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弘南鉄道大鰐温泉駅から弘前ポタリング2023/06/27

弘前という街には、なんと私鉄の弘南鉄道の路線が2本もあり、それぞれ起点の駅が違う。

大鰐温泉への大鰐線の弘前市内の起点駅は「中央弘前」駅。
黒石へは江南線で「弘前」駅が起点。
ヨーロッパの街のようである。欧州の駅名方式にするなら「中央弘前」駅は「大鰐温泉」駅、江南鉄道の「弘前」駅は「黒石」駅であってもよいのだが、日本では混乱が生じるだけだろうから、現状のままでよろしい。

今回、大鰐線のサイクルトレイン(自転車を予約なしでそのまま電車に載せられる)で大鰐温泉駅まで行き、帰りは岩木山を眺めながらポタリングで弘前市街に戻った。

弘南鉄道中央弘前駅
写真:弘南鉄道中央弘前駅


弘南鉄道大鰐線車内

弘南鉄道大鰐線
写真:弘南鉄道大鰐線車内

弘南鉄道大鰐温泉駅
写真:弘南鉄道大鰐温泉駅

青森県の住宅には、妙に2階が大きいバランスのものがそこそこある。
大工さんの流儀があるのだろうか?
大鰐温泉駅付近の住宅
写真:大鰐温泉駅付近の住宅

以前、津軽半島を走った時に出会った建物がまさしく上半身が大きい感じ。ねぷたを連想させるかも。
津軽半島の民家
写真:津軽半島の住宅(2016年ツーリング時に撮影)
津軽半島の旅館
写真:津軽半島の旅館建築(2016年ツーリング時に撮影)

大鰐温泉から弘前への旧道を走る。岩木山が目に飛び込んできた。
前日、百沢コースから登山を試み、敗退した雪渓もはっきりとわかる。
岩木山
写真:岩木山
岩木山
写真:水田と岩木山

りんご畑の中、小さな社があった。

茅葺の民家はほとんど残っていないが、立派なものに出会えた。
津軽平野の民家

りんご畑と民家。

昼食は弘前市内に戻って、石場旅館の敷地内のバーのマダムに勧められたうなぎ屋さんで。久々に美味しい鰻重を食べることができた。
弘前・うな新

弘前城の側、旧武家屋敷地区からも岩木山が望める。
岩木山
写真:弘前城下、旧武家屋敷地区からの岩木山

司馬遼太郎「街道をゆく41 北のまほろば」に登場する石場屋酒店で買い物をして帰る。
週刊朝日最終号にも登場。「北のまほろば」の最後に紹介されている出稼ぎに出発するお父さんへの詩を書いた小学生の女の子は、地元のディーラーで働き、お父さんは今もりんごを栽培しているとのこと。

石場屋酒店

石場屋酒店
写真:石場屋酒店

おしまい。