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2024北海道ツーリング12:羽幌=大雪高原山荘2025/01/11

Day21:7月4日(木)晴れ 羽幌=留萌=大雪高原山荘
 自転車走行:0、自動車走行:233km

羽幌9:09=9:53小平(花田屋番屋)10:57=11:40留萠駅跡=12:14留萌ブックセンター=15:48大雪高原山荘(泊)

朝のんびり過ごし、羽幌を出発。”オロロンライン”道道239号線を南下。鰊漁でたいそう賑わったのは、今は昔。

小平町(おびらちょう)にある、国指定重要文化財、旧花田家番屋を、ゆっくり見学。
花田家番屋
花田家番屋
 写真:旧花田家番屋
花田家番屋
 写真:旧花田家番屋の内部
花田家番屋
 写真:旧花田家番屋 床の間
花田家番屋
 写真:旧花田家番屋「鰊族皆集」扁額

留萌へ。かつての留萌支庁の中心都市だが、
留萠本線の石狩沼田ー留萌間は2023年4月1日に廃止された。
駅前の形状は残しているが、将来はどうなるのだろう。
留萠駅(跡)
 写真:留萠駅(跡)
留萠駅前
 写真:留萠駅前広場から正面の大通り

留萌ブックセンターで地元出版物を数冊購入。
留萌ブックセンター
 写真:留萌ブックセンター

北海道ツーリングも終盤となり、残すは北海道の知人宅訪問。スケジュール調整のため、訪問までに1泊する必要があるため、「日本秘湯を守る会」加盟の大雪高原山荘へ泊まることにした。

道道273号線から分岐してからはダートで、クルマの走行で凄まじい砂埃が上がった。
自転車で走って、クルマに追い越されたら、悲惨だ。
 写真:大雪高原山荘へのダート道

大雪高原山荘
 写真:大雪高原山荘

源泉掛け流しの温泉は、素晴らしいものだった。


おしまい

2024北海道ツーリング13:大雪高原山荘=大樹町2025/01/11

Day22:7月5日(金)晴れ 大雪高原山荘=タウシュベツ川橋梁跡=帯広=襟裳岬=大樹町 とほ宿「セキレイ館」(泊) 
 自転車走行:0、自動車走行:367km

大雪高原山荘7:21=層雲峡(送り)=8:27三国峠展望台=8:51幌加駅跡=9:25タウシュベツ橋梁跡9:43=10:30上士幌町鉄道記念館10:46=11:51帯広(六花亭)13:22=15:55えりも岬16:12=17:32大樹町 とほ宿「セキレイ館」(泊)

宿の夕食時に隣の席で話しをした登山の人を層雲峡まで送ってから帯広へ向かう。
途中の三国峠はなかなか雄大で、今度はぜひとも自転車で走りたいと思った。
三国というのは石狩国と北見国と十勝国ということか。
三国峠
 写真:三国峠

峠を下ってしばらく走ったところにある、1978年に廃線になった士幌線の幌加駅跡を見学。1962年頃の駅の周囲には80軒の建物があり350人の営みがあったが、今は何もない。洞爺丸台風による大量の風倒木処理のための集落だったということで、なんともスケールの大きな話だ。
幌加駅跡
 写真:幌加駅跡

そして、その次には有名なタウシュベツ橋梁跡が出現。

タウシュベツ橋梁跡
 写真:タウシュベツ橋梁跡
 写真:説明板

糠平温泉郷にある「上士幌町鉄道資料館」も見学。士幌線についての展示が中心。
上士幌町鉄道資料館
上士幌町鉄道資料館
 写真:上士幌町鉄道資料館

なんだか北海道の旅は、それをテーマにしていたわけではないのだが、鉄道廃線を偲ぶ旅のようになっている。

十勝平野の中心、帯広に到着。久々に都市に巡り合った気分。昨日の大雪高原山荘へのダート道でドロドロになったクルマをガソリンスタンドで洗車。

今日は由仁町に住む知人宅訪問というメーンイベントがあるので、お土産を買いに六花亭へ。駐車場がどこにあるのかわからなくて若干苦労した。

六花亭で昼食をとっていると、携帯に電話。知人からで、なんと「コロナに感染したので・・・」ということで、急遽中止に。
六花亭
 写真:帯広の「六花亭」本店

なんとか大樹町のとほ宿「セキレイ館」を当日予約することができた。
さて、午後はどうしようかと考え、ちょっと距離はあるけれど、襟裳岬に行くことにした。

だんだん寂しくなっているところへ、急に海霧が押し寄せ、あっというまに霧の中。不気味な雰囲気で引き返そうかと思ったが、思い切って行くことにした。
その後も長大トンネルがあったりして、自転車でなくてよかったかもしれないと思った。
 写真:海霧が押し寄せる

不思議なもので、少し走ると海霧は消えた。

 写真:襟裳岬へ

襟裳岬に近づくと晴れてきた。やはり自転車で来れば気持ちいいだろうと、前言を翻す思いになった。
えりも岬
 写真:襟裳岬

風が強い場所として有名だが、不思議と私が訪ねた時は、無風だった。
襟裳岬
襟裳岬
 写真:襟裳岬の先端
 写真:襟裳岬灯台

いつも宿には16時半到着目標にしているが、今回は17時半に到着。
元は養豚農家だった建物とのこと。宿泊した部屋は2階で、農家の頃は子ども部屋だったのかもしれないなどと想像した。この地を開拓し、もしかしたら居抜きで入植かもしれないが、養豚で生計をたて、離農していった一家がかつて存在し、そこが宿になり、今私が泊まっている。
セキレイ館
 写真:とほ宿「セキレイ館」

近くにある「晩成温泉」に宿からクルマで行った。緯度が高いので夏は日が長い。
北海道開拓の嚆矢は、十勝川河口に上陸した「晩成社」がその一つであり、歴史的には由緒あるエリアなのだろう。
晩成温泉
 写真:晩成温泉


おしまい