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桜島-弘前 桜ライド Day4 九州4 高鍋〜延岡市須美江2023/04/08

3/31(金)曇
走行92km 7:50〜16:57 9h07m
民宿 紺碧(泊)
◇峠:幸脇峠(さいわけとうげ)53m、たぶ峠31m
◇行程 高鍋〜美々津〜日向〜延岡〜須美江

昨夜から雨で、朝食時も小雨だったが、出発時にはどうにか雨具を着けずに済む位になり、ウインドブレーカーで出発。

事前に計画していた海沿いの道路をストリートビューでみると、路肩がほとんど無い。
大型車からの飛沫を受けながら走るのは嫌だし危険なので、こういう場合は整備された国道10号の方が却って安全なのではないかと考え、そうした。

国道10号を走ると、さすがに早い。
とはいえ、ずっと10号なのも嫌で、都農から旧国道であろう310号に入り、そこから日豊本線沿いの道にしたところ、大正解だった。

美々津という重要伝統的建造物群保存地区で資料館を解説付きで案内してもらったりして、ゆっくり過ごす。

千石船で栄えた町で、維新後には「美々津県」も存在した。京都でいうと久美浜と共通点。
美々津
写真:美々津

神武天皇が美々津から大和に出航したということになっており、美々津から大阪中之島まで神武天皇の船に倣って手漕ぎ船で航海するというイベントを、紀元2600年記念として大阪毎日新聞社主催でやっていたことを知った。時代背景や歴史的な話は別として、美々津と中之島にそんなご縁があったとは、中之島で働いていた者としてちょっと感動。

天皇は「ちょっと行ってくる」といったノリで美々津から大和に行き、その近郊でも引越しをくりかえし、京都で落ち着いたと思っていたら、引越しの宣言も出さないまま江戸に居を構えてしまい、今日に至っているということであろうか。

写真 :美々津から大阪中之島への手漕ぎ舟イベント

なるべく旧国道であろう道を走った。日向市の市街はスッキリしてとても走りやすかった。

延岡市街を過ぎ、目的地の須美江にはトンネルのショートカットルートもあるが、旧道の片角峠経由にして、本当に良かった。

峠手前の展望所には若山牧水の歌碑が桜に囲まれて立っていた。歌は伊豆半島で詠まれたそうだが。

峠の下りも桜がそこかしこ。峠では撮影のために止まるとペースが乱れるので桜核心部の写真は無し。

写真 : 片角峠手前展望所
七ツ島展望所
写真 : 若山牧水歌碑
民宿 紺碧
写真 : 民宿 紺碧