自転車と山の日々

こんばんわ

優雅な素晴らしいサイクリングですね。
私は今回走られたすべての道を走ってなくて
R425の十津川から竜神区間は30年前に走りました。
吉野口⇒十津川⇒龍神温泉（泊）⇒高野山⇒奈良市ですが
十津川⇒龍神は特に和歌山県に入った途端、舗装がなくなって
28Cタイヤでは2回パンクしてしまいました。
流石に今は舗装されていると思います。
その後は走る機会はないのですが、R425は自動車で十津川から尾鷲に
移動しましたが狭い割にダンプカーが突進してくるので恐ろしかったです。
今回走られた様に宿泊を入れて走るのは良いプランになりそうです。
参考になりました。

ありがとうございます。十津川から龍神向きのR425は、リアルに危険ですね。ボーとオーバースピードになったりタイヤがスリップすると簡単に道路を外すことが可能です。まあ、ガードレールがあったところで身体はガードレールの上を飛んでしまうでしょうから、ガードレールがないほうが、安全意識上マシかもしれません。交通量は僅少で、地元の軽トラに1回であったぐらいでした。あまりにも人けがないので、寂しいくらい。ただ、オートバイは何台か走っていました。南紀荘の女将さんは「なんでオートバイの人とかは、わざわざ不便なところにいくんかねえ。何がおもしろいのでしょう」と言っておられましたが、地方都市中心部に住まう人たちには一般的な感覚かもしれません。
昔は、自家用車もなく、同じ谷でも奥の集落に住む人は、ほんと大変で、学校に子どもをやるのも一大事、なにかあるたびの生活上のハンディは今想像する以上だったと思います。なので、田舎の同じ谷でも、街に近い集落の人は「奥の部落には行ったことがない。用事がないもの」と言ったりします。都市部も一緒で、京都・洛中の人は「嵯峨は肥をくみにくるお百姓さんのいはるところで、行ったことあらしまへん。嵐山には行ったけど」（要旨：＠井上章一「京都ぎらい」より）とあるのと同じようなメンタリティかも。嫁にやるのも、なるべく街で生活が豊かなとこころへ、山奥のムラになんてとんでもない、といった感じ。
それはともかく、今度は、牛廻越の南にある「引牛越」を走ってみたいと思っています。紀伊半島も長大トンネルのバイパスがたくさんできて、細い道へのクルマは減っているのかもしれませんが、お互い、ご安全に。