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TREK 7.9FX クロスバイク(フルカーボンフレーム)2025/08/01

2007年3月購入。
トレックのクロスバイク商材のトップラインで、当時の価格で27万円程だったと記憶。
自転車の価格がこの数年で高騰し、今ではインパクトのない価格だが、当時、どうしてこんなに高価な自転車、しかもクロスバイク、を購入したかというと、山岳サイクリングに使おうと思ったから。

フルカーボンフレームで、とにかく軽量。もちろん当時でもフルカーボンのMTBは存在していたが、サスペンションが付いていてレースにも耐える強度を確保することなどから、このクロスバイクよりもおしなべて重たい。値段ももっともっと高いし。

ラフロードをスピードを出して走ったりはしないし、とにかく軽いのがいい、担ぎの軽さ優先、ならばクロスバイクの改造で良いかと思った次第。

で、ハンドルをMTB用のものに交換するなどして山岳仕様に。

実際、山中に持ち込んでみると、スケルトンが山岳用ではないのが最大の理由だと解釈したが、使い物にならなかった。担ぎが軽いだけは、、。
シクロクロスに使えないかと試したが、無駄な行為であった。

やはり自転車は使用目的に合致した設計が必要だと勉強になった。

その後長期間、鳥取の家に置いていたが2024年の春に、街乗り用、本来の用途で使うことにして改造。

ハンドルを東京サンエスの「メトロポイント ハンドルバー」にして、I’s Bicycle前野店長最後の仕事として泥よけを着けてもらった。後ろキャリアは新車購入時に純正のものを購入していたものを使用。
スタンドはカーボンフレーム対応のBBに装着するものをインストール(強度が弱く頼りにならない)。タイヤはグランボアのシプレ700×30C。

走りについては、特に不満はないが、軽量だからといってすごいわけでは全然ない。
一定の品質を担保している自転車であれば、軽量であることに妙な期待を抱かないほうがよいと思う。
良くできたクロモリのクロスバイクの方が気持ちよく走れるだろう。

TREK7.9FX
TREK7.9FX
TREK7.9FX
  TREK7.9FX

Veno メトロポイント ハンドルバー
 メトロポイントハンドルバー:実によい感触

 ディスクブレーキの必要性は全く感じない

アームストロングがドーピングで追放される前なので、ツール7連勝のデカール

 デオーレXTリヤメカ

グランボア700CランドナーER2025/08/05

2024年3月22日納車のグランボア700CランドナーER。

グランボア700CランドナーER
 グランボア700CランドナーER (2024年3月撮影

グランボアのフルオーダーフレームは、もちろん親方こと土屋さんの制作だが、セミオーダーのER(イージー輪行)モデルについては、伊藤アトリエ長が制作していて大分経験を積んできたとのこと。

そこで、フレームビルダーとしての伊藤アトリエ長に1台お願いすることにした次第。
これ以上自転車を増やすわけにはいかないので、TOEI700Cランドナーのパーツをまるごと換装。フレーム売却代金でイデアルのチタンサドルをインストール。

TOEI700Cランドナーと同色。ベルトゥのパニアバッグセパレートを輪行仕様で装着したく、それ用の前キャリアもオーダーしたのが、TOEIとの違い。

グランボア700CランドナーER伊藤アトリエ長制作
 グランボア700CランドナーER

シートチューブのラグ部分に段差があるのが、セミオーダー。
 シートラグ

ERを特徴付けるクラウン
 ER仕様

フロントバッグサポーターを装着。親方製作ではないので青バッチになる。
グランボアのステム
 フロントバッグサポーター

 パニアバッグセパレート用キャリア

バッグを装着した図
 グランボア700CランドナーERにベルトゥのバッグ

 エルスのクランク

 サンプレックス

シュエット センタープルブレーキ
 ブレーキはグランボア シュエット

イデアル90チタン
 イデアル90チタン

 納車日 2024/3/22

乗ってみての感想は2018年に書いた
の内容と同じような思い。

グランボアとしてのノウハウは親方からアトリエ長に伝授されるのだろうし、グランボアブランドとしての品質を担保するようにされるのだろうから、当然といえば当然だが。

フロント荷重でしっかり長距離を走れる。

<おまけ>
2024年700Cランドナーのオーダーはこれが3台目。全てI’s Bicycleで。

最初の700Cランドナーは1991年3月納車。TOEIフルオーダー。
126mmエンド幅、石渡019。
 2006年3月 対馬にて

2番目も同色でTOEIフルオーダー。2007年5月納車。
粋をこらして完璧なフレームになるようオーダーしたつもりだったが、今回のフレームに替えてしまった。130mmエンド幅、カイセイ019。
TOEI700Cランドナー
    2014年8月 小布施にて

コメンサルMETA Trail Limited フルサス(2016モデル)2025/08/06

27.5インチ、アルミフレーム、フルサス、ドロッパーポスト、1×10速。

2016年5月27日納車。
トムスクラフトでSCOTT SCALE720 を2015年10月にMTBとしては12年ぶりに購入してからというものMTBにハマり、続いて2015年11月にはコメンサルMETA Trail Limited(クロモリ、完成車価格22.9万円)を購入。そして、翌年5月にこのフルサスを入手した。フルサスは宮田のBP-2をフルサス黎明期に試して以来だが、その後の進化を期待。

フルサスに興味がわいて、2年半後にスコットのカーボンフルサスに買い替えてしまった。フルサスの挙動は素直で扱いやすかったが重量感がある自転車だという印象。

コメンサルMETA Trail Limited
 コメンサルMETA Trail Limited フルサス

コメンサルMETA Trail Limited
 コメンサルMETA Trail Limited フルサス

コメンサルMETA Trail Limited
 フルサスの機構

 ドライブトレイン

 トレイルにて

L NAME    META TRAIL Limited
Frame    New META V4 Trail 650b,Travel 120mm, 6066 Triple Butted hydroformed, Integrated Postmount,Top tube channel
Shock    XFUSION O2 RLX
Fork    XFUSION Velvet 650B,RL2, Travel 120mm,1"1/8 steerer,15mm axle
Headset    NECO semi integrated, Tapered ZS44/56,sealed bearing, 1"1/8 Steerer
Stem    ALPHA,Alloy Forged,60mm, O° rise,φ31,8mm
Bars    ALPHA,Alloy 7075 double butted, 30 mm rise,730mm,φ31,8mm
Grips    COMMENCAL lock on, Neon Orange logo
Brakes    SRAM DB5 180mm/160mm, with matchmaker
Shifters    SRAM X7 1x10 spd
Front Mech    /
Rear Mech    SRAM X7 10 spd Type II
Bottom Bracket    RACE FACE BB92,sealed bearings
Cranks    RACE FACE Ride,34T 170mm on S,175mm on M
Chain    KMC X10
Cassette    SRAM PG1020+e.thirteen 11-42T
Rims    ALPHA 650B 32H,26mm,Tubeless ready
Hubs    ALPHA 32h,sealed bearings light version
Spokes    CN Spoke Steel 1,8mm black - nipple brass 12mm black
Tires    Front : MAXXIS Ardent 2.25", 60 Tpi,Kevlar Bead Rear : MAXXIS Ikon 2.2", 60 Tpi,Kevlar Bead
Seatpost    ALPHA Alloy No offset one piece design, φ31,6mm,350mm
Saddle    ALPHA,CrMo rails
Bike Weight    12.7 kg
Note    Chainstay protector

SCOTT Spark 700 (2017) フルサスカーボンMTB2025/08/07

2018年12月24日納車。

東京に転勤していた2003年3月に「M.D.S」で購入したspecializedM5の改造を繰り返しながら、時々MTBライドを続けていた私であったが、2015年10月に京都の「トムスクラフト」でSCOTT SCALE720を購入。12年ぶりのMTB購入。

どうして久々にMTBを購入しようと思ったかというと、京都北山のMTBホームコースで、一緒になった人の走りに全く着いていけなくてショックを受けたから。
当時、私はMTBでも軽量化が正義だと思っていた。軽くすれば速く楽に走れると。スペシャライズドM5にXTR、マビッククロスマックスをインストールして10Kgを切るくらいにしていた。
もちろん、体力とテクニックの違いがあるにせよ、出会った人に付いていけないのは、自転車の性能がずいぶんと進化していることも影響していると直感的に思ったのだ。

干支が一回りしている間に、MTBは27.5インチや29インチが主流になり、スケルトンも変わり、大変化していた。その変化は、乗って楽しい方向。

その変化に感動し、コメンサルのMTB(クロモリ)、コメンサルのフルサスMTB(アルミ)を続けざまに買い、2018年12月にこのフルサスカーボンMTBを購入して現在に至っている。過年度モデルになっていてバーゲン価格だったことも大きいが。

フルサスについての感想は、2016年に書いた”MTBにフルサスは必要か?”と特に変わってない。コメンサルのアルミフルサスMTBから、このSCOTTのフルサスに買い替えたら担ぎは楽になった。後ろサスペンションの挙動の素直さは、コメンサルにあったような気がする。

私にしては珍しく、購入後全く無改造で現在まできている。フルサスMTBになると、自分でいじれるところも少ないし。

SCOTT SPARK700 2017
 SCOTT Spark700 (2017)

SCOTT SPARK700 2017
 SCOTT Spark700 (2017)

SCOTT SPARK700 2017
 SCOTT Spark700 (2017)

SCOTT SPARK700 2017
 後サスペンション

SCOTT SPARK700 2017
 前サスペンション

かつてのMTBは普通の自転車店でも対応できたが、サスペンションや油圧ディスクブレーキなど諸々専門的変化をとげてきて、MTB専門店でないと扱えなくなった。

という事情もあり、MTBについては「トムスクラフト」さん一択。

「トムスクラフト」はかつて堀川北大路にあり(今は下鴨に移転)、実はオートバイの事故で、学生時代、お世話になった縁がある。当時、スズキGSX250Tというオートバイを24ヶ月ローン(月々の支払い4,100円)で購入して乗っていた。

3回生の10月10日、卒業論文調査の帰り、佐々里峠でクルマと正面衝突。ケガはなかったがオートバイは全損。数日後、当時はトライアルバイク専門店だった「トムスクラフト」にお願いし、社長の吉川さんの軽トラに同乗して回収した。面識はなかったが、トムスクラフトの近所に下宿していたので。

トライアルバイク部門はその後、近所に移転し、元の店舗はMTB専門店となった。MTB部門の最初の店長が退かれる際、学生時代から懇意にしていた現在の店長が東京から呼び戻されて店名を引き継ぎ独立開業されたと聞いている。

佐々里峠の事故というのは、快晴の夕方、調査が一段落した安堵感で緊張感のない運転をしていたのか、峠道の細い右カーブをキープレフトせず、センター寄りで出合い頭にぶつかった次第。

スピードが遅かったので、相手のクルマのボンネットに乗っかった後コロンと道路に落ちた。
不思議なことに、相手の誕生日が私と全く同じだった。年齢も。社会人で和歌山にある会社の寮住まいの方だったと記憶している。

マツダの赤いセダンで、修理に30万円かかるといわれ、とても払えない金額で絶望的な気持ちになった。私のオートバイは任意保険は対人しか入ってなかったので。

今のようにwebで調べられる時代ではなかったが、いろいろ調べて、対物保険で支払われる金額というのは、クルマの全損価格以上にはならないことを知った。相手のクルマは全損でも13万円、私のオートバイは18万円。
物損事故で警察からの過失相殺についてのコメントは無いということを確認。相手の保険会社の京都支社を直接訪問し、交渉。相手は13万円、私は5万円受領することで決着した。

保険会社の方からなんだか褒められ「ウチの会社に来ないか」とリップサービスを受けたことを覚えている。

庄部谷山にて
 野坂山地 庄部谷山にて

 野坂山地のトレイルにて

<スペック>
・FRAME Spark 3 Carbon / IMP technology / HMF Mainframe
BB92 / Alloy SL 6011 swingarm
SW dropouts for Boost 148x12mm
TBC Trunnion box construction
・FORK FOX 34 Float Performance Elite Air
FIT4 3-Modes with low speed adj. / 15x110mm QR axle
tapered steerer / Reb. Adj. / Lockout / 120mm travel
・REAR SHOCK FOX NUDE Trunnion
SCOTT custom w. travel / geo adj.
3 modes: Lockout - Traction Control -Descend
DPS / EVOL / Reb. Adj.
Travel 120 - 85 - Lockout / 165X45mm
REMOTE SYSTEM SCOTT TwinLoc TSP Technology
・Suspension - Seatpost Remote
below Bar / 3 modes / integ. Grip clamp
・HEADSET Syncros FL2.0 Drop in / Tapered 1.5” - 1 1/8”
bearing diameter size 42mm and 52mm
・REAR DERAILLEUR Sram X01 / Eagle 12 Speed
・FRONT DERAILLEUR SCOTT Chainguide
SHIFTERS Sram X01 Trigger
・BRAKES Shimano XT M8000 Disc
180mm F & R / SM-RT64 CL Rotor
・CRANKSET Sram X1 1400 Eagle GXP Boost PF
700 Series: 34T / 900 Series: 32T
・BB-SET Sram GXP PF integrated / shell 41x92mm
・HANDLEBAR Syncros FL1.5 T-Bar / Alloy 7050 D.B.
T shape Flat / 9° / 740mm
Syncros Pro lock-on grips
・HANDLEBAR STEM Syncros FL1.5 / Alloy 2014
integrated Spacer & Top Cup / 31.8mm / 6° / 1 1/8”
・SEATPOST FOX Transfer Dropper Remote
31.6mm / S size 100mm / M, L & XL 125mm
・SEAT Syncros XR1.5 / Titanium rails
・HUB (FRONT) Syncros XR2.0 CL / 15x110mm
made by DT Swiss
・HUB (REAR) Syncros XR2.0 CL / Boost 148x12mm
RWS axle / made by DT Swiss
・CHAIN Sram PCX01 Eagle
・CASSETTE Sram X01 / XG1295 / 10-50 T
・SPOKES DT Swiss Competition 2.0-1.8-2.0 Black
・RIMS Syncros XR2.0 / 28H / Tubeless ready
・TIRES Maxxis Forekaster / 2.35 / 120TPI Kevlar Bead
TR Tubeless Ready / EXO / 3C maxx speed
・WEIGHT Check website

グランボア700Cデモンタブル2025/08/08

2005年6月25日納車。カイセイ022。S&S社カップリング。

グランボア700Cデモンタブル
 グランボア700Cデモンタブル(最初の姿)

デモンタブルはフレーム分割式の自転車の一形態で、日本では輪行に活用されることが多い。

2005年、東京転勤から帰還してI’s Bicycleを訪ねたところ、土屋さんのデモンタブルが展示してあり「売ってもいいよ」とのことなので譲ってもらった。土屋さんの自転車のサイズと私のは近似しているのでジャストフィット。

試作品でブレーキはシマノのサイドプル(ノーマルサイズ)。デモンタ用の加工でブレーキワイヤーを外すようになっているのだが、その加工に手間がかかり、商品化は止めたとのこと。その後、センタープルやカンチでデモンタブルを展開された。S&S社のカップリングで、機能性も剛性も十分。

納車の日(2005.6.25):山音製輪所の尾坂さんが東叡社で修業される前、I’s Bicycle時代

乗ってみると素晴らしく良く走る、特に登りが、というわけで、その年の乗鞍ヒルクライム大会には、このデモンタブルで出走した。タイムを狙う意図はなく、単にこの自転車で乗鞍の坂を登ってみたかったのだ。
乗鞍ヒルクライム大会
2005乗鞍ヒルクライム大会
 2005年マウンテンサイクリング乗鞍(ヒルクライムの大会)

ところがゴール後、自転車を立て掛けておいたところ強風で倒れ、結構大きな塗装キズを付けてしまった。ショック。本来的にはデモンタは輪行時をはじめキズが付くことが少ないはずなのだが、その後も粗相があり、一念発起して2015年に塗装をやりかえてもらった。

その前に、カンパアテナに換装したりもしている。
グランボア700Cデモンタブル
 カンパアテナに換装後、能登半島にて

グランボア700Cデモンタブル
 グレーを加えたホワイトに塗り替えた

良く走る自転車で荷物も積みやすいので、還暦記念の京都ー鳥取ワンデイライドにも選んだ。
鳥取城趾にて
 鳥取の卒業した高校の前で(鳥取城趾)

肝心の輪行についてだが、フォーク抜きやER輪行と比べて優位なのは、後輪を外さなくて済むことだと思う。もっとも、後輪を外すのも慣れると別にどうということはないのだが。フォーク抜きと比べると、輪行袋に入れた状態で幅が大きい。やはり一番コンパクトにまとまるのはフォーク抜き。


気分的にはデモンタブル輪行は楽。
時間的なことは、方式による差よりも、各人の習熟状況によるところが大。複雑に思える方式でも、それを習熟する喜びと成果は大きい。自分の今ある自転車で何度も輪行の練習をするのが一番だろう。

後日、S&Sカップリングで組み立てる際、凸凹を合わせることを容易にするタケノコ状のガイドパーツを勧められ、装着してもらった。

グランボアのデモンタ用輪行袋は品切れになっており、再生産予定も未定なので、今後デモンタブルを導入される方は、ナニワ銀輪堂のカンビックスリンカーの活用が参考になると思う。

デモンタブル輪行
 デモンタブル輪行袋に収めたサイズ感
デモンタブル輪行
 デモンタブル輪行袋に収めたサイズ感。フォーク抜きよりも太くなる

デモンタブル輪行
 輪行袋の中
デモンタブル輪行
 輪行袋の中

私の場合、輪行袋に収めるのと、取り出して組み立てるのに要する時間は、両方とも15分位だが20分はみておきたい。

グランボア650Bデモンタブル2025/08/13

2008年1月11日納車。カイセイ022。S&S社カップリング。

グランボア650Bデモンタブル
 納車当時の姿

650×42Bのデモンタブル。
I’s Bicycleの店内に、42B「エートル」のタイヤ見本、商品化前の試作品、があるのを見た瞬間、このタイヤで自転車をつくりたいという想いが沸き上がり、オーダー。

その3年前の2005年に入手した700Cデモンタブルを気に入っていたので、せっかくなので650Bもデモンタブルで頼むことにした。

それと、当時から定年退職したら桜前線を追って日本縦断の旅に出たいと思っていたので、そのための4サイドバッグも可能なしっかりしたタイヤの太い輪行可能な自転車として。

2023年春に桜島~弘前まで33泊34日で実施したツーリングにも用い、当時からの構想を成就することができた。

この自転車の特徴は、フランスのレフォールの泥よけ。
Jan Heine『THE GOLDEN AGE OF HANDBUILT BICYCLES』Vintage Bicycle Press2005 を眺めていて1948年製のA.Faure(仏)のページに目が留まり、上部が平面になっている形状の泥よけに興味が湧いた。
 フォーレ(仏)1948年製の自転車のページ

この本は、2011年にグラフィック社から邦訳が出版されている。

そこで、I’s Bicycleの土屋さんに「こんな泥よけを装着したいんですけど」と言ったところ「あっ、ウチにありますよ」ということで、あっさりとインストールすることができた。上部が荷台として使えるようになっているレフォール マルテルの泥よけ。

レフォール マルテル泥よけ
レフォール マルテル 泥よけ
レフォール マルテル 泥よけ
 レフォールマルテルの泥よけ

サイドバッグも装着できるように専用キャリアをつくってもらった。当時、土屋さんはフレームビルダーになる前で、まずはキャリアの製作から始められた頃で、土屋さん製作の最初の製品だったのではあるまいか。

キャリアはレフォールの泥よけに直接固定。レフォールの泥よけは、すごくしっかりしていて(その分重たい)丈夫。

 専用キャリアにオルトリーブのバッグを装着したところ

実際に宿泊ツーリングで使ってみると、いくらレフォールの泥よけが頑丈だといっても、峠の下り等ではバッグが左右に振れるように感じられ、サイドバッグはやはり前輪にすることにした。後ろ泥よけのキャリアは、シュラフなど軽くてかさばるものをくくるのに使えば良い。

というわけで数年後、今は福岡で「旅の自転車店 プラットホーム」を独立開業した、当時の野田店長製作の前キャリア(輪行時に脱着が簡便な仕様)を装着。

もうひとつの特徴は、ホイール。エンドは130mmだが126mmのサンツアーサイクロンを130mmで使えるように改造してもらい、オチョコ量を減らしてホイールの強度アップを狙った。

サンツアースプリントのハブ
 サンツアーサイクロンのハブ

リムは、当時はまだグランボアでリムを開発してなくて、650Bのリムが入手し難い状況であった。ビンテージものでなく、気兼ねなく使える32穴ということで探してもらったのが、オーストラリア製の「ベロシティ シナジー」。スポーク穴がオフセットしていて左右のスポーク張力を均等に近づけることができる。
シナジーリム
 ベロシティ シナジーリム650B32穴

納車後のパーツ変更は下記のとおり
・後変速機 ユーレーサクセス → サンツアーXCプロ
・前変速機 カンパ グランスポーツ → サンツアーXCプロ
・スプロケット サンツアープロコンプ(15−23、6速) → サンツアーα7速(13−26、7速)
・ライト ナショナル  タンケン → ナニワ銀輪堂のマグライト
・ペダル シマノ クリップレスPD-A530 → 三ケ島ユニークロード(トゥークリップ&ストラップ)
・サドル ブルックスプロフェッショナル(チタン) → イデアル90チタン
イデアルのサドルは2023年の桜島弘前ライド直前に交換したが、何の問題もなく身体に馴染んだ。

この自転車の重量は、私が所有しているツーリング車の中で一番重たい。デモンタはカップリングの分だけでも重くなる。輪行の運搬時には重さを感じるが、走りは軽く、気持ちよい。走行中は上り坂でも重量をネガティブに感じることはない。


イデアル90チタン
 イデアル90サドル(チタン)

ユーレーサクセス
 ユーレーサクセス:納車後しばらくして外したが、後年55号ランドナーに装着した


グランボア650Bデモンタブル
 2023年3月の状態、サドルバッグサポーターはキャラダイス純正でワンタッチで外れる

2023年4月、桜島~弘前ライド途中、雨の京柱峠を越えた後の徳島県祖谷にて

2023年4月、桜島~弘前ライドの途中、長野県高遠近郊にて

野坂山地の庄部谷山(855.7m)2025/08/21

野坂山地とは、びわ湖の北西、若狭湾との間にある山地。
野坂山地にある庄部谷山(しょうぶだにやま)は、国土地理院の地図に山名表記はないが、855.7mの三角点のある山。地形図には登山道は記されていない。

昭文社の「山と高原地図」の未収録エリアだが、このあたりの山や峠については京都のナカニシヤ出版などから丹念なフィールドワークを基にした味わい深い書籍が刊行されている。草川啓三さんの著作がお勧め。

庄部谷山の懐に存在すると聞くカツラの巨木群に逢いたいこともあって、先日、甲森谷から庄部谷山への山歩きに参加した。

 甲森谷(こうもりだに)
炭焼窯の跡
 炭焼窯跡
 カツラの巨木

谷から急登の尾根を詰めたゴールは、なんと林道だった。我々の登った支尾根が主尾根に合流したところには、林道が走っていたのだ。おまけに、そこには巨大な鉄塔が存在していた。後で聞いたところでは、風力発電計画のための構築物。

 急登尾根を詰めたゴールの林道

その日はなるべく旧来の道らしきものを辿って庄部谷山のピークを踏んだのだが、目の前にある林道は国土地理院の地図には載っていない。林道がどこに繋がっていてどんな具合なのか確認するため、1週間後にMTBで再訪した。

◎走行日:2025年7月19日(土)
◎自転車:SCOTTフルサスMTB
◎行程:美浜道の駅8:41~9:23新庄田代隧道~10:22粟柄関所跡~12:37鉄塔12:47~13:02庄部谷山~(ピストン)~14:12粟柄関所跡~14:47龍源院~15:05美浜道の駅

原発の新設計画がある美浜町には、原発マネーなのかどうか知らないが、広大な道の駅が出来ていた。
 美浜町の道の駅

美浜町
 国道を避けて美浜町内の旧道を走る

 四国八十八箇所と西国三十三所の礼拝所があった

旧 耳村の最南部、京都への粟柄越が通る新庄地区には、大正年間に開通した隧道がある。
粟柄越のメインの道ではなく、地区内の利便向上に役立っている。学校に通う子供たちのためという意味合いも大きかったのだろうか。地元負担で造ったのだろうから、それだけの財力があったということ。
新庄 田代隧道
 田代隧道

 新庄地区:地区内の道路の融雪設備。どこのムラにもあるものではない。

新庄地区の外れには、巨大な関西電力の嶺南変電所がある。
若狭の原発で生まれた電気がここに集まり、丹波の山々に林立する巨大送電塔を経て大阪や京都の大消費地に送られてきた。
新庄の隧道は原発以前のものなので、原発マネーではなく、もともと山林資源等で豊かな地区だったのだろう。
嶺南変電所
 関西電力 嶺南変電所

松屋という一番奥の集落のところから、林道に入る。

緑が眩しい
林道は走りよい

国土地理院の地図に記された林道の終点から先は、最近切り開いた林道で荒々しい

 延長された林道

 関西電力の送電線工事現場

 風力発電のための新設林道

 先週の登山で尾根の林道に出た箇所

 鉄塔の前。かつては見事なブナ林が続いていたそうだが、伐採されてしまった。

 風力発電のための鉄塔らしい


 林道はまだ続いているが、途中からシングルトラックを押し担ぐ

 美浜の海が見える

庄部谷山
 庄部谷山(855m)

帰路はピストンなので、基本的には下り。登りの暑さとは無縁。

 粟柄関所跡まで降りると、下界という感じ

 「粟柄関所跡及び粟柄村跡」石碑

 道沿いの湧き水でのどを潤した

 新庄地区の中心部(役場支所と神社)

 ◎走行ログ