hpデスクトップPC TP-01 ハードディスク増設 ― 2025/04/06
この度、デスクトップPCを買い替えた。
ヒューレッドパッカードのTP-01。カスタマイズはできない即納モデル。
起動用メインのSSDしか記録媒体はない。
内蔵ハードディスクは1つ増設可能とスペックにあったので、自分で増設すればいいと考えて注文した。
3.5インチのウエスタンデジタルのHDDを購入し、初期設定終了後に増設することにした。
Webで検索すれば、hpデスクトップに内蔵HDDを増設する方法はすぐ見つかると思っていたが、私にとってわかりやすいものが見つからない。
今思うのに、普段からPCに詳しい人にとっては簡単で当たり前過ぎて、わざわざそんなことをアップすることがないのだろう。メーカーにとっては素人が余計なことをすると面倒で保証外でもあるので、あえて載せないのかもしれない。
今回、素人の備忘録として掲載。
1)PCのカバーを開ける・・・これはネジ一つだけ外せば簡単に外れる
2)HDDの取り付け場所を確認・・・蓋を開けると、いかにも3.5インチHDDが収まるスペースがあったので、試しに入れてみるとぴったりなので、そこだと判断。黒色の金属カバーは道具を使うことなく、すぐ外れて、すぐ元に戻せる。
3)接続する・・・内蔵HDD増設をWebで検索すると、「SATAケーブル」と「電源ケーブル」の2つをHDDに接続する必要があることを知った。
ケーブル類を観察すると、使われてない、増設用のものがあるのを見つけた。
黄色と黒の電線のものが電源部から来ているので、これが電源ケーブルだと思った。
しかし、プラグの形状が合わずにHDDに接続できない。アダプターを購入してつなげる必要があるのかと思ってAmazonで調べたりしたが、よくわからない。
もうひとつ黒色のケーブルは、ちょうどHDDに接続できるようになっている。さてはこれがSATAケーブルだろうと推測。では電源ケーブルはどうする?
HDDには使われない端子があることはWebで調べてわかったが、果たしてどんなものだろう?
写真:HDDの収納場所と黄色と黒の電源ケーブル
翌日、古いPCをPCショップで買い取ってもらうことにして、その際、店員さんに聞いてみることにした。
そうしたところ、なんと、「黄色と黒の電源ケーブルはCPU等に使うためのものでHDDには使わない、HDDには黒色のケーブルだけでよい、一つがSATAでもう一つが電源ケーブルになっている」とのことで、一件落着。なんでもないことだったのだ。
で、下の写真の2つをHDDに接続。
写真:HDDにつなぐケーブル2つ(ふたまたになっていた)
なんだ、こんな簡単なことだったのか、と思い、HDDをケースに固定。ネジで2個所止めるためのネジが別途必要だが、NASを購入したときの残りがあったので、それを使用。
4)HDDの固定
ウエスタンデジタルの商品名が貼ってある表が上だろうと勝手に判断して挿入してみたが、固定ネジがまわらない。よく見ると、ネジ穴の位置が違い、上下逆だとわかった。
商品名のあるほうが下。そんなことも知らなかった私、ほんとPCの素人。
写真:HDDを無事装着した
5)スタートメニューの「管理ツール」から「ディスクの管理」で、初期化
ここのところは他にちゃんとした解説が数多アップされているのでそれらを参照。
ということで、無事、増設完了。
一旦、知ってしまうと誠に簡単なことだけれど、最初はほんと不安だった。
おしまい。
蒲生田岬から伊座利、室戸岬から後免 ― 2025/04/15
室戸岬から後免へ、田野の旧道
愛媛県が音頭をとっている「四国一周サイクリング」にエントリーしているのだが、前回天候不順のため室戸岬から高知へは走らずに、輪行して帰宅してしまったので、そのリベンジ。
スタートは室戸岬にしたかったが、ショートカットルートはなく、やはり徳島から海岸線を下る。
今回は四国最東端に位置する蒲生田岬で泊。リアス式海岸沿いに、陸上交通的には「隔絶集落」ともいわれる「伊座利」に立ち寄り、室戸岬。旧道を選んで吉良川や奈半利、田野の街並みを走り、後免から輪行で帰宅した。
◎走行日:2024年10月10日(木)~12日(土)
◎使用自転車:グランボアER700Cランドナー
◎峠:伊座利峠234m、山座峠94m、寒葉坂100m
◎宿泊:蒲生田岬 民宿「あたらしや」、室戸岬 「岬観光ホテル」
◎行程:10/10 晴れ: 京都7:41=(のぞみ273)=8:41岡山9:05=9:58高松10:10=(うずしお9)=11:16徳島11:30=12:39新野13:35~16:00蒲生田岬~16:30あたらしや(泊)走行:25km
10/11 晴れ:あたらしや8:10~9:30伊座利峠~9:50伊座利10:05~10:37阿部~11:22由岐~12:15山座峠~12:35日和佐~13:11寒葉坂~14:21海部駅~15:04野根大橋~15:40佐喜浜~16:32岬観光ホテル(泊)走行:133km
10/12 晴れ:岬観光ホテル7:50~室戸岬8:00~9:25吉良川~10:30奈半利~10:45田野~12:30安芸の野良時計~14:20赤岡~15:00JR後免駅16:21=(南風22)=18:47岡山19:20=(のぞみ56)=20:19京都 走行:84km
◆10月10日(木) 自宅=JR牟岐線新野駅(輪行)~蒲生田岬
新幹線で輪行する際、「特大荷物スペース」を予約するのが習慣になっているので、岡山から高松のマリンライナーと高松から徳島の特急「うずしお」ともわざわざ指定席で一番後ろの席を予約した。
しかし、マリンライナーはガラ空きで、指定席の必要は全くなかったし、「うずしお」に至っては、一両の前半分が指定席、後ろ半分が自由席という造りになっていて、指定席の一番後ろの席は連続する普通の席で輪行袋を置くためのスペースはなく、全く意味が無かった。で、自由席の一番後ろに座った。
無駄な指定席料金を払って、ずいぶんと勿体ないことをしてしまった。
特急「うずしお」の社内
輪行袋の収まり具合
JR牟岐線「新野」駅に到着
今回の荷物。輪行袋は「オオマエジムショ」オリジナル フォーク抜き用
輪行袋を開けた姿
新野駅で組み立て、のんびりスタート。椿坂隧道へ。
椿坂隧道
隧道開通記念碑には「椿町は”陸の孤島”といわれ椿坂が交通の大きな障害になっておりトンネルの開通は全町民多年の宿願」とあり、昭和42年(1967年)に開通。
椿坂隧道開通記念碑
蒲生田岬を目指す
対岸は椿泊漁港
蒲生田岬は四国最東端ということで、対岸は和歌山。
なので、最果感というのとは違うが、まあ、岬巡りという感はある。
樹木が斜めになっていて、厳しい風が吹く日も多いのだろう。
蒲生田岬
蒲生田岬灯台
蒲生田岬
蒲生田岬にある民宿「あたらしや」に宿泊。「あたらしや」というのは地元の屋号であって、なにも最近引っ越してきた家ではない。
民宿 あたらしや
近くの温泉を紹介されて、行ってみた。高台にあって眺めがよい。
かもだ岬温泉
宿では、せっかくなのでお勧めの伊勢エビをオプションで付けてもらった。
同宿の方が、JR西日本バスの運転手さんで、京都市バスに出向されているとのこと。ウチの近くの市バス路線も運転されていて、諸々、話がはずんだ。仕事でバス、休日には自分のクルマでツーリングされており、本当に運転がお好きなのだろう。コロナ以来、久々の宿泊先での会話。
伊勢エビ
伊勢エビが、数分後にはこんな姿に
◆10月11日(金) 蒲生田岬~室戸岬
基本、海沿いに室戸岬へ。
宿の部屋
蒲生田岬の民家
阿南市立椿小学校のところから、伊座利峠へ。勾配も適当で、良い峠であった。
伊座利峠
伊座利峠から伊座利集落を望む
伊座利
伊座利港
伊座利
伊座利の集落を出てからは山間を走るが、時々海が見える。
美波町の海
伊座利を出発して40分ほど走って、ようやく隣の集落「美波町阿部」を通過。
美波町阿部
由岐を通過
由岐
牟岐線の踏み切りを渡って「田ノ井浜」の堤防に座ってパン昼食
田ノ井浜
白浜の遍路道わかれ
オランダからの歩き遍路さん
山座峠
山座峠を越えて、ようやく日和佐に到着。高校2年の夏、日和佐ユースホステルに泊まった思い出深い町だが、思っていたよりも時間がかかり、12時半を過ぎていたため、そのまま通過。
海亀が産卵に来る日和佐の浜
ひたすら走り、東洋町の野根橋。ここからは左手に太平洋を眺めながら走ると室戸岬に着く。
野根橋
岬に向かってひたすら走る
室戸岬に到着
岬観光ホテル。去年も泊まった。
◆10月12日(土):室戸岬~吉良川~安芸~後免
日の出、部屋からの眺め
太平洋から昇った朝日
室戸岬を出発。室戸岬港(津呂港)に紀貫之の碑があった。任期が終わって京都に帰る際、天気が悪くて数日間船で滞留した場所。
紀貫之の船泊まり碑
津呂港
国道に沿って旧道が残っている。とても走りやすい。
旧道沿いのお好み焼き屋さん
昭和9年9月21日の室戸台風 風水害の碑
四国八十八所の25番霊場津照寺だが、通過。
津照寺
各所に津波の避難施設があった。
津波避難施設
備長炭で栄えた「吉良川」。重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。祭りの準備をされていた。
吉良川にて
吉良川の民家
奈半利、田野、安芸と旧道を走りながら伝統的建築物を眺める。
奈半利の濱田家住宅
田野の旧岡家住宅
田野の旧道にて
安芸市土居
安芸の野良時計。国の有形登録有形文化財。
国道を避けて自転車専用道を走る。太平洋の展望台があったので寄ってみた。
太平洋の展望台
展望台より。室戸岬が正面に。あそこから走ってきたのか。
いかにも鉄道跡のサイクリングロード
手結山付近
後免駅から輪行で帰宅することにして、赤岡から北西方向に高知平野を走った。
JR後免駅
後免は、やなせたかしが育った町。2025年のNHK朝ドラに登場することからかホームには碑ができていた。後免から輪行で帰宅。
やなせたかしの碑
切符
(おしまい)
最近のコメント