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松本から保福寺峠 (2017/7)2017/08/27

保福寺峠、良い峠であった。自転車向きの素晴らしい峠! 何がどう素晴らしいかというと(1)傾斜が適度で気持ち良くペダルを踏める(2)旧東山道がベースで、歴史的おもむきがある(3)道幅が自動車向きではなくて交通量が殆ど無い、といったこと。

やはり古い道は良い。最近の自動車向けに作られた道路は、地形の機微を無視して、力ずくで真っ直ぐ、いやらしい傾斜で通しているようなものが多く、しみじみと自転車で走るには全く不向きだ。トレーニングとして走るのには使えるが。

2017年7月、松本に別件で行く用事があったので、1日は自分のためのサイクリングに使うことにして、松本市郊外の浅間温泉に宿をとり、保福寺峠を周回した。

【行程】走行日:2017年7月15日
松本:浅間温泉8:36~9:09刈谷原隧道~9:30保福寺9:45~10:46ウェストン碑10:50~10:53保福寺峠11:00~11:48田沢温泉入口~12:41明通トンネル~12:56会吉トンネル~13:22四賀村会田小学校跡~13:53明科駅~14:48松本市内開智小学校~15:21浅間温泉

【走行距離】87.1Km
【使用自転車】 ビアンキシクロクロス
【峠】保福寺峠1342m、青木峠1056m
【GPS軌跡】
詳しくはルートラボへ

保福寺川沿いに出て、保福寺の集落を抜ける。しばらく走ると「保福寺」への案内板があった。せっかくなので峠の命名の元になったお寺にお参りしてから峠を目指すことにした。

保福寺の集落
写真:保福寺下町。

保福寺
写真:「保福寺」
写真:保福寺の山門前にて

保福寺の参道に、犬と一緒のお地蔵さんがあった。そんなに古いものではないかもしれない。
保福寺にあったお地蔵さん
写真:保福寺にあったお地蔵さん

写真:お地蔵さんの台座にあった文言。子どもを胃腸病で失った人が寄進したのだろうか

保福寺本堂
写真:保福寺本堂

保福寺の石仏
写真:保福寺にあった石仏
保福寺にて
写真:道祖神:保福寺

峠への道は、今回の伴であるビアンキ シクロクロスのギヤは44×34、12~30で、34×21前後でストレスなく走れる傾斜。旧い道の良さが感じられる。

ウェストン碑
写真:ウェストン碑の入口

しばらく峠道をのぼっていくと、ウエストンの碑入口があった。
ウェストン碑
写真:ウェストン「日本アルプス絶賛の地」の碑

木々が生えたこともあるのか、「絶賛の地」碑の場所から、北アルプスを望んだが、全然たいしたことなかった。小さくしか見えない。

保福寺峠
写真:保福寺峠

碑からすぐそこが、保福寺峠であった。峠部分はけっこう広い。

保福寺峠下り
写真:保福寺峠の下り

ごきげんな峠道の下りで、写真はほとんど撮らなかった。

写真:青木村市ノ沢、ようやく現れた集落

青木村
写真:青木村 「東山道」碑

田沢温泉
写真:田沢温泉入口

田沢温泉の入口から山間に入り、青木峠(明通トンネル)へ

青木峠(明通トンネル)
写真:青木峠(明通トンネル)

しばらく山腹を走り、会吉トンネルへ。

会吉トンネル
写真:会吉トンネル

写真:会田小学校(2013年3月まで存在:旧 四賀村)入口跡

小さなガソリンスタンド
写真:こじんまりとしたガソリンスタンドもあった(旧 四賀村)

暑い中、松本市内までひたすら走る。松本市内には「下宿屋」の看板をかかげている家に出会った。高校生向けであろうか。

松本市内 下宿屋
写真:松本市内の下宿屋。

みやま荘
写真:宿泊&デポ地の浅間温泉「みやま荘」

浅間温泉の観光協会を通じて予約した「みやま荘」は、風呂も料理も部屋も、なかなか良かった。こじんまりとした宿を好む私でも、満足。          おしまい。

グランボア シュエット センタープルブレーキ2017/08/27



グランボア シュエット センタープルブレーキ

グランボア シュエット センタープルブレーキ。

装着して数年経つが、改めて、その効きの良さを痛感した。京都・六丁峠の下り。自転車はTOEI700Cランドナー。

このフレームには最初はマハックのライドを付けていたが、せっかくグランボアでセンタプルブレーキを開発されたので、しばらくしてから交換した。

何も、自分の自転車ブレーキの基準がマハック製品、例えばクリテリウム(=カンチ)にあって、それとの比較でシュエットが効くと言っているのではない。

マハックのクリテリウムの名誉の為に述べると、一部の人たちの間ではクリテリウムは効かないブレーキの代名詞みたいにいわれているが、専用台座できちんと造られたフレームなら十分実用に値する。私もTOEI650Aランドナーのデフォルトで付いていて、風評に惑わされて?というか自分の興味でシマノのデオーレカンチとか様々付け替えたが、結局マハッククリテリウムに戻して、それで良くて長い間使っていた経験がある。とはいっても今はマハッククリテリウムではなく、「ミスターコントロール グランボアスペシャル」にしていて、マハックよりは、良く効くし、結局替えてしまっているのだが。

で、グランボアのシュエットは、絶対的な制動力がある。スピードコントロール用のブレーキではなく、極めて現代的である。

私はMTBにも乗るので、現行のシマノXTRディスクブレーキも、使用している。
ディスクブレーキは、このところグラベルロードとかシクロクロス、ロードバイクでも席捲してきている。マーケティング的には正しいと思う。ディスクブレーキになれば、リムやハブやフロントフォーク他、今までのものでは良くないので、膨大な需要が発生することになる。

輪界の事情はさておき、MTBのディスクブレーキは、ぶっといタイヤとごついフレーム、サスペンションフォークに対応するには、それくらい必要だわなっ、ということだと思う。あの質量と物理的エネルギーを受けとめるには確かにリムブレーキでは不足といわれても抗弁できない。今となっては。

だが、繊細なロードフレームやランドナーなら、リムブレーキでも十分性能的には問題ないと思う。センタープルのシュエットでいうと、体感制動力はXTRディスクと変わりない。むしろXTRのほうが,ジワッと効かすコントラブルな感じで、シュエットは、気をつけないと前輪がロックするくらいになる。ディスクブレーキの場合、シマノやスラムでも普及価格帯のものはジワッと効く「タメ」が高グレード製品よりも劣る。シュエットはフーデットレバーの上から握って、長いダウンヒルに使うのに良い設計か。ドロップの下をもって、2本指以上で制動をかけると、効き過ぎる。オッと、効き過ぎ~という感じ。

ブレーキで私が一番好きなのは(フレームとの相性もあるので私が現在乗っている20台くらいの限られた中ではあるが)、現行製品のカンパコーラスサイドプル(すみません、現行のレコードやスーパーレコードは所有してないので3rdクラスのコーラスになります。レコードやスーレコも比較対象してのことではありません)。

ブレーキシューの材質とアーチの剛性と受けとめるフレーム、そしてタイヤとのマリアージュの結果だろうが、とにかく、「気持ちよい」。京都の自宅近くでは六丁峠の嵯峨から保津峡方面への下りが、けっこうな急坂でブレーキの性能を試すには好都合なのであるが、そこをカンパコーラスで走る度に、「おーっ、気持ちいい!!」とブレーキを掛けるためだけに走りに来たくなる。ジワッと、それが握力にリニアに反応しながら効く感じが、とてつもなく気持ちいいのである。ブレーキシューがリムに当たる感覚が、ほんと、気持ちいい。

自動車でもポルシェのブレーキはとても感触がいいうえに良く効くので、ポルシェらしい走りができると聞いたことがある(私はポルシェを運転したことはないが)。

ペダルを踏んで、スッと前に出る気持ち良さが、良い自転車の基本ではあるが、ブレーキの気持ち良さというも大切である。

グランボアシュエットは、どちらかというと「性能」に振っている印象をうけるが、それは、その存在理由として当然の選択であろう。マハックのレーサーやライドが決して「気持ちよい」ブレーキではなかったことは自信をもっていえるが、センタープルブレーキを交換しようとするユーザーのニーズは、「制動力の向上」がメーンであると推察されるので。