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沢登りだと防水カメラでも、壊れやすい。ニコンAW130も。2017/05/19


ニコン クールピクスAW130
写真:レンズのところが曇っているのは、撮影時の反射ではなく、物理的に内部から曇っているため
ニコン クールピクスAW130
写真:液晶が白っぽいのは、撮影時の反射ではなく、水の侵入による内部からの曇り

 先日の沢登りで、カメラが、また壊れた。ニコンのAW130という、カタログスペックでは30m防水のカメラ。沢でドボンした水圧に耐えられなかったのだろうか。1mほどの高さからのドボンだが。。

 ニコンAW130の電池とSDカードの蓋の構造はしっかりしており、信頼していたので、まさか、という思い。もしかしたら、電池蓋をするときに、ネコの毛が挟まってしまっていたのかもしれない。私は、防水カメラには、その製品のアクセサリーとして存在していれば、必ずシリコンカバーも装着する。シリコンカバーは、埃やネコ毛等を付着しやすいので、カバーについたネコ毛等にもっと気をつけなければいけなかったのかもしれない。ゴムパッキンは、劣化していないし、製品のせいにする確証はない。

 これまで、沢登りで使用して、防水デジカメをかなりの台数、逝かせてしまった。カラビナでザックやハーネスのアクセサリーコードにつなげたりして、結構ラフに扱っているからかもしれないが。

◎富士フィルム FinePiX Z33WP・・・外装のプラスチックの電池ケース部分の角が割れて、使用不能に。

◎オリンパス μタフ-8010・・・遡行中に、電池蓋が開き、電池が落下。同時に浸水により使用不能。電池蓋はダブルロックになっており、簡単には開かないはずだが、歩行中に開いていた。山岳会の知り合いが使用していた同機種も、同じ現象により壊れた。ダブルロックでも、シリコンケースが電池蓋のところを覆ってなく、微妙にウエア等と擦れる際にロックが解除されてしまうのかもしれない。ロック解除になった場合、メインのロックは擦れると簡単に開く構造(ニコンだと押し込みながら回さないと動かないが、オリンパスのは簡単につまみが動く)だからかもしれない。まさか、タフを売り物にしていたオリンパスのその製品が、簡単にそんな具合になるとは思ってもなかった。

◎オリンパスは、それ以前にも、数台使ったが、全て、電池室の蓋が開いてダメになった。レンズカバーがある製品があって、レンズに水滴がつかず、重宝してたのだが。

◎パナソニック ルミックスDMC-FT2・・・ライカのエルマーレンズ使用をウリにした防水デジカメで、写りは気に入っていたが、ボディ外装のネジが、知らぬ間に1本とれていた。遡行中に故障したわけではなく、現在も使えるが、ネジが取れたカメラで防水性は担保されないだろうから使用中止。店に修理見積もりを出したら2万円近い金額を提示されたので、修理はやめた。自分で互換性のあるネジを探したい。カバーはアクセサリー的なもので、機能には、もしかしたら影響しないのかもしれないが。

 スマホの性能向上で、一般向けコンパクトデジカメの販売が激減していると報道されている昨今、防水デジカメの売れ行きも芳しくないようで、ソニーもパナソニックも防水デジカメから撤退し、ニコンのAW130も製造中止で在庫限りになっており、後継機種は発表されていない。

 そんな状況なので、ニコンAW130を再度購入することにした。同じデジカメを再度買うなんて初めてである。今度は、もっと注意を払って、丁寧に扱おうと思う。

 AW130は、防水デジカメとしては使えるが、防水を必要としないときには、使いたくない。製品の立ち位置が違うので、比較するのは酷かもしれないが、普段使っているリコーのGRシリーズと比べて、画像の歪が断然大きく、細かい描写も荒い。画質の差異は、明らか。沢登りだと、ディストーションはあまり問題にならないのでいいが、ズームの望遠側で、山頂から遠景を撮影する用途等には向いていない。(2017/5/19記)

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