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眼福・・ラリーグランボア・・金色サンジェなど2018/03/11

年に一度の「ラリーグランボア」という行事があり、参加してきました。

京都のランドナー専門店「アイズバイシクル」の主催。お店をスタートして、コントロールポイントの峠でスタンプを押してもらってから、コーヒーと御菓子をご馳走になり、またお店に帰るというイベント。定められた時間の幅の中で、自分の好きなコース、好きなペースで各人バラバラに走ります。

峠では、コーヒーを飲みながら、皆さんくつろいでいらっしゃるのですが、参加者の自転車がすごいこと!当に「眼福」です。お店のブランド「グランボア」の凝った自転車はもちろんのこと、サンジェやルネ・エルスもごろごろ。TOEIやズノウのとても綺麗なマシーンなども。とてもお値打ちなイベントでした。

京都・北山の峠がコントロールポイントでした。
2018ラリーグランボア

集まっているどの自転車も、すごいのですが、今回の一番の眼福ものは、これ。
金色サンジェ
フランスの「アレックス・サンジェ」にオーダーしたオロ(金色)パーツを上品に使った自転車。
ブレーキアーチもリムも、インフレーターも金色。
もちろん、変速機も。チェーンもです。
ハブはマキシカ、後ろ変速機も金色です。
ハンドルも
ブレーキレバーも。
メッキ部分を全部金にするよりも、金を引き立たせて美しくするにはどうしたらよいか考慮されたとのことでした。

何がスゴイかというと、自転車だけでなく、所有されるご本人のウエァにも注目。
渋谷のテーラーで、この自転車に合わせてオーダーされた三つ揃いニッカボッカ仕様(上着は暑いからか暫し脱いでいらっしゃいます)。靴も、自転車用特別オーダー品。
往年の欧州紳士の自転車倶楽部みたい。
趣味人の至高の姿ともいえるでしょう!

とても輝いていた東叡社の夫婦ランドナーもありました。現在入手可能のパーツ中心に綺麗にまとめられています。写真では普通の青色に見えますが、実物の色つやが凄かった。

他にも、パターンレスのギヤ板を加工してオリジナルパターンでオーダーされたかと思われる、前ギヤには、びっくり。

グランボアの新作、「親方作製ラグ仕様フレーム」。ルネルス風のヌメっとしたボリューム感あるラグが魅力的。
ちなみに、グランボアのバッチの背景色が緑なのが「親方フレーム」。イリベ製は赤で、それ以外が青。
全体像は、下。

私は、グランボアのスポルティフで参加しました。
今は亡き、サンツアーシュパープロほぼフルセット。

シュパーブプロ(最終型)には世界でも類を見ない特徴があり、それはブレーキアーチへのバネ内蔵。スッキリしていてチャーミングです。そのブレーキをスポルティフ(泥除付)に使いたいというのが私のオーダー。しかし、シュパーブプロにはショートアーチしかないので、泥除けのためのクリアランスをとるために、ブレーキシューがアーチ穴の一番下になるようにフレームをつくってくれたのでした。(せっかくのブレーキがリフレクターのために全部写っていませんが)

サンツアーシュパーブほぼフルセットのスポルティフ
リクセンカウルのバックの取り付け部分がほつれてしまい、下向きになっているのが残念。今日のコースでしたらシュパーブの38×23の最大ローでも全然問題なく、気持ち良く走れました。最近、軽いギヤで走ることに慣れてしまっているけれど、かつてのロードレーサーギヤ比で走るのも、脚に刺激があって良いものだと思いました。(おしまい)