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北条町駅から智頭町、香住へ(2012/11)2016/06/03

2012年の11月、北条町から中国道に沿って走り、福崎、安富、山崎、平福、大原、智頭、若桜とシックな町並を通って日本海側の香住駅まで走りました。

月に一度鳥取に帰省しているのですが、その時中国道から見える道路を自転車で走ってみたいと常々思っていたのと、沿線には民俗学の柳田國男の生家がある福崎、木材の集散地の山崎、参勤交代の宿場町だった平福や大原、山林地主の町である智頭、若桜鉄道の若桜など、渋い町が連なっており、いつもはクルマで素通りしていたところを、きちんと見たいと思ったのでした。

福崎町:柳田國男の生家
写真:福崎町:柳田國男の生家
柳田はこの家のことを「日本で一番小さい家」と記しているが、もっと小さい家は沢山ある。当時、東京帝国大学に進学した人の中では、「日本で一番小さい家」ということではなかろうか。

鳥取道と智頭急行との交差
写真:鳥取自動車道と智頭急行とクロスする

宿場町 大原
写真:宿場町 大原 鳥取藩が参勤交代に使った因幡街道。

【峠】 うすづく峠(197m)、安志峠(あんじとうげ:156m)、切窓峠(きりまどとうげ:269m)、八重谷峠(やえだにとうげ:247m)、寺坂峠(てらさかとうげ:314m)、木地山峠(きぢやまとうげ:727m)、右手峠(うてとうげ:631m)
【自転車】 グランボア700Cデモンタブル
【行程】
◎2012/11/24
京都=(輪行)=北条鉄道北条町駅9:15~10:30中国道加西SA横~10:50福崎:柳田國男生家~11:17福崎駅~12:17安志峠~12:40山崎町内13:07~13:33切窓峠~13:45八重谷峠~14:10寺坂峠~14:30平福~15:25兵庫岡山県境~15:40智頭急行宮本武蔵駅~15:50大原~16:25西粟倉村~17:17木地山峠~18:12右手峠~18:47智頭町(林新館 泊)
◎11/25
8:00智頭町8:52~9:20板井原トンネル~9:40板井原~10:23用瀬町赤波~10:37まぢトンネル~10:50八頭町船岡~11:00隼駅11:17~12:12若桜12:45~13:40舂米~14:20兵庫県境~14:52香美町秋岡~15:15国道9号和田交差点~16:11香住駅=(輪行)=京都
北条から香住
 ☆ルートラボで詳しくルートを見る

【メモ】
・山崎や大原など、自動車道やバイパスを走っていたのではわからない、渋い素敵な町並が堂々と存在している。
・志戸坂峠のトンネルを通るのが嫌なので、木地山峠と右手峠を通って岡山-鳥取県境を越えようとしたところ、途中で日が暮れてしまった。ガスの中も走ったが、その際はLEDの光は拡散して役にたたなかった。昔からのナショナルの探険ライト(豆電球)だとガスの中でも光が地面に届いた。
・右手峠の道を真っ暗な中走っていると、時々サーチライトで照らされたようなまぶしさを感じることがあった。何かと思えば、樹木の間から差し込む満月の光だった。月明かりがあんなに明るいものだと、初めて知った。
てっきり民家があってその光かと思ったら、それは月光。
・柳田國男生家、宮本武蔵誕生の地、平福宿、大原宿、智頭の山林地主の家、西口克己映画監督記念館、隼駅と若桜駅の鉄道施設展示、など見どころ満載であった。有名な観光地はひとつも無いけれど。

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