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グランボア ほぼシュパーブプロ スポルティーフ2021/11/29

久しぶりにグランボア サンツアーシュパーブプロ ほぼフルセット スポルティーフを連れ出して走ったので、掃除をしました。納車は2008年5月なので、もう13年も前ですが、輪行していないのでフレームのキズも少ないです。
ついでに自転車部屋の主として、唯2つ、サイクルラックに鎮座して、タイヤを地面に付けずに保管されているCASATIとDE ROSAも磨いて写真を撮りましたが、それらはまた別稿で紹介します。

グランボア スポルティーフ
写真:グランボア スポルティーフ

サンツアーシュパーブプロほぼフルセットのグランボア スポルティーフ。
なぜ、「ほぼフルセット」かというと、ヘッド小物がサンツアー スプリントなのと、チェーンがシマノ デュラエースだから。シートピラーはシュパーブだが、まあそれは不問。

シュパーブプロのブレーキは、リターンスプリングが内蔵され、外からは見えないという、マニアックな造り。そのブレーキに泥除けを付けられるようにして、スポルティーフに仕立てたのがこの自転車。シュパーブプロ フルセットのロードレーサーというのでは、サンツアーが健在なりし頃には、普通に存在していたであろうから、サンツアーが滅亡した後につくるには、もうひとつ面白くない。

シュパーブプロ ブレーキ
写真:シュパーブプロ ブレーキ

シュパーブプロのブレーキは泥除けをつけることを想定されていない所謂「ショートサイズ」なので、ブレーキシューの取り付け調整幅の最大位置にして、泥除けを入れるスペースを確保するようにフレームをオーダーした。といっても、そのあたりのことは全てアイズバイシクルの土屋さん任せ。「泥除けをつけたシュパーブプロ」「ラグとかメッキにしてください」と要望を伝えただけ。

ラグも、よく削り込まれていて、今回、改めて惚れ惚れした。
グランボア ラグ
写真:グランボア スポルティーフ ヘッドのラグ廻り

グランボア ラグ
写真:クラウンのラグ

シュパーブプロ 前ディレイラーとギア
写真:シュパーブプロ 前ディレイラーとギア

シュパーブプロ リアディレイラー
写真:シュパーブプロ 後ディレイラー

シュパーブプロ ハブクイック
写真:シュパーブプロ 前ハブ

シュパーブプロ ハブ
写真:シュパーブプロ ハブ

シュパーブプロ ブレーキレバー
写真:シュパーブプロ ブレーキレバー

シュパーブプロ Wレバー
写真:シュパーブプロWレバー

写真:シュパーブ シートピラー

シートピラーにはリクセンカウルのアタッチメントを付けている。若干不格好だが、走るときにはリクセンカウルのバッグを付けるのでやむを得ない。縦長でスマートで、ファスナー位置が上にあるので、ツーリング中にカメラ等を出し入れするのに、実に使い良い。

写真:リクセンカウル サドルバッグ 装着例

グランボア サンツアーシュパーブプロほぼフルセット スポルティーフ 全体像。

グランボア スポルティーフ

                                  失礼しました

DE ROSA ネオプリマート2021/11/29

DE ROSA ネオプリマート、この自転車でホビーレースに出走していました。最初はレーすに使うつもりなど毛頭なかったのですが、あまりにもよく走るので、レース用にせざるを得なかったのです。

イタリア本国に購入店(アイズバイシクル)を通じてセミオーダーし、ラグにメッキがかかっています。ネオプリマートは定番のモデルで、今に至るまで、様々なバリエーションがあると思います。私のネオプリマートの紹介まで。

DE ROSAネオプリマート
写真:DE ROSAネオプリマート

DE ROSAネオプリマート
写真:DE ROSAネオプリマート

フレームは骨太で従来の国産ロードレーサーとくらべて、ゴツいが、ラグは薄く削り込まれている

写真:ヘッドラグまわり。

チューブはコロンバスのジニアスだが、デローザ用のもの。
トップチューブにシマノ鈴鹿ロードの検車ステッカーがあって、懐かしい。
写真:シートラグまわり

エンドにもDE ROSAの刻印
写真:エンド

レコードフルセットというわけにはいかず、ディレイラーはコーラス
カンパ コーラス
写真:カンパ コーラス リアディレイラー

チェーンホイールにはカンパ レコード。5アームのひとつがクランクにシンクロしている独特の姿に魅せられる。
写真:カンパ レコード52×39

ブレーキはレコード

写真:カンパ レコード

ホイールは、マビック キシリウム エリートを今は装着している。シルバーの完組ホイールというのも、今となっては貴重。
マビック キシリウムエリート
写真:マビック キシリウム エリート

「DE ROSA」は「DE ROSAという乗り物」だと感じる、良い意味で独特の乗り味、グイグイ進み、乗るたびに感動を与えてくれます。
失礼しました。

CASATI ゴールドライン2021/11/29


CASATI
写真:CASATI ゴールドライン

金色メッキで、ワイヤー内蔵。最近のカーボンロードレーサーは内蔵が流行っているようだが、はるか以前にCASATIはワイヤー内蔵をしていた。

私は、ワイヤー内蔵は整備に不便なので、フレームオーダーする際には、基本、外出しにしているが、これは例外。というか時系列的にはオーダーで自転車をつくることを覚える前に購入している。

1990年のことで、社会人になって5年目。その工作のスペシャリティ感に驚き、清水の舞台から飛び降りる気持ちで、この自転車よりも高価な自転車は一生買うことはないだろうと確信しながら当時のバブル経済的勢いをかりて、京都の「ヤマネ」で分けていただいた。

いわゆる「床の間自転車」というか、もったいなくてあまり乗らなかったが、「乗るとスゴイんです」という感じで、グイグイ進む。DE ROSAもだが、イタ車のグイグイ感は、どこから生じるのだろうか?
52×41 13~21 のギアだったが、アイズバイシクルで後ろを23までにしてもらった。

41×21でも、佐々里峠を問題なく上り、ギア比が大きくても踏み心地が良く、佐々里峠から花背峠ではなく、山国の谷から周山街道へと遠回りして帰ったこともあった。

この自転車はエアロをモチーフとして作られたショーモデルとのこと。
かつてレースによく一緒に行っていた、デトロイト出身のカーデザイナー、当時は京都の専門学校でカーデザインを教えていた、Hue・R・Wilson氏が、この自転車を見るなり、ボトルゲージを指差して、「オー エアロデザイン」と叫んだので、私は、初めてこの自転車がエアロ指向なのだと気づいた。Wレバーがエアロの為なのかタウンチューブの上に並んでいるのは、使いにくいので、やめてほしかったが。

写真:エアロなボトルゲージ

なんといっても金色メッキなのと、あちこちにCASATIの象嵌がしてあるのが、工芸品的で魅力的なのだが、見かけだけではなく、リアルによく走る自転車である。なんというか、走りがシャキッとして踏むと心地よい。軽量ではないが、走行感はヒラヒラ軽い。

グランボアOYAKATAランドナーを納車した際に書いたが、私の所有(した)自転車の中で、「乗り味選手権」があるとしたら先頭集団なのは間違いない。

写真:ヘッドラグまわり

写真:ヘッドラグまわり


写真:シートピラーとラグまわり


写真:シフトワイヤー(前)内蔵

写真:シフトワイヤー内蔵(後)、カンパ スーパーレコード


写真:カンパ スーパーレコード 52×41

写真:トーストラップにも、CASATI


写真:ブレーキ:スーパーレコード

写真:ハブもスーパーレコード

リムはFIRで、全てイタリア製品で統一されている。

写真:FIRシリウス チューブラリム

CASATI ゴールドライン
写真:CASATI ゴールドライン全体像

写真:CASATI ゴールドライン

失礼しました。