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三原から浜田、旧庁舎巡りをしながら中国山地を縦断(2012/7)2017/05/07


沼田川。広島空港大橋
写真:沼田川上、広島空港大橋

天磐門別神社(あまのいわとわけじんじゃ)
写真:天磐門別神社(あまのいわとわけじんじゃ)

亀谷峠
写真:安芸と石見の国境「亀谷峠」

町村の広域合併で、かつて町役場があった地区がそのエリアの中心性を失ってしまうケースがしばしばみられます。今では地図を眺めていても、そこに独自の行政区、領域が存在していた痕跡もわかりにくくなっています。皮肉なことに、国土地理院の5万分の1地形図は更新がストップしているので、5万図をみることで、過去を知ることができます。中国山地の5万図を眺めていて、かつてあった役場所在地を巡ってみようと思いたち、2012年の夏に走ってきました。

町村役場の旧庁舎は、広域合併前に起債して、豪華建築に建て替わっているところがほとんどでした。合併後は大きな建物をそこにつくることは難しいでしょうから、有効に活用されることを祈るばかりです。

【走行日】2012年7月13日~16日
【使用自転車】グランボア650Bデモンタブル
【峠】馬通峠(うまどおしとうげ:357m)、印内峠(いんないだけ:385m)、亀谷峠(かめたにだお:643m)
【行程】7/13夜:京都=(新幹線)=三原(ビジネスホテル泊)
7/14:三原8:10~8:41井屋峠~9:50三原市本郷~11:43旧川内町役場~13:30福留ダム~14:08旧豊栄町役場~15:00旧大和町役場~15:49旧世羅町役場~16:35旧三和町役場~吉田町「いろは家」泊
7/15:宿8:15~毛利墓所9:30~10:47旧美土里町役場~13:30亀谷峠~15:09邑南町「矢上駅」~16:07「旧山崎家住宅」~17:22美又温泉「みくにや」泊
7/16:宿9:00~10:17浜田ダム~10:46浜田高校~浜田郷土資料館11:24~12:07浜田駅=(山陰本線)=益田(途中下車)=(山口線)=新山口=(新幹線)=京都

【ルート】

沢登りだと防水カメラでも、壊れやすい。ニコンAW130も。2017/05/19


ニコン クールピクスAW130
写真:レンズのところが曇っているのは、撮影時の反射ではなく、物理的に内部から曇っているため
ニコン クールピクスAW130
写真:液晶が白っぽいのは、撮影時の反射ではなく、水の侵入による内部からの曇り

 先日の沢登りで、カメラが、また壊れた。ニコンのAW130という、カタログスペックでは30m防水のカメラ。沢でドボンした水圧に耐えられなかったのだろうか。1mほどの高さからのドボンだが。。

 ニコンAW130の電池とSDカードの蓋の構造はしっかりしており、信頼していたので、まさか、という思い。もしかしたら、電池蓋をするときに、ネコの毛が挟まってしまっていたのかもしれない。私は、防水カメラには、その製品のアクセサリーとして存在していれば、必ずシリコンカバーも装着する。シリコンカバーは、埃やネコ毛等を付着しやすいので、カバーについたネコ毛等にもっと気をつけなければいけなかったのかもしれない。ゴムパッキンは、劣化していないし、製品のせいにする確証はない。

 これまで、沢登りで使用して、防水デジカメをかなりの台数、逝かせてしまった。カラビナでザックやハーネスのアクセサリーコードにつなげたりして、結構ラフに扱っているからかもしれないが。

◎富士フィルム FinePiX Z33WP・・・外装のプラスチックの電池ケース部分の角が割れて、使用不能に。

◎オリンパス μタフ-8010・・・遡行中に、電池蓋が開き、電池が落下。同時に浸水により使用不能。電池蓋はダブルロックになっており、簡単には開かないはずだが、歩行中に開いていた。山岳会の知り合いが使用していた同機種も、同じ現象により壊れた。ダブルロックでも、シリコンケースが電池蓋のところを覆ってなく、微妙にウエア等と擦れる際にロックが解除されてしまうのかもしれない。ロック解除になった場合、メインのロックは擦れると簡単に開く構造(ニコンだと押し込みながら回さないと動かないが、オリンパスのは簡単につまみが動く)だからかもしれない。まさか、タフを売り物にしていたオリンパスのその製品が、簡単にそんな具合になるとは思ってもなかった。

◎オリンパスは、それ以前にも、数台使ったが、全て、電池室の蓋が開いてダメになった。レンズカバーがある製品があって、レンズに水滴がつかず、重宝してたのだが。

◎パナソニック ルミックスDMC-FT2・・・ライカのエルマーレンズ使用をウリにした防水デジカメで、写りは気に入っていたが、ボディ外装のネジが、知らぬ間に1本とれていた。遡行中に故障したわけではなく、現在も使えるが、ネジが取れたカメラで防水性は担保されないだろうから使用中止。店に修理見積もりを出したら2万円近い金額を提示されたので、修理はやめた。自分で互換性のあるネジを探したい。カバーはアクセサリー的なもので、機能には、もしかしたら影響しないのかもしれないが。

 スマホの性能向上で、一般向けコンパクトデジカメの販売が激減していると報道されている昨今、防水デジカメの売れ行きも芳しくないようで、ソニーもパナソニックも防水デジカメから撤退し、ニコンのAW130も製造中止で在庫限りになっており、後継機種は発表されていない。

 そんな状況なので、ニコンAW130を再度購入することにした。同じデジカメを再度買うなんて初めてである。今度は、もっと注意を払って、丁寧に扱おうと思う。

 AW130は、防水デジカメとしては使えるが、防水を必要としないときには、使いたくない。製品の立ち位置が違うので、比較するのは酷かもしれないが、普段使っているリコーのGRシリーズと比べて、画像の歪が断然大きく、細かい描写も荒い。画質の差異は、明らか。沢登りだと、ディストーションはあまり問題にならないのでいいが、ズームの望遠側で、山頂から遠景を撮影する用途等には向いていない。(2017/5/19記)

角島大橋・油谷、長門の半島を巡る(2017/5)2017/05/20


角島大橋
写真:角島(つのしま)大橋
角島灯台
写真:角島灯台
俵島
写真:俵島 ※天然記念物
油谷の棚田
写真:向津具半島(むかつくはんとう)の棚田


村上春樹「1Q84」1巻P462より
「地図を眺めているうちに、『何があっても、ここに行ってみなくっちゃ』という気持ちになってしまう場所がある。そして多くの場合、そこはなぜか遠くて不便なところなんだ。そこにどんな風景があるのか、そこでどんなことが行われているのか。とにかく知りたくてたまらなくなる」

同感! 「何があっても」とまでの熱意はないが、地形図を眺めていて、山口県の日本海側の半島群を巡りたくなった。上にある地図は、その主たるエリア。というわけで2017年のGWに角島(つのしま=橋で繋がっているので半島みたいなもの)、油谷島(ゆやしま=今では砂州で繋がっている陸繋島)や俵島、全般的には向津具半島(むかつくはんとう)を巡ってきた。

【ルート】
2日め
2日め

【走行日】2017/5/5~5/6
【行程】
2017/5/4 自宅17:20=19:30(滝野社から中国道)=19:46加西SA(夕食)20:30=22:45帝釈峡PA=24:30吉羽SA(車中泊)
5/5 吉羽SA6:05=7:30美祢市営駐車場(車デポ)8:05~8:50小杉9:05~9:43西市~10:13蕎麦屋10:40~11:30田耕神社~12:10沈下橋~12:30長門粟野駅~13:50角島大橋~14:20角島灯台~15:05角島大橋(本土側)~15:54長門粟野駅~16:18油谷大橋~16:57久津(錦波旅館 泊)
5/6 泊地8:15~(雨宿り)~9:24本油谷~10:08俵島~11:07久津~11:49川尻岬灯台~12:19畑峠~12:30川尻~13:30東後畑棚田(昼食)14:20~14:30津黄峠~14:45千畳敷~15:08茅刈~15:47長門市観月橋~15:57長門湯本駅~16:56山中峠~17:56美祢市デポ地18:30=(中国道)=美東SA(夕食)19:30=21:40七塚原SA=24:03上月PA=25:03赤松PA=26:30自宅

【自転車】グランボア700Cデモンタブル
【峠】 畑峠(160m)、津黄(つお)峠(198m)、山中峠(やまなかたお)(330m)

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