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丹波の春:くりから谷中分水界、下山から梁瀬(2016/4)2017/10/22

丹波の春、名残の桜を求めて、山陰本線の下山駅から梁瀬駅へと走った記録です。

途中、「谷中分水嶺」という地形学的に興味深い地点も通りました。兵庫県は日本海側と太平洋側の分水界の標高が本州で一番低いエリアで、一見なにげない風景の中に、分水界があったりします。

歴史ある「細野峠」と丹波の美しい民家、加古川の上流の長い桜並木(ほとんど散っていた)、いつも自動車で走っている遠阪トンネルの旧道の遠阪峠など、充実したワンデイツーリングでした。

下山から梁瀬
JR山陰本線 下山駅から梁瀬駅へ走ったルート(詳しくはルートラボで

【走行日】2016/4/9
【使用自転車】ビアンキ シクロクロス
【行程】JR「下山駅」8:45~9:37京都縦貫道跨線橋~10:30国道9号線細野峠分岐~10:44細野峠~11:15草山温泉~12:00鼓峠~12:08くりから谷中分水界~12:13栗柄峠~13:10黒井~13:35天王坂~13:41加古川堤防14:32~15:12青垣~16:00遠阪峠~16:42JR「梁瀬」駅=(輪行)=「下山駅」

【峠】細野峠(232m)、鼓峠(336m)、栗柄峠(262m)、天王坂(164m)、遠阪峠(368m)

JR山陰本線下山駅
写真:JR下山駅を出発

細野峠 入口
写真:細野峠入口

丹波の美しい民家
写真:峠を下りたら、とても美しい民家があった。農作業の小屋も綺麗に片付けられていた。

くりから谷中分水界
写真:くりから谷中分水界。河川争奪。

写真:春日町の桜

加古川堤防の桜
写真:加古川沿いに桜並木が長く続いている。もう、ほとんど散ってしまっていた。

遠坂峠
写真:遠阪峠

梁瀬の梅
写真:梁瀬の町。梅。

メルセデスベンツC180ワゴン 10万キロ突破 2回目車検~ディーラー車検とそうでないところの比較~2017/10/27

2012年10月に購入した標記自家用車が5年目となり2回目の車検を迎えた。
車検時104,675Km。

9月に10万キロを突破し、「10万キロ表彰」をディーラーに申請して、表彰の品を頂いた。
ちなみにメルセデスの「オーナー表彰制度」は、走行距離表彰が10万km/20万km/30万km/50万km/100万km以上、保有期間表彰が10年/20年/25年/30年以上とのこと。
それだけ維持費をかけ続けたことへの表彰なのかもしれない。

10万キロは、まだまだ子どものようなものか。ダイハツもオーナー表彰制度をやってくれていたら、実家のシャレードは25年表彰を受けていたのだが(笑)

ベンツ10万キロ表彰

10万キロ突破の翌月が車検ということで、もしかしたら車検に結構な費用がかかるかもしれない、と心配になった。10万キロも走れば。

で、車検費用の心づもりをと思い、インターネットで調べたら、さほど家から遠くないところの外車専門の整備修理店が、6,500円でMBの専用検査器機も使った「カードック」と銘打った検査を実施しているのを見つけた。

思い切って店を訪ねてみた。そのお店の特徴というか方針は
・正規ディーラーだと、何でもマニュアル通りに部品を交換して対応するが、自分のところは安易に交換するのではなく、手間暇をかけて修理することをいとわない(その代わり時間がかかることもある)
・純正部品ではないが、自分が納得のいくパーツを使う。安かろう悪かろうの部品は決して使わない。通販では偽物が出回っているので、客からの持ち込み部品は不可。
・予約客のみ対応。店の場所には整備工場は無い。ちなみに店舗は自動車関連の会社が集まっている地区の棟割り店舗という感じで、最初、ちょっと驚いた。小規模でも自分のところの工場があると思っていたので。

怪しげといえば怪しげなのだが、自転車に置き換えて考えると、私はちゃんと店主のいる個人店が好きで、メーカー直営や大規模店は基本的に避けている。整備や修理は顔のみえる信頼関係こそ大切だと思うからだ。

自動車の場合は企業規模が全然違うし商品特性もあって、自転車店のようにはいかないだろうが、メーカー保障が切れた後の整備は、腕の良い誠実な個人店があれば、そういうところにお願いしたいという思いがある。

かつて、東京に転勤していたとき、国産某メーカーの正規ディーラーでとんでもないケアレスミスをやられてしまったことがあった。すぐに気づいて大事に至らずに済んだが。まあ、誠実に事後処理はしてもらったが、やはり手間暇はかかったし、メーカーの名前による信頼というものを無邪気に信用できなくなった。当たり前のことだが、実際に手を動かして作業するのは一人の人間で、ブランド力があっても、その組織の中で、実際どんな経験のどんな人が自分の車を担当するかは白紙委任なのだから。

5年10万キロ走って「カードック」の結果は下記の通り。
・バッテリーが70%の能力になっているので交換(これについては昨年ディーラーで1年点検を受けたときに、次回車検時には要交換-5万円くらい-と言われていたので想定内)
・ファンベルト・アイドラプーリー・ベルトテンショナーを交換
・エンジン燃量圧力低下点検調整一式
ということになった。もちろん、全て事前に説明があり、合意した上でのこと。
バッテリーは「VALTA正規物AMG」というので純正と同等品との説明をうけた。
以上、一式で約10万円(税別)かかった。

これまでバッテリーの交換はせずに済んできたし、メルセデスケアで無料修理したもらった軽微な故障(外気温センサーの交換、イグニッションコイルの交換)があったくらいで、修理代がかかることは一切なかったので、まあ、しょうがないか、と思った。

で、せっかく点検してもらったのだから、車検も頼んでみることにした(お店の思惑通りか)。

◎5年目車検 
総額 約17万円・・フロントローター交換、オイル・ワイパー交換
(前回初回車検=シュテルンで 約20万円 但しMBケアがあるので自己負担は12万円)

前述のようにバッテリーとファンベルト等交換に約10万円かかっているので、車検時に一緒に実施したと仮定すると、合計で約27万円になる。

今回と初回のディーラーとの比較をしてみると
税金等は▲210円。自賠責が安くなっているが、ディーラーでは項目になかった印紙代1800円というのが今回の店にはあり、実質的には税金等ではディーラーより割高。

工賃は、前回だけ実施した作業(クーラント交換、下回り錆止め)と今回だけ実施した作業(フロントローター交換)を除いて、同条件比較だと、今回が約51千円安い。

パーツは今回も前回も交換したオイル・ワイパー・リモコン電池の比較で、今回が6千円安い。

トータルの同条件比較を算出してみると、今回が57千円安いという結果になった。但し、今回の部品は純正品ではない。オイルはワコーズ、ワイパーはボッシュ。

ディーラーだと車検に要する日数は短く、頼めば代車もある。今回のお店では1週間以上預けた。ディーラーだと営業の人が届けてくれるが、今回は自分で持ち込み引き取りをしないといけない。

ディーラーに車検に出すと新車みたいにピカピカに洗浄してくれるが、今回はそれなり。

ミッション修理とか大きな費用がかかる時に、今回のようなお店でリビルト品とか独力修理で安く直してもらえると、ありがたみも大きいだろうが、特に故障がない場合の車検整備では、人によって、その差をどう感じるかは微妙であろう。
私にとっては5万円の差は大きいが、なんだかんだ言っても正規ディーラーの信頼性というのをどう感じるかというところは残る。(2017年10月)

※購入に至った経緯
「自転車乗りの自動車選び1」http://cycledays.asablo.jp/blog/2015/09/05/7779335
「自転車乗りの自動車選び2」http://cycledays.asablo.jp/blog/2015/10/26/7870307
よく走ったことについて

メルセデスベンツW204系C180ワゴンの10万キロ走行平均燃費2017/10/28


W204C180ステーションワゴン2012年式
  写真:MB_W204系C180ワゴン2012年モデル

2012年10月に購入にした標記自家用車が5年目の車検で、走行キロも10万を突破した。

毎回燃費の記録をとっているので、この間の平均燃費を計算した。

納車後1813日で104,659Km走行し、7,584.7リットルのガソリンを消費。
平均燃費は13.8Km/Lであった。
高速道路主体の走りだからか、カタログ記載の燃費よりも優れていた。