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「アヴァンティ」~新地にあったスナック2015/04/01

毎日の通勤経路に、「キタの新地」(大阪)があるが、そこをパトロールする時間も財力も無い。

が、これまでにボトルをキープした店が数軒だけある。
今でも行きたいと思うのが、「アヴァンティ」。大阪毎日新聞跡地の「堂島アバンザ」北側のビル5Fにあった。

カラオケが無く、しっぽりと飲めた。静かに流れる音楽も、私の好みだった。いつも、生花が綺麗に飾ってあった。「出入橋のきんつば」を時々頂いた。ママさんは、ランナーでもあった。

私の好きだった店が、この数年、次々と店を閉めていき、アバンティもそのひとつになってしまった。

写真は閉店間近の時。写真はママにも渡した。営業中の写真って、あるようでないだろうし。

その頃一緒に仕事をしたメンバーとともに、時々、ふと思い出す。サラリーマン生活で、過去を振り返る歳になったということかもしれない。






佐田岬 自転車ツーリング(2014/11)2015/04/01

四国から九州に向けて長く伸びる、佐田岬半島。陸路をたどれば「僻地」かもしれませんが、船の移動を前提とすると、九州とも海続き。なんとも複雑な存在だと思いました。
2014年の11月の週末に走ってきました。自転車はグランボア700Cデモンタブル。

【日程】 2014/11/1 京都=(石鎚SA車中泊)
11/2 八幡浜8:50~9:10保内町(川之石)10:25~11:23宿名峠~12:40二見本浦~14:30名取~15:30三崎15:48~16:25佐田岬漁港(民宿)
11/3 宿泊地7:55~8:23佐田岬9:27~10:00串~11:24見舞崎~12:15釜木~14:08三机~14:20堀切峠~14:42平石峠~15:10大峠トンネル~15:45八幡浜道の駅=京都

           佐田岬 灯台

           佐田岬沖

            走ったコース

写真をみる(Googleフォト)52枚

MSRライトニングアッセント スノーシュー比較2015/04/02

2008年製造のMSRライトニングアッセント という登山用定番のスノーシューを使ってきたが7シーズン目の今年、靴のあたるところが擦り切れた。

使い込んで愛着があるし、それくらいのことで捨てるのも忍びないので、買った登山店に持ち込んで修理を頼んだところ、なんと無料で直してくれるとのこと。日本総代理店の
(株)モチヅキさん、ありがとうございます。正規品を正規販売店で買っていて良かった。

修理代がかからなくなったのと、修理期間もはっきりわからないので、次のスノーシュー山行が迫っていたこともあり、22インチの新品を買い足した。これまで使ってきたのは25インチ。

今年のスノーシューシーズンも終了したところで、実際に使い比べてみて、25インチと22インチ、2008年製と2014年製の比較について考えてみた。

写真:左が2008年製25インチ、右が2014年製22インチ

1.重量比較
MSRのホームページにあるカタログデータでは2014-15年モデル男性用22インチはペアで1.76kg、25インチはペアで1.81kgとなっている。

私の個体を実測したところ、22インチは片方880g(ペアで1.76kg)、25インチも片方880g(ペアで1.76kg)だった。

22インチはカタログデータどおり、25インチが同じ重さなのは変だと思い、何度も測り直したが、やはり同じであった。2008年モデルの方が軽いのであろうか? ヒモを付けたり、修理で余分にラバー状のものや金具が打ち込まれているので、買った時より重くなっているはずだが、、。

2.大きさ比較
カタログデータでは、22インチは20×56cm、25インチは20×64cm。
25インチは22インチよりひとまわり大きいのではなく、後ろの部分が長くなっているだけで、他のサイズは22インチと同一である。裏返してみると、そのことがよくわかる。

3.取り回し比較
イメージ的には、22インチのほうが小回りが利いて、取り回しやすそうだが、大きさ比較でみたように、長さの違いは後ろだけなので、自動車の運転と一緒で、前が通過すれば後ろは自動的に付いてくる。前進する分には、実は、あまり変わらない。急な斜面で横向きにスノーシューを使ったりする際には、25インチが若干大ぶりに感じるかもしれない。

さすがに、比較考察のために、同一積雪斜面に持ち込んだりしていないので、厳密な比較はできていないが。パウダースノーでの25インチの優位性にどれくらい差があるかは、未体験。まあ、実際山に入れば、今ある道具で全力を尽くすしかないわけで、3インチの違いが問題になるとは思えない。

4.2008年製と2014年製の違い
1)靴を装着するバンドと金具が違う
(写真:2008年製) 2008年製は、バンドの根元の部分にも金具があり、固定穴の調整ができる。バンドの特定な箇所に負担がかからないように、都度調整することが可能。本体との固定部分は回転し、角度調整が可能。
(写真:2014年製) 2014年製になると、軽量化のためか、金具はなくなり、バンドの形状で固定されることになっている。スッキリしたが、靴側の固定穴はズボンのベルトのように、特定の穴だけを使うことにもなりかねない。本体との固定部分は回転せず、一定。好意的に考えると、ベルトの劣化に気づきやすく、山行前の早めのベルト交換を推奨する効果はある。

2)靴側ベルト固定金具の方向が2008年製と2014年製では逆

(写真:2008年製)

(写真:2014年製)
靴をのせてグッとベルトを締めて固定する金具のベルトを入れる方向が逆。
2008年製は足首のほうからベルトを通し、2014年製は爪先方向から通す。
慣れの問題かもしれないが、私は足首側からの方がやりやすい。

3)登坂用リフターの形状に違い
 これは2009年製か2010年製からだと記憶しているが、登坂用にかかとを上げる金具を持ち上げやすいように、形状が改良されている。
 2008年製には無いので、私は靴紐をつけて、持ち上げやすいようにしているが、実は
私は、急斜面でもこの機能は使わない。下りや平地ではバランスを崩して歩きにくく、重たいザックを背負って都度、金具を調整するのは、ものすごく疲れる。ペースを崩さず淡々と歩き続けるのが効率的。
 急な登りでノーマル状態でも、ふくらはぎ等特定の筋肉に負担がかかるという感じもなく、必要ない機能だと私は思っている。

4)アイゼンの違い
2014年モデルはアイゼンの前爪が2008年より大きい。

5)靴をのせる部分の違い
靴をのせる部分が、2008年製は1枚ものだが、2014年製は2ピースになっている。

6)結論
年次改良を積み重ねているように見受けられるが、もともと完成度の高い製品であり、「改良」に意味があるかどうかわからない。いちばん気になるところの重量も、軽くなっているわけではない。

従って、店舗で最新モデルをみると、最新モデルのほうがいいのではないかと思ったりするかもしれないが、重量や機能に進歩があるわけではなく、わざわざ買い換える必然性は無いと考えられる。修理しながら使うのが賢明。

★スノーシューとワカンの比較については

四万十川 沈下橋 自転車ツーリング(2013/5)2015/04/03

2013年5月の週末、四万十川の沈下橋を訪ねました。
沈下橋というのは、川の水量が増えたときに、沈んでも大丈夫なように造られている橋。欄干がありません。川と空が近く、開放感のある橋です。

金曜の夜に自宅を出発、高知道のSAで車中泊。須崎駅の有料駐車場に車をデポして、自転車。四万十川をトレースし、十和温泉で泊まって、翌日は中村へ。中村から須崎まで輪行で帰りました。

中上流域は、まあ、普通の川といった感じ。下流で雄大になって四万十川のイメージと一致しました。自転車はグランボア700Cデモンタブル。

         一斗俵沈下橋

         美里沈下橋


能登半島 自転車ツーリング(2013/11)2015/04/14

能登半島の千枚田、突端の禄剛崎、渋い宇出津の町、郵便局、のと鉄道廃線跡などを巡ってきました。
自転車はグランボア700Cデモンタブル。

能登半島 千枚田
         能登半島 千枚田

能登半島 宇出津の町
         能登半島 宇出津の町

能登半島 郵便局
         能登半島 郵便局

走ったコース・・・詳しくはルートラボで

写真、続きはGoogle Photosで(61枚)

経ヶ岬2015/04/18



経ヶ岬。丹後半島、京都府。
「丹後半島 自転車ツーリング」より。
2015/4/18撮影。

トレーニングとツーリング、地図の固定方法2015/04/19




 人が自転車に乗るシーンは、1)移動手段として、2)トレーニングとして、3)競技あるいは大会出場、4)トレーニングではないが、ただ乗りたくて、5)ツーリング、 6)新車もしくは改造時のインプレッション、 といったところだろうか。1)以外で乗る人は自転車好きな人といえるだろう。

 トレーニングで乗るのとツーリングで乗るのは、どこで区分されるのか考えてみた。
ロードレーサーに乗ればトレーニングでランドナーに乗ればツーリング、ではない。乗る車種によるのではなく、私の場合、ツーリングは、地図を持って、コースを確認しながら走る場合としている。自分の知らない未知の領域を地図を頼りに走ること。事前にどんな景観が広がっていて、集落はどんな様子でどんな感じなのだろうと想像してから、実際に走る。予想以上の感動を与えてくれる場合もあれば、そうでないこともある。

 自然・人文両方の景観、地形を想像するためには、国土地理院の地形図が必要だ。例えばグーグルマップでは私の場合ツーリングに必要な情報が少なすぎる。地図に求めているのはナビゲーションだけではないのだ。タブレットとスマホも使っているが国土地理院のデータが表示される「地図ロイド」は使える、というか大変お世話になっております。

 なので、ツーリングには地形図を入れるスペースのあるフロントバックがとても便利で、フロントバックを取り付けるのには、ランドナーが一番機能的で美しい。そういう意味でもランドナーが旅自転車であるという必然性がある。

 しかし、時にはロードレーサーで快走ツーリングをしたいと思うこともある。しかし、ロードレーサーに常時地形図を搭載するにふさわしい機能的で美しいマップケースというのは、いくら探しても無い。

 ブルベの人が使用しているリクセンカウル社のマップホルダーがあるが、ステムに専用金具を付けないといけないようだし、たいそうな感じでもう一つ食指が動かない。

 というので逡巡していたが、簡単な解決方法に気づいた。
マップケースを裏側からガムテープで留めればいいのだ。ツーリングが終われば、剥がすだけ。装着の自由度が高く、全然問題ない。ライトやメーターも支障なく使える。写真のとおり。

丹後半島 自転車ツーリング(2015/4)2015/04/19

4月の土曜日、「海の京都」丹後半島を一周してきました。

地形の教科書のような景観、海がすぐ横でも「農村」の集落と、港があって「漁村」の集落。

最果ての経ヶ岬。日本海で海難事故があって経ヶ岬で上がらなければ能登半島の禄剛崎、そこで駄目ならシベリアへ、だという話を聞いたことがあります。

浦島太郎伝説の舞台、伊根の船屋、天橋立、とみどころ満載で、110kmほど走るのに9時間かけて写真もいっぱい撮りました。自転車はロードレーサーのTREK Madon5.2。
         経ヶ岬の灯台




         丹後半島。海の畑を耕す。

         伊根町新井。漁業のムラ。

         伊根の船屋
         天橋立遠望。股覗き発祥の地、大内峠より。


紀州 丸山の千枚田 自転車ツーリング(2015/4)2015/04/23

池澤夏樹編の「日本文学全集 中上健次」河出書房新社2015 を読んで、登場する地名を訪ねてみたいと思った。



舞台の新宮は、「海と山と川に囲まれた」地で、陸路で名古屋方面から新宮に入るには尾鷲から矢ノ川峠(やのことうげ)を越えなければならなかった。紀勢本線が全通する1959年までは。

小説に何度も出てくる「矢ノ川峠」(旧道)を地形図でみると、なかなかシビアそうな峠で、行きたくなった。

ところが、調べていくと、旧道は廃道になっていて橋が落ち、歩きでも通行不可になっているようで、断念。

そこで、「風伝峠」とか小説に出てくる地名を訪ねようとおもった。ただし、文学探訪の旅ではないので、あくまで走りが面白くて交通量の少ない道を探して熊野市から新宮へ遠回りして行くコースを組んだ。

事前にリサーチしていなったが、偶然「丸山の千枚田」と出会い、これまで観てきた棚田の規模を圧倒するスケールにびっくりした。感動!

中上健次の墓を訪ねるとか、そういうことは全くできなかったが、よいツーリングとなった。

         丸山の千枚田

         自転車は HONJOレーサー ツーリング仕様

         熊野川、新宮の熊野大橋より



映画「白い船」舞台を訪ねて島根半島自転車ツーリング(2014/4)2015/04/23

映画「白い船」。2002年公開の邦画で京都シネマに見に行った。海沿いの僻地の小学校とその沖を航海する長距離フェリーとの物語。音楽は角松敏生。
舞台の小学校を訪ねて、島根半島を走った。
         映画の舞台、塩津小学校から日本海を望む

混雑する出雲大社のすぐ横の道を登って峠を越えると、かつて北前船で財を蓄えた美しい港町「鷺浦」。

そこから日本海を望む道を走ると、映画「白い船」の舞台「塩津小学校」が現れる。

ゆっくり、その空間にひたった後、平田市へと下った。

平田市も渋い町であった。一畑電鉄は自転車を分解して袋につめなくても、そのまま電車に乗せられる。「雲州平田駅」から松江まで乗り、松江市役所の土日観光駐車場にデポした車で京都に帰った。

         映画「白い船」モニュメント

         塩津小学校