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利尻島一周サイクリング2024/08/08

利尻山登山の翌朝、自転車で利尻島を一周しました。
昨日登った山を360度、いろんな角度から眺められて誠に感慨深かったです。

※深田久弥の「日本百名山」には「利尻岳」、国土地理院の地図では「利尻山」と記されています。私は百名山ハンターではないのですが深田久弥に敬意を示して登山の場合は「利尻岳」、サイクリングの記録には「利尻山」と書きました。

◎走行日:2024年7月3日 5:17〜9:29 4時間11分
◎走行距離:62km(サイクルコンピュータ)
◎使用自転車:グランボアER700Cランドナー
◎行程:ゆ〜にキャンプ場5:17〜(自転車専用道路)〜6:38沓形・利尻町運動公園(終点)〜7:12仙法志御崎公園7:27〜7:55鬼脇〜8:02石崎灯台〜8:46野塚(自転車専用道路入口)〜9:14富士見大橋〜9:26ゆ〜にキャンプ場〜鴛泊港12:05=(フェリー)=13:45稚内港

※ 走行ログ

 幕営している「ゆ〜にキャンプ場」の至近距離に自転車専用道路の入り口があり、そこから沓形方向へ入ると、すぐに利尻山がドカンと現れました。
利尻島自転車専用道路
写真:自転車専用道路から眺める利尻山

自転車専用道路は自動車の走る道路よりも山側にあるため、背景に人工物等が少ない利尻山を観ることができます。

利尻山
写真:自転車専用道路からの利尻山

海沿いにも出ます。

写真:本泊漁港

自転車専用道は、きれいに整備されています。

写真:利尻山を正面にみて、自転車専用道を快走

沓形の街中は通らず、山側の若干標高が高いところに自転車専用道はあります。
運動公園に出て、自転車専用道路は終了します。

写真:自転車専用道路の沓形側の終了地点

雰囲気の良い商店がありました。

写真:利尻町長浜「さとう商店」

上磯からバイパス的な「利尻ファンタスティックロード」を離れて、集落の中を走る旧道に入り、仙法志公園で一休み。

仙法志御崎公園
写真:仙法志御崎公園。利尻島の南岸にあたる。

仙法志
写真:仙法志御崎公園より。カモメが岩の頂点から睥睨していた

仙法志埼灯台
写真:仙法志埼灯台

丸い形の島で、真ん中に利尻山があるので、いろんな角度から利尻山を眺められます。

利尻山
写真:南浜(利尻島の南南東)から見た利尻山

利尻山
写真:鬼脇(利尻島の南東)から眺める利尻山

石崎灯台に寄ってみました。塔高32mもあります。

石崎灯台
写真:石崎灯台入り口

石崎灯台
写真:石崎灯台

旭浜(利尻島の東岸)のあたりまでくると利尻山の形も穏やかになります。

利尻山
写真:旭浜から望む利尻山

野塚(利尻島の北側)からは山側に自転車専用道が現れ、一般道から離れました。
途中、大きな橋が架けれています。自転車専用道のために、たいしたものです。

写真:自転車専用道路の橋

自転車専用道から鴛泊(おしどまり)の町が、きれいに見えました。

鴛泊
写真:鴛泊を望む

自転車専用道の小さなピークを越えて、ダウンヒルでしばらく走ると、あっという間に「ゆ〜にキャンプ場」至近距離の、利尻山登山口へと向かう道路に出ました。

写真:利尻山登山口への道に出た。前方の看板がキャンプ場入り口。

テントを撤収し、フェリー乗り場へと向かいます。

ゆ〜にキャンプ場
写真:ゆ〜にキャンプ場

フェリー乗り場に着くと、まだ時間があるので、正面に見える「ペシ岬」に登ることにしました。

鴛泊港、ペシ岬
写真:鴛泊港フェリー乗り場の正面に見える「ペシ岬」

写真:ペシ岬入り口

ペシ岬へと登る道からは、鴛泊の町が一望できます。

鴛泊
写真:鴛泊

ペシ岬
写真:ペシ岬

港から見えたペシ岬灯台です。

ペシ岬灯台
写真:ペシ岬灯台

鴛泊港を見下ろし、正面に利尻山。

鴛泊港と利尻山
写真:鴛泊港と利尻山

鴛泊フェリーターミナルに戻り、建物内のレストランに行ってみると、団体客の予約のため一般客は入れず、向かいの食堂で「海藻ラーメン」を食べました。

ちなみに「生ウニ丼」は海が荒れて利尻島全体でこの日は供給がないとのことですが、値付は1万円でした。インバウンド観光客もいるとはいえ、それでも買う人がいる、需給バランスで値段が決まるとはこのことであり、こんな時代になっているのだと思いました。

海藻ラーメン
写真:海藻ラーメン、1400円。

鴛泊港に停泊中の稚内行きフェリー「アマポーラ宗谷」。オペラで歌われるような響きです。

写真:「アマポーラ宗谷」4,265トン。

写真:フェリー船内

無事、出港。山腹に見える橋は、走ってきた自転車専用道。クルマのパイパスではありません。

写真:利尻山と山腹の自転車専用道の橋

さようなら、ありがとう、利尻島!

写真:利尻島を後に

メルセデスベンツS204(Cクラス204系ワゴン)20万キロ12年維持費2024/08/12

 
メルセデス・ベンツC180ワゴン S204(w204系)

  写真:20万キロ達成 岩手県野田村にて

メルセデスベンツのクルマに乗りたかったわけではなく、というか自分が乗るクルマのブランドとしては、全く親和性がない、ある意味嫌な感じのクルマだと思っていたので、まさか自分が乗ることになるとは、想像もしていなかったのですが、

試乗したところ誠に運転しやすく、購入。購入してからは、何よりも長距離走が楽(先日、気仙沼→京都 約900kmをワンデイで走りましたが、特段どうということはなく、まあ普通に疲れたくらい)だと実感し、他のクルマに買い替える気持ちはありません。
クルマの運転に苦手意識が強かった妻が、このクルマにしてからは運転しやすいと言って一人で運転できるようになったのも、ありがたいことです。

そんなわけで、遊びと帰省にしか使っていない、通勤とか買い物等のチョイ乗りには使ってないクルマなのですが、12年弱で20万キロ走りました。

もっと長距離のオーナーは沢山いらっしゃるでしょうから、まだまだ子どもとまで言わなくても中年くらいのものでしょうが、購入時からガソリン代等の記録を付けているので、そういうことをSNSでアップするのは、はしたないことだとは思いますが、掲載します。

web上には「外国車は5年過ぎると故障がすごい」とか、まあ、いろんなことが書かれています。でも、実際の使用者のファクトの記録はあまり見ません。

もちろん、下記の記述も、事実とは言っても単なる一事例に過ぎず、それを演繹的に一般化することはできません。

私は民俗学とか歴史書に載らない常民の記録的なことに興味があるので、現代の常民の自動車保有コスト記録として書いてみました。

◎購入日:2012/10/28
◎20万キロ到達:2024/7/8、北海道ツーリングの帰路、岩手県九戸郡野田村にて

◎20万キロ到達後(200,150km)に給油するまでのガソリン消費量:14,251.06ℓ、総金額=2,169,959円、平均単価=152円/ℓ、平均燃費=14.0km/ℓ

◎車検費用合計(3年目、5年目、7年目、9年目、11年目):1,236,713円

◎1年点検合計(毎回受けているわけではありません):328,150円

◎不定期修理代合計:303,001円(2024年5月ハイマウントストップランプ交換等で17万円が高額修理、他は2023年6月サーモスタットハウジング交換98,373円、2020年10月スピードセンサー交換32,780円など:走行不能など重篤な故障は無い)

◎オイル交換(車検時分は回数には含むが金額には含まず):18回 ¥174,672円、平均10,561km毎に交換

以上、計4,212,495円、12年間で均すと毎年351,041円。

これに、タイヤ交換代(スタッドレス2回、ノーマル2回)、税金、任意保険料
が加わりますが、それらは車種に関係なく発生するものなので、捨象しました。
Cクラスの一番廉価モデルなのでタイヤが16インチ、大径タイヤと比べるとタイヤ代は安くついています。

地方在住の方の多くのように、ご主人の普通車、奥様の軽自動車、軽トラ、の3台持ちの場合の自動車維持費のほうが、よほど大きいのではないかと推察します。

ひとつの事例として、失礼しました。

 追記
  20万キロ表彰バッジを付けてもらいました

20万キロ表彰

山サイ研集中ラン 上野村・中ノ沢林道(2024/4)2024/08/28

”山サイ研”とは「山岳サイクリング研究会」の略称で、自転車を担いで山道を数時間歩いたりすることも平気な人たちの集まり。本拠地は東京なので、私は東京に転勤した今から20年程前に入れてもらいました。

その集中ランに参加してきました。
コースは、群馬県上野村、御巣鷹山の北面、「中ノ沢林道」という日航機事故のときには関係車両が走り回ったであろう林道。普段はゲートが閉じられていますが、ちゃんと通行許可をもらっての実施です。

羽田から伊丹に向かう日航機123便が墜落したのは1985年の8月12日、私が就職した年で、翌朝、会社の独身寮に届けられた朝刊で知った衝撃は大きかったです。当日は休みで出かけていてTVを見ることもなかったので。

日本航空の大阪支社は当時、私の勤務先のビルに入居しており、テレビで「日本航空大阪支社から」という時には、いつも職場のビルが映っていました。

いうまでもなく大事故なわけで、現場へは、大阪からも社有車やハイヤーで現場に向かうなど緊迫していたのでしょうが、営業職場の1年生である私には関与できることはなく、新聞やテレビで知る情報以上のことは何もありませんでした。

そんなことを思い出しながらも、山サイ研の人たちのホームグラウンドである西上州を走りたいというのが主たる動機で参加してきました。

◎行程
・2024/4/5(金)京都市内自宅19:45=(中央道)=23:55諏訪湖SA車中泊
・4/6(土)諏訪湖SA=9:00佐久穂町「篠屋旅館」(車デポ)9:15〜10:00小海駅〜11:05白岩〜12:10ぶどう峠12:25〜13:12上野村三岐(木森れ陽 宿泊施設・しおじの湯)・浜平〜13:45川の駅「上野」14:10〜14:25「木森れ陽」泊.。 走行距離:54km
・4/7(日)「木森れ陽」8:22〜8:47中ノ沢林道ゲート〜10:20中ノ沢本谷〜11:05御巣鷹山トンネル〜12:00本谷分校跡地〜12:15上野ダム12:25〜12:32「しおじの湯」13:08〜13:15R299〜13:25黒川〜15:08十石峠15:16〜16:06海瀬駅〜16:27佐久穂町「篠屋旅館」泊。走行距離:78km
・4/8(月)篠屋旅館=京都

◎使用自転車:グランボア650Bランドナー55号
◎峠:ぶどう峠(1502m)、十石峠(1352m)

 *走行ログ(クリックして拡大)「Trail Note」ソフトで作成 
  ログはiPhoneアプリ「スーパー地形」で計測

[4月6日(土)晴れ]
 集中ランが終わった後に宿泊する長野県佐久穂町「篠屋旅館」に車をデポさせてもらい、スタート。
篠屋旅館
 写真:長野県佐久穂町「篠屋旅館」

旅館を出てすぐ、天神橋で千曲川を渡り、国道の対岸、右岸を走ってJR小海駅へ。
途中、秩父困民党の鎮魂碑があり、手を合わせて六字名号を唱えました。

秩父困民党の碑
秩父困民党散華の地
 写真:「秩父困民党散華之地」

小海駅から相木川沿いに、ぶどう峠を目指します。「白岩」という集落が峠にかかる手前にあり、バイパスを外して集落内を走ってみました。

白岩
白岩
 写真:ぶどう峠の手前、「白岩」集落

ぶどう峠へは明るい道で気持ちよく走れました。

ぶどう峠へ
 写真:ぶどう峠への道

ちょうど昼頃にぶどう峠に着きました。

ぶどう峠
ぶどう峠
 写真:ぶどう峠

県境を越えて群馬県に入ると、東斜面になるので午後からの陽が当たらず、暗く寒くて地形的にも急坂になり、緊張感を持って下りました。残雪もありました。

ぶどう峠(群馬側)
 写真:ぶどう峠(群馬側)

明日走る、中ノ沢林道との出会いまで下りました。
中ノ沢林道出会い
 写真:左の道が中ノ沢林道

きれいな沢沿いに走ります。
 写真:上野村三岐への道

 写真:中ノ沢 集落

「しおじの湯」に着きました。宿の「木森れ陽」は、すぐ近くにあります。
しおじの湯

サイクリストに愛された「浜平鉱泉奥多野館」跡や「川の駅上野」まで行ってみました。すぐ近くです。

浜平
写真:浜平

浜平鉱泉奥多野館跡
写真:浜平鉱泉奥多野館(跡)

[4月7日(日)晴れ]

宿舎には、山岳サイクリングの強者らしい、様々な自転車が並びます。

一世を風靡した「イエティ アルティメイト」のフロントカンティ台座を使ってフロントキャリアをインストール、前だけディスク台座新調。
イエティ アルティメイト
 写真:イエティ アルティメイト改

今回の集中ランでお世話になった自転車ツーリング専門店「オオマエジムショ」のパスハンター。フォークの曲がりが、まさしくパスハン。
アプレ パスハンター
 写真:「アプレ」パスハンター

などなど。他にも興味深い自転車が多数。

宿を出て、中ノ沢林道入り口で集合。
 写真:山サイ研中ノ沢林道入り口にて

中ノ沢林道を走ります。

中ノ沢林道
中ノ沢林道
中ノ沢林道
 写真:中ノ沢林道

私は、この後十石峠を越えて長野県佐久穂町の「篠屋旅館」まで戻らないといけないので、一人先に行かせてもらいました。

日航機事故の遺族の参拝にも有益な「御巣鷹山トンネル」を過ぎると林道のピークも近いです。トンネルは一般には通行できず、今回も入り口を横目に通過するだけです。

御巣鷹山トンネル
 写真:御巣鷹山トンネル

ピークを過ぎるとダイナミックなダウンヒル。

中ノ沢林道
 写真:中ノ沢林道の下り

上野ダムに出ます。

上野ダム
 写真:上野ダム

スタート地点の「しおじの湯」に戻り、昼食。
しおじの湯
写真:しおじの湯

トンカツ定食が美味しかったです。

 写真:しおじの湯のトンカツ定食

国道462号まで下って、十石峠を目指してひたすら登ります。
途中、景色の良いところで1回休みました。

 写真:十石峠へ
十石峠に着き、展望台にも上りました。国道に出てから峠まで2時間弱でした。

十石峠(1352m)
十石峠
 写真:十石峠

スルスルと安定した42Bタイヤの感触を楽しみながらのダウンヒルです。

 写真:道祖神と
 写真:長野県側。里に下る。

小海線八千穂駅のところの造り酒屋、黒澤酒造前で一休み。宿は、すぐ先です。

黒澤酒造
黒澤酒造
 写真:黒澤酒造
予定通りの時間に「篠屋旅館」到着。上品な和風旅館で、お風呂も広く、なかなか良かったです。 おしまい。

篠屋旅館
 写真:篠屋旅館の部屋

 *走行ログ(クリックして拡大)

エロイカJAPAN2024「踊り子」144kmに参加2024/08/29

”エロイカ”という自転車イベントに初めて参加してきました。”エロイカ”とは、もちろんベートーヴェンの第3番交響曲の愛称と同じで”英雄”という意味です。

イタリア発祥の自転車イベントで、「参加者自身の努力において、困難を乗り越えること」がエロイカ精神とされており、参加者はその精神の尊重が求められています。詳しくはエロイカJAPANのサイトで。

レギュレーションでは、1987年までに開発された機構を使用すること(ビンディングペダルやディスクブレーキは不可)などが定められています。ウェアもウールを着用している人がほとんどで、クラシカルなスタイルで走ることが望ましい感じ。
なぜなら、「サイクリングやスポーツの新しい未来を創造するために過去から学ぼうとする活動」だからです。

2024年JAPANの大会は伊豆半島で開催され、コースは
・サムライ 183km
・踊り子 144km
・FUJI80 79km
・FUJI30 28km
の4つで、私は”踊り子”144kmに出走しました。

自転車は、イタリア車の「CASATI Gold Line」をチョイス。1990年に購入したモデル。当時としては珍しいワイヤーフル内蔵のエアロデザインです。カンパ スーパーレコードフルセットなので、レギュレーションにも合致しています。サイクルコンピューターは外して大会に臨みました。

CASATI
CASATI
 写真:CASATIゴールドライン
エアロタイプのシフトレバー
 写真:エアロデザインのwレバー

 写真:カンパスーパーレコード 52×41

 写真:カンパスーパーレコード。スプロケットは13.14.16.18.21.24 の6速。24でも問題なく使えた。

 写真:リムはフィルのシリウス。チューブラ。

この自転車でレースや大会に出たことはなく、おまけに最大ローギアが41×24で、伊豆半島の急坂を登れるのかと心配していましたが、実際走ってみると、何の問題もなく、ダンシングは多用しましたがスルスルと気持ちよく登坂できました。イタ車は、不思議と良く走ります。踏むとスッと前に出て重たいギアを踏めるけど疲れが溜まりにくいとでもいうか。今回のCASATIが将にその通り。私が経験しているのは他にデローザ ネオプリマートと、制作所不祥のクラシックレーサーだけですが。

そんなこんなで当日の朝を迎え、2024年5月12日(日)午前6時、「韮山文化センター」をスタート。

韮山文化センター
 写真:韮山文化センターのスタート/ゴール 地点

タイムや着順を競ってはいけないルールなので、普通のチーム練習的なスピードでスタートしたのですが、すぐに先頭になってしまいました。他の人の自転車を見ながら走りたいのですが、後ろがなぜか来ません。

しばらく走っていると1人追いついてこられたので、先頭は私が引き、湯ケ島までずっと2人で走りました。浄蓮の滝のところで後ろから1人いかにも脚力のある走りで追いついてこられたので、私は後ろに回りましたがそのスピードに着いていけず、一人旅になりました。

「天城越え」の天城山隧道(旧道)のところはダートでしたが、路面は良好で勾配も優しく、気持ちよく走れました。

天城隧道
 写真:天城山隧道

天城隧道
 写真:天城山隧道

大会なのに、前後に誰もおらず、個人ツーリングと同じ感じで松崎に到着しました(9:53)。
エイドステーションでは先着の2人が弁当を食べておられ、私も。

係りの人が、隣の「長八美術館」には参加者は無料で入れるとおっしゃるので、当イベントにせっかく協賛されているのに誰も行かないのでは今後の協賛にも差し障るのではないかと思い、私は1人で美術館を見学することにしました。左官の技である「鏝絵」の名人、長八さんの作品が主たる展示です。

伊豆長八美術館
 写真:伊豆長八美術館

鏝絵
 写真:こて絵の富士山

長八美術館を出発(10:28)し、仁科川を渡り(10:35)、仁科川沿いに峠を目指します。松崎からも一人旅で、道はだんだんと伊豆半島の脊梁へと登っていきます。
ダンシングも多用しながら気持ちよく走りました。午前中のダウンヒル、伊豆のループ橋のところはスピードが出るのですが、CASATIは誠に安定して何の不安もない走りだったことを思い出し、登りも下りも幸せな気分。

伊豆半島の稜線、仁科峠に到着(12:27)。

仁科峠
 写真:仁科峠

ヒルクライムもこれで終わりかと思っていたら、一旦少し下ってから、稜線上を風早峠、吉奈峠、戸田峠へとつなぐ西伊豆スカイラインのアップダウンのほうがきつかったです。
地形の弱点をついて造られた古くからの道ではなく、自動車用にムリムリ作った道だからでしょう。

戸田峠からは急傾斜のダウンヒル。らららサンビーチのエイドには別コースの人たちが多数佇んでおり、参加されている自転車を鑑賞できました。

 写真:カンパCレコード デルタブレーキ仕様のカーボンのコッピ

 写真:大きな後歯を使えるように改造されたカンパ ヌーヴォレコード

らららサンビーチからは平地を流して走りました。

 写真:海沿いを快走

富士山は雲に隠れて見えませんでした。

 写真:富士山は裾野の一部だけ

ゴールすると、順位を競うイベントではありませんが、3番目に入ったということで、ステージに上がってインタビューを受けることになり、司会者の方から自転車を褒めてもらったりしました。

 写真:ゴール会場にて

エロイカ2024
 エロイカ2024 スタンプ

エロイカJAPAN2024の参加記念品

前泊した旅館のクラシックカーも会場の駐車場で見かけました。お手伝いに来られていたのでしょうか。

 写真:クラシックカー

会場を後にし、かつては勤務先の健保組合の保養所、今は一般利用もできる熱海の施設に泊まって、帰りました。

 写真:熱海の元保養所

◎走行日:2024年5月12日(日)
◎催事名:エロイカJAPAN2024
◎使用自転車:CASATI Gold Line

◎行程:韮山文化センター6:00〜6:30修善寺〜7:00湯ケ島〜7:51天城山隧道〜8:18河津ループ橋〜8:42峰山トンネル〜9:33婆娑羅隧道〜9:53松崎(長八美術館)10:28〜10:35仁科川〜12:27仁科峠〜13:28戸田峠〜13:59らららサンビーチ14:12〜14:38口野橋〜14:52韮山文化センター

◎走行距離:145km
◎峠:天城山隧道(707m)、仁科峠(892m)、風早峠(780m)、南無妙峠(669m)、吉奈峠(668m)、船原峠(594m)、戸田峠(733m)
 走行ログ(クリックして拡大)