桜島-弘前 桜ライド Day32 弘前へ7 深浦から弘前 ― 2023/04/29
4/28(金)晴 82km走行 8:08〜14:43 6h35m
弘前 石場旅館(泊)
旅のフィナーレ、弘前に無事到着。
32日の旅であったが、ワンデイごとの旅を積み重ねた感じ。
例えるなら一つの長編小説を完読したというのではなく、32の短篇小説を毎日読み続けた
感覚。ベートーヴェンのピアノソナタもちょうど32あるので、毎日一つづつ聴いたとでもいうか。
それと、全部の宿泊を予約しておいたこともあって、気楽な旅ではなく、毎日の入稿締切納期を気にしてPDCA(Plan Do Check Action)サイクルを回すサラリーマンのような旅になった気がしないでもない。
スタートした頃の九州での走りは、遠い昔のようで、かつて行った国東半島や椎葉村の旅の記憶と近づいている。
石場旅館はとても良い思い出となったことは記しておく。
ご主人はランドナー乗り。英語とフランス語に堪能。夕食は無いが、地元のお店に案内してくれて、旅館と地元飲食店がwin-winの関係。フランス式でか食事の前にバーで寛ぐこともできる。外国人旅行者ともスマホの翻訳アプリを通じて会話した。
写真:驫木駅手前。弘前へと五能線と海岸沿いをひたすら走る
写真:五能線驫木駅
写真:千畳敷。太宰治の碑。
写真:千畳敷。大町桂月の碑。大町桂月の紀行文は、今となってはかなりクラシック。
写真:岩木山。北金ヶ沢漁港より
写真:岩木山。陸奥柳田より。
写真:鯵ヶ沢駅
写真:鯵ヶ沢駅前尾野旅館。駅前旅館が健在。
岩木山:鳴沢川右岸より
写真2点:小屋敷町。今回のルート上、東北で草屋根を見ることは少なかった。
写真:大間越街道沿いに「鬼神神社」があったので参拝。鬼神とは大和の勢力が及ぶ前の豪族のことだろうか。
写真:鬼神神社。社殿は至ってシンプル
写真:岩木山とりんごの木
写真:大きなお屋敷
写真:弘前城のお堀端
写真:石場旅館に到着。長旅の荷物を外す。
写真:旅館の敷地内にあるバー。食事前に。
写真:宿で一緒のルーマニアからのツーリスト
写真:宿から送ってもらって紹介されたお店
写真:連泊した石場旅館の部屋
石場旅館の館内図書にあった
コメント
_ 優太郎左衛門 ― 2023/04/29 18:23
_ takaginotamago ― 2023/05/01 09:58
ケガもなく、事故もなく、予定通り全旅程を終えられたこと、お祝び申し上げます。なにごとも「段取八分」といいますが、周到な準備と綿密な計画の成果だと思います。
準備も計画もしないで、常に「出たこと勝負」「明日は明日の風が吹く」で人生を送ってきた自分には、どうてい真似のできることではありません。
さて、京都に戻り一息つかれてからになりますが、次はどこを走られますか?
準備も計画もしないで、常に「出たこと勝負」「明日は明日の風が吹く」で人生を送ってきた自分には、どうてい真似のできることではありません。
さて、京都に戻り一息つかれてからになりますが、次はどこを走られますか?
_ takaginotamago ― 2023/05/01 15:13
あと、ソナタ№32ですが、機会があれば一度Maria Grinberg マリア・グリンベルグの演奏を聴いてみて下さい。鉄レコが現役だったころの古い演奏しか残っていませんし、日本ではあまり知られていませんが、すごいです。とくに第2楽章が。
参拾弐番の世界感が変るかもしれません。Yotubeにいくつかあります。
参拾弐番の世界感が変るかもしれません。Yotubeにいくつかあります。
_ 管理人 ― 2023/05/02 16:52
優太郎左衛門さん
工具等については、自転車に使われているネジに合わせたスパナ、アーレンキーにプライヤー、ドライバー、チェーン切り、タイヤレバー、予備チューブ4本、パンク修理パッチ、タイヤブートと一式持って行きました。今回は何の故障もパンクもなくて済みましたが、以前、そんなに使い込んだわけでもないチェーンが峠道で切れたことがあって難儀しました。その時はワンデイで、幸い峠道を惰性で下れば鉄道の駅があったので、輪行して帰れましたが。人里離れたところでチェーンが切れたらアウトなのでチェーン切りはその後は必ず携行しています。9段以上のフリーでしたらチェーンのコネクトピンも必要ですね。
32泊の宿については、先刻、「まとめ」をアップしましたのでご参考まで。
このような旅ができて感謝しています。ありがとうございました。
工具等については、自転車に使われているネジに合わせたスパナ、アーレンキーにプライヤー、ドライバー、チェーン切り、タイヤレバー、予備チューブ4本、パンク修理パッチ、タイヤブートと一式持って行きました。今回は何の故障もパンクもなくて済みましたが、以前、そんなに使い込んだわけでもないチェーンが峠道で切れたことがあって難儀しました。その時はワンデイで、幸い峠道を惰性で下れば鉄道の駅があったので、輪行して帰れましたが。人里離れたところでチェーンが切れたらアウトなのでチェーン切りはその後は必ず携行しています。9段以上のフリーでしたらチェーンのコネクトピンも必要ですね。
32泊の宿については、先刻、「まとめ」をアップしましたのでご参考まで。
このような旅ができて感謝しています。ありがとうございました。
_ 管理人 ― 2023/05/02 17:00
takaginotamagoさん
お世話になっております。
会社を選択定年したのは、「樹林の旅」をはじめ、購入したのに読めていない本がものすごくたくさんあり、65歳を待っているのではなく、今から読むようにして文献→アクション(サイクリングや登山)をしたい、会社に行っている場合ではない、と思ったからです。そのような行動をみても、決して計画的な人間ではなく、会社では「直観的な人ですね」と後輩から言われたりしたこともありますが。
それはともかく、グリンベルグ、今YouTubeで聞いていますが、私は基本的にユーチューブはあまり使わなくて、聴くならCDで何回か聞きたいと思うタイプでして、せっかくそうおっしゃることもあり、CDを購入してみます。
お世話になっております。
会社を選択定年したのは、「樹林の旅」をはじめ、購入したのに読めていない本がものすごくたくさんあり、65歳を待っているのではなく、今から読むようにして文献→アクション(サイクリングや登山)をしたい、会社に行っている場合ではない、と思ったからです。そのような行動をみても、決して計画的な人間ではなく、会社では「直観的な人ですね」と後輩から言われたりしたこともありますが。
それはともかく、グリンベルグ、今YouTubeで聞いていますが、私は基本的にユーチューブはあまり使わなくて、聴くならCDで何回か聞きたいと思うタイプでして、せっかくそうおっしゃることもあり、CDを購入してみます。
_ 管理人 ― 2023/05/02 17:52
takaginotamagoさん
次は、阿蘇から高千穂、蘇陽峡に行ってみたいです。蘇陽峡、宮本常一の著作でよくとりあげられており、どんなに谷底なのか。九州の峠は山深くて険しく寂しいのですがどこか暖かみが感じられて好きです。東北も今回の旅で津軽や八甲田、白神山地、北上山地も拠点をおいて何日か集中的に回ってみたいと思うところです。荷物は軽く、現地3から4泊くらいで。
次は、阿蘇から高千穂、蘇陽峡に行ってみたいです。蘇陽峡、宮本常一の著作でよくとりあげられており、どんなに谷底なのか。九州の峠は山深くて険しく寂しいのですがどこか暖かみが感じられて好きです。東北も今回の旅で津軽や八甲田、白神山地、北上山地も拠点をおいて何日か集中的に回ってみたいと思うところです。荷物は軽く、現地3から4泊くらいで。
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32日分の宿を事前に予約してそのとおりに走ってしまうのが凄いです。