいと思った次第。

荷物を詰めての姿はこんな感じ。

グランボア650Bデモンタブル

グランボア650Bデモンタブル

◇ 使用するバッグと荷造りしての重量
・フロント  犬印フロントバッグ(大) 7.5kg
・フロントサイド  オルトリーブ クラシック 左3.8kg、右3.8kg
・サドルバッグ  キャラダイス ネルソンロングフラップ 5.2kg
    合計 20.3kg
 別途、財布等貴重品と昼食(パンなど)、折畳傘をデイパックで背負う予定。
・サドルバッグサポーターは キャラダイス バッグマンQRエクスペンド・・・メーカーカタログによると荷重10kgまで

・自転車重量(サイド枠、サドルバックサポーター、ボトル付) 13.6kg
  ※計測は、体重計を使って、自転車を持った状態とそうでない時との差で求めるのが簡単。デジタル吊り下げ秤は、計測する度に数値が大きく違うし(私の持っているのだけかもしれないが)、バネばかりを使うのも力が要る。

荷物が20kg程というのは、登山の場合だとテント泊で数日間の場合と同じ。
そう考えると、たいしたことない。身体で背負うわけではないし。

ブレーキはマハックタンデム。私の体重に20kg加えたぐらいの人は、普通に存在するだろうし、これまでのテスト走行でも問題はなかった。ディスクブレーキの必要性は感じない。

◇装備品(アドバイス等もあり、適宜更改)
1)フロントバッグ
・雨具(セパレート上下:モンベルゴア)、雨用シューズカバー(モンベル)、雨用手袋(モンベルの沢登り用ネオプレイン素材)
・工具類(パンク修理用除く)
・予備ネジナット類、結束バンド
・カメラ(ニコンZ5+24-70mmF4、リコーGR3)
・カメラ予備電池
・ウインドブレーカー(パールイズミ)
・ウインドブレーカーベスト(パールイズミ)
・ワイヤー錠
・空気入れ予備
・iPad mini(”スーパー地形”アプリで全ルート他の地形図をダウンロード済み。地図帳として使う)
・スマートフォン 2つ(通常使用とGPSログ計測用)
・手帳とノート、筆記具
・文庫本
・宿に着いてから荷物を入れる軽量ペラペラ手提げ袋(フロントバッグを自転車から外すのは手間なので)
・日焼け止め
・タオル 1
・日本手拭い 1
・Buff  1
・非常食のウイダーとカロリーメイト
・予備ライト(キャットアイXC400)

2)フロントサイドバッグ=衣類
[ライド用] 
・長袖ジャージ(ラファ Men's Long Sleeve Core Jersey) 2
・長袖インナー(モンベルとファイントラック) 2
・半袖ジャージ(ルイゾンボベ) 2
・アームウォーマー(パールイズミ)2
・コールドアームカバー(パールイズミ)1
・ライド用長ズボン(ラファ Men's Trail Lightweight Pants) 2
・ライド用ズボン用インナー(ラファ トレイルライナー)2
・レーサーパンツ(ラファ メンズコアビブショーツ)2
・レッグウォーマー(パールイズミ)2
・靴下 2
・手袋 2

[ライド時以外用]
・ウール長袖Tシャツ 2
・ウール半袖Tシャツ 2
・ジオライン シェイプトランクス(モンベル) 2
・長タイツインナー(ファイントラック) 2
・ウルトラストレッチアクティブジョガーパンツ(ユニクロ)1
・メンズ・テルボンヌ・ジョガーズ(パタゴニア)1
・ダウンベスト(パタゴニア)1

[どちらでも]
・シェル=フロウラップフーディー (ファイントラック)1

3)サドルバッグ
・輪行袋(グランボア デモンタ用)
・デモンタ輪行用工具セット
・パンク修理一式=タイヤレバー2、チューブ4、パークツールタイヤブート3、パッチ、軍手、空気入れ
・チェーンオイル
・充電器2、ケーブル(Micro USB Type-B、USB Type-C、Lightning)各2 
・洗面歯磨き一式、爪切り
・薬(目薬、ロキソニン、陀羅尼助、オロナイン、バンドエイド、湿布ほか)
・洗濯用品一式(旅行用洗濯袋スクラバ、洗剤アクロンスマートケアを小容器に入れ替えたものとアタックゼロワンパック10gX4、洗濯干しロープ)
・トゥーストラップ 3

荷出ししてしまったので修正は効かないが、服は若干多すぎたかも。
ライド用長ズボンがあるのなら、レーサーパンツ+レッグウォーマーで走ることはなさそうだが、レッグウォーマー単体の重さはたいしたことないので入れてしまったりとか。

小さな積み重ねで総重量が成り立つので、荷物を厳選するのが登山の基本。重いと行動も遅くなる。

自転車の場合はいざとなれば途中で代替品を購入できるのに、つい、ザックに余裕があると荷物を増やしてしまう。いよいよ不要なら自宅に荷物を送り返せるというのも自転車の気楽なところであるが。

桜島-弘前 桜ライド 輪行パッキング2023/03/26


フロントサイド枠輪行
写真:輪行袋に詰めた状態

グランボア650Bランドナー サイド枠 デモンタ
写真:輪行袋に詰める前

出発を明後日に控え、輪行パッキングを済ませた。
自転車はデモンタブルなので、ロードレーサーやフォーク抜き輪行の方式とは異なる。

そもそもデモンタブルの自転車をオーダーしたのは、まだ40歳代だったが、定年になったらキャンピング装備で日本縦断などをしたくて、サイド枠を付けた輪行をするのにデモンタブルが好都合だと思ったから。
実は、今回いろいろやってみたところ、デモンタブルでなくて普通のフォーク抜き輪行で必要にして十分だと判ったのだが、まあ、それはそれで良し。

今回、当初は、ナニワ銀輪堂の「リンカー」を用いることにしていた。
なぜかというと、リンカーだと輪行袋がコンパクトで軽く済むのと、フロントサイドバッグ枠を片方だけ外せばよいから。輪行は往路の鹿児島中央駅までと、復路の弘前から京都までだけの予定なので、走行中は輪行袋は積んでいるだけで、軽量コンパクトさを優先。

で、リンカーでやってみたところ、よく考えられた方式でたいへんよろしいのだが、前輪後輪両方のクイック軸をリンカーで固定すると、当然のことながら、分割した前後のフレームは可動する。動かないように、古チューブで縛ったりしたのだが、なかなかその塩梅に一工夫必要。

それと、実はフロントサイドバッグと大型サドルバッグをいつものフロントバッグに加えると、容量に結構余裕がある。サドルバッグはキャラダイスのネルソンロングフラップという製品で、荷物の量によって2段階のベルトがあるのだが、短いほうで十分足りている。当初、嵩張ると思っていたグランボアのデモンタ用輪行袋でも、余裕で入ってしまう。いざとなれば、サドルバッグの上にストラップで輪行袋を積むこともできる。

軽量化にしても、輪行袋の重さよりも、多すぎるであろう衣類を精査して家に送り返せばよい、と考えた次第。

グランボアのデモンタ輪行袋に入れるには、サイド枠を両方外さないといけない。
でも、ルネルス式の3点ねじ止めなので、10mmスパナ一つで簡単に外せる、クイックレリーズ部分をさわるよりも、簡便。

というわけで、グランボア式にした次第。
外したサイド枠は、Amazonで買い物をした時の封筒を再利用して包み、輪行袋の隙間に入れた。